4月7日、現代教養学科は、上級生主催の新入生懇談会を行いました。
懇談会は例年、新入生と上級生、教員がグループごとにテーブルを囲み、昼食を共にしながら歓談するというスタイルをとっていましたが、今年はあいにく、新型コロナウイルス感染防止のために、飲食なしで、時間を短縮しての開催となりました。
しかし、そのような物理的な制約があるなかであっても、企画内容は充実したもので、主催した上級生はもちろんのこと、参加した新入生には終始笑顔が見られました(言わずもがな、学科教員、職員も楽しみました!)。
今年の懇談会では、4つのプログラムが進められました。
一つ目の「プロジェクト紹介」では、上級生が実際に取り組んでいるプロジェクトが紹介されました。具体的には、昭和女子大学とテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)による共同プロジェクトで、食を通じた異文化交流に取り組む「世界食堂」と、世田谷区内の農園に伺い農作物の収穫や援農を行う「SWU Agri-Girls」が取り上げられました。
二つ目は、学寮研修の内容紹介を中心とした「行事紹介」でした。例年3泊4日で行われる学寮研修での各場面(ワークショップ、労作奉仕、灯の集い、就寝前の各部屋での楽しいおしゃべり?)が画像で示されるとともに、昨年コロナ禍で行われたオンライン学寮についても報告されました。
三つ目の「教員紹介」では、学科教員を野生動物に例え上級生が動物探検に繰り出すというストーリー仕立てのプレゼン「Teachers Cruise」が披露されました。学科教員は、上級生による親しみとユーモアのある説明によって、みな野生動物になってしまいました…フクロウ、リス、カンガルー、ツル、馬、シマウマ、キリン、羊、コアラ、そしてライオン…だれがいずれの動物であるか想像してみてください。
そして四つ目として、新入生に事前に質問の募集をなげかけ上級生がその質問に回答するという企画「1年生から上級生への質問」が行われました。質問内容は、授業や大学生活、部活・サークル、アルバイト等多岐にわたっていました。
閉会後には、新入生の多くが、大学や学科、サークル、プロジェクト活動等について、上級生に質問をしていました。
新入生のみなさん、学生としての立場を最大限に活かして、充実した大学生活を送ってくださいね。
最後に、様々な制約があるなかで、準備と当日の運営に尽力し、見事に今年の懇談会を成功に導いた上級生のみなさんに感謝の言葉を送りたいと思います。
ありがとうございました!
現代教養学科
教員 八木