こんにちは。現代教養学科3年の佐藤です。
学内の藤の花が見ごろを迎え、4月とは思えない暑さの中、2022年度「社会調査研修B」の授業がスタートしました。
今年度の東京社会調査研修では、「まちのアイデンティティの源流を辿る~江戸から東京へ受け継がれきたもの・失われゆくもの~」をテーマに、まちのアイデンティティとは何か、その源流はどこにあるのかを探求していきます。
まちあるきやゲスト講義、ワークショップを通して、建造物や景観が都市空間に与える影響を検討するとともに、そのような物質的存在に依らない、まちに住む人々・訪れる人々の日々の営みを通じて蓄積され・継承されていくアイデンティティの有様について考察します。
4月26日の第2回の授業では、まず、まちあるきの心得やフィールドノートの書き方について学びました。
「時間厳守」や「静かに一列で歩く」などの基本的なことから、メモを取るときのポイントまで、まちあるき経験の豊富な先生方にさまざまな視点からのポイントを教えていただきました。
まちあるきでは写真を撮って記録することが重要になります。そこで、位置情報をオンにしておくと写真がどこで撮られたのかをすぐに把握することができて便利なのだそうです。わたしはいつも位置情報をオフにしていたので、これから写真を撮る際はオンにしておきたいと思います!
その後は、文献調査班・データ班・広報班に分かれてグループワークを行いました。
文献調査班は、これからまちあるきをするエリアの基本情報や歴史、文化などについて事前に調査し、レジュメを作成します。
今回は、図書館や行政などの文献やデータを活用して、次回まちあるきをする「滝野川~王子」エリアについて資料収集を行っています。
データ班は、社会調査研修のメンバーそれぞれのフィールドノートを収集・整理する班です。この授業ではSlackというアプリで情報共有をしています。まだ使い慣れていない私たちにとって、Slackで情報を共有し合うことは難しい点でもあります。
今回は、それを活用して、今後どのように情報共有を行っていくのかについて意見を出し合いました。
そして、わたしたち広報班は、これから活動の様子をブログで随時報告していきます!
次回はいよいよ第1回のフィールドワーク。王子・滝野川エリアを歩いてきます。お天気に恵まれますように!
(記事:3年 佐藤)