【授業紹介・メディア・コミュニケーション論】Google出身の金谷武明さんがご講演

現代教養学科教員の村井です。

私が担当する授業「メディア・コミュニケーション論」で、7月7日(金)、5月31日にGoogleを退職され、ご自身の会社を設立した金谷武明さん(現・株式会社Digital Evangelist代表)が講演してくださいました。
ご講演内容は、インターネットが社会をどう変えてきたか、今後どう変えていくのか、インターネットに関わる仕事、自らの就職活動についてなど、盛りだくさんの内容でした。受講した学生たちの感想を紹介します。

 

(4年生)
インターネットが社会をどう変えていくのかのお話で、スポーツ観戦や国境を越えた人との会話の場で、今後はリアルとバーチャルの差がなくなって楽しめるという話が特に印象的だった。

(2年生)
「この中にいるほとんどの人がインターネットに関わる仕事に就く」という言葉が印象的だった。技術者ではなくても、誰しもが仕事でインターネットを活用する時代になっていることを実感した。

(2年生)
Google のTrust & Safetyの話が特に印象的でした。世界的な企業であるGoogleは、世界の文化や価値観の違いを尊重・理解しながらポリシーを設定し、実施する必要があり、世界的に信頼を獲得しなければならないことはとても難しいことだと考えました。また、Googleほどの大きな企業であればもうすでにビジネスとして完成していると感じていましたが、時代の変化に伴って更なる進化を遂げていることに驚きました。

(3年生)
特に印象的だった話は、Generative AIの話です。金谷さんが試しに出してみたという講義案も具体的で私が想像していた以上にChatGPTが詳しく答えていたので驚きました。金谷さんがChatGPTを使いこなしたほうが良いとおっしゃっているのを聞いて、これを機に私も試しにChatGPTを使ってみます。

(2年生)
金谷さんのGoogle社の面接の話で、日本における就職活動の正装といったら黒髪でスーツといった一通りの外見のイメージがありますが、その概念を壊すようにGoogle社では面接でも自由を重んじて表面ではなく内面をみるという姿勢に感動しました。

(2年生)
印象的だったのは金谷さんの経歴。ソニー・コンピュータエンタテインメントやGoogleを渡り歩いて、起業をしていることに人生の可能性を感じた。未来のインターネットのお話で、スポーツ観戦の仕方が変わると言っていたが、良くなることの方が多いと予想されるがどんな問題が生じるのか深く考えてみたい。

金谷さん、貴重なお話をありがとうございました。

 

 

現代教養学科教員 村井明日香