皆さん、こんにちは!5回続いてきたシンガポール国際社会調査研修のブログ報告も今回が最終回です。今回は、11月11・12日に開催された本学の秋桜祭での活動についてご報告します!
2023年8月27日から31日の5日間、【国際社会調査研修】を履修している4年生3人、3年生6人、2年生11人の総勢20人の学生と、シム先生と申先生、スペシャルゲストの他大学の先生方とシンガポールに研修に行ってきました。
その5日間の研修成果をお届けすべく、私たちはパネル展示と「WaiGaya Sancha」に参加しました!まずは、シンガポール研修の報告展示ブースの様子をお伝えしますね!
11月11・12日の2日間を通し、195人の方々に私たちの研修成果が紹介されているパネルを見ていただきました。ご来場いただきました皆様、ありがとうございました!
「ジェンダー」「教育」「メディア」「宗教文化」の4つのテーマと、研修中の写真でパネルを作成しました。実際に訪れた場所の紹介から、シンガポールの街を歩く中で見つけたものまで、各班のメンバー独自の視点から考察したものを記載しています!
ご来場の皆様から、研修や展示内容について、多くのご質問をいただきました!また、過去にシンガポールに行ったことのある方々もご来場くださり、当時のご経験やご感想などの生の意見や、過去と現在のシンガポールの違いについても一緒にお話することができ、とても貴重な体験となりました。改めて、展示ブースまで足を運んでくださった皆様、ありがとうございました!
現在、私たちは紙媒体での報告書を制作しており、今回秋桜祭にて展示したグループ毎のページはもちろん、学生個人個人が自由なテーマで作成したページ、シンガポールで起こったハプニングが載ったページなど、より多くの情報が記載してあります!報告書が完成後、オープンキャンパスなどのイベントで展示をいたしますので、皆様も是非、お手にとってご覧いただけると幸いです! (2年・石津)
ここからは、秋桜祭2日目の11月12日にコスモスホールにて開催された「WaiGaya Sancha」についてもご報告します!
研修生の5名で、本学のキャンパス内にあるTUJ(テンプル大学ジャパンキャンパス)とのコラボ企画「WaiGaya Sancha」に参加しました。このイベントでは、多様性をテーマに、英語と日本語でプレゼンテーションを行いました。私たちのテーマはもちろん、シンガポールの多様性についてでした。発表を通して、更にシンガポールの多民族・多文化共生について深く考察できたことは言うまでもありません。
ブログをご覧の皆様にも私たちの発表のほんの一部をお見せしますね!
タイトルは「アラマ!シンガポール」。「アラマ」はシンガポールの言葉で、「オーマイガー!」と似た意味を持っています。日本語の「あらま」とも似た意味で面白いですね。
私たちは食文化、宗教、住環境、メディアの4つの分野からシンガポールの民族多様性の保護の取り組みについて考えました。
<食文化>
多様な民族文化によって成り立つシンガポールの食文化。ホーカーセンター(フードコートのようなもの)では多民族への工夫や配慮が見つかりました。
<宗教>
宗教に関連した祝日を見ると、シンガポール宗教の多様さがわかります。特にシンガポールの法律で定められている新年の祝日はなんと4つもあります!
<住環境>
約80%のシンガポール人が住む公営団地(HDB)での多民族共生を促す民族融和政策も取り上げました。それぞれの民族の独自性を保ちながら、日常で民族の結束を高め、多民族尊重の意識を育む住環境が整っています。
<メディア>
シンガポールを代表するメディアグループSingapore Press Holdings Mediaでは少数派民族を取り残さないために、多言語での新聞発行、民族に偏りのない記事の掲載や写真の選出などを行っています!
<まとめ>
小さな工夫を積み重ねていけば、異なる文化、宗教、民族の共生ができるとわかりました。今後日本は独自の文化を守りつつも、日本社会における民族多様化に対してどう取り組むべきか、あなたはどう思いますか?
以上が発表の要約です。
先生方や発表チームメンバーの力で、何度もミーティングを重ねてシンガポール研修の学びを深め、充実した発表ができました。TUJ学生の他チームのハイレベルな英語・プレゼンテーションと並んでの発表は、イベント自体が多様性に満ちたことを表しており、実に貴重な学習の場でもありました。「Waigaya Sancha」に関わっていただいた皆様、ありがとうございます! (2年・市角、片桐、木村、三浦、3年・松田)
秋桜祭にご来場いただきました皆様、秋桜祭はお楽しみいただけましたでしょうか?
秋桜祭でのシンガポール研修の成果発表の様子については以上となります!国際社会調査研修シンガポール編のブログシリーズを最後の最後までご清覧いただき、ありがとうございました!
Thank You、谢谢、Terima Kasih、நன்றி!ありがとうございました!