【志摩ゼミ】ゼミ三期生によるイラン便り [2021年07月26日(月)]

みなさんこんにちは!志摩ゼミ4年の白谷です。

7月1日、イランの首都テヘランに在住の志摩ゼミ3期生 井関未央さんにzoomでお話を伺いました。イランでの生活について、沢山の貴重なお話を聞くことができました。私たちはコロナ禍で対面とオンラインでの参加となりました。

イランは日本から約7500km離れたところにある中東の国です。

イランというと、アメリカとの関係性が注目されることが多いと思います。

その原点は1979年のイラン・イスラム革命だと言われています。そしてその同年に起こった大使館人質事件により、確執は深まることとなりました。

そのためイランにはマクドナルドやスターバックスなどのアメリカ資本のお店がありません。また、クレジットカードの利用や国際送金もできないそうです。インターネットは基本的に利用できるのですが、状況により一時的にInstagramや Twitter、LINEなどへのアクセスが遮断されたことがあったそうです。このようなことから国民はこの状況についてどう見ているのか気になりましたが、意外と反米意識のある人は少なく、むしろ憧れを抱く人もいるようです。

イランの衣服といえば、女性が着用しているヒジャブが有名だと思います。イランでは国籍や宗教に関わらず、女性は肌を隠さなくてはなりません。そのため空港に到着するとすぐに服装を変える必要があったそうです。ヒジャブを着る生活は、最初は慣れず少し大変だったけれど、段々と慣れてきて気にならなくなったと話してくださりました。テヘラン暮らしも2年になる今では、ヒジャブをいろいろ購入してみるようになったそうです。街にはお洒落なヒジャブを売っているお店もあるようで、様々な制約がある中でもおしゃれを楽しみたい女性の気持ちが伝わりました。

イランの料理というと、スパイスを使った料理が豊富なイメージがあります。イランでは、伝統的なイラン料理を継承していくことを大切にしており、アレンジレシピには少々否定的なようです。食には保守的であることが伺えましたが、その一方で日本でも人気のデリバリーがイランでも流行しているようです。またハンバーガー屋やカフェなども多くあり、お洒落なお店も多くあるそうで、思わず美味しそうと思ってしまいました。

お話を伺うまでは、イランでの生活はいったいどのようなものなのか想像がつきにくかったですが、そこに住むイランの人々についても話してくださりました。中でもふらっと歩いていたら近くのベンチでパーティーをしていた2人と目が合い、一緒にケーキを食べようと誘ってくれたというエピソードが印象的でした。日本ではなかなか味わえない経験ですね。

また井関さんには双子のお子さんがおり、子育てに関しても聞くことができました。イランでは子どもが好きな方が多いようで、お子さんと一緒に出かけると声をかけられて一緒に写真を撮るといったこともあったそうです。この他にもイランの方のあたたかさがよく伝わるエピソードが盛りだくさんでした。

お話の中で興味深かったのは、行く前と後でギャップがある国だとイランに行く前に聞いていたけれど、まさにそうだったと仰っていたことです。私自身もお話を伺うまではイランについての知識は全くと言っていいほどありませんでした。しかし、今回オンラインでお話を伺い、イランという国へのイメージがガラリと変わり、関心も高まりました。日本のドラマや映画が人気であったり、日本と同じく干支の文化があったりと、イランという国が少し身近に感じられるようになりました。

コロナウイルスが終息したら、いつかは絶対に訪れてみたい国のひとつになりました。井関さんが帰国されたら、さらにお話をお伺いしてみたいと思います。