【望秀学寮研修_2日目後半、3日目】昨年度の学寮研修を踏まえて成長できた3日間

*昭和女子大学現代教養学科では、1・3年生合同、2年生のそれぞれで東明学林/望秀海浜学寮という大学の学寮施設を訪れる研修を行います。本記事は2年生の記事 第二弾です!

こんにちは、CLA Reporters & Magazineです!私たち現代教養学科2年生121人は、6月4日(火)から6月6日(木)に、千葉県館山市にある望秀海浜学寮で学寮研修を行いました。今年の2年生の学寮研修のテーマは、「クローズアップ」です。このテーマには、今までマクロな視点で見ていたことをクローズアップして見つめなおしてみることや、共同生活やレクリエーションを通して仲間の新たな一面を発見し、新たな視点から問題に取り組む、という思いが込められています。

1日目と2日目前半の様子はこちらからご覧いただけます。
本記事は2日目後半の内容となります。

<学寮2日目(後半)、3日目>
グループワーク後は、望秀海浜学寮内にある体育館で「大縄」「風船バレー」「しっぽ取り」の3種目のレクリエーションが行われました。だんだんと学生同士の距離が縮まるような順番に工夫がされており、実際に距離が縮まることで打ち解けていく様子が各所で見られました。学びと遊びを両立する現代教養学科らしさがあらわれたプログラムだと思いました。

 

 

○大縄跳び
ランダムに組まれた4グループで勝負を行いました。はじめはタイミングが揃わず、連続で跳ぶことができませんでしたが、練習を重ねるにつれて連続で跳ぶことができたグループもありました。学生からは「思ったよりも跳べなかった」との声もあがっていましたが、タイミングを合わせるために声を掛け合いながら挑む姿が見られました。

 

 

○風船バレー
4個の風船を使い、相手のコートに落とすというゲームです。

 

 

2試合目からは、全員が楽しめるように風船の代わりに1つのバレーボールに変更しました。どの試合もコートにいる全員がボールを落とさないようにプレーをしていました。

 

 

○しっぽ取り
レクリエーションの中で一番の盛り上がりを見せた競技でした。どの試合も、しっぽを取るか取らないかの駆け引きや、全力の追いかけっこなど、それぞれの個性が見えるような白熱したものでした。

このように学年揃って身体を動かす機会があまりない大学生活ですが、今回のレクリエーションを通して新たな交流が生まれました。自然と笑顔が溢れる、とても楽しい時間になりました。(石井)

最終日の3日目は全員で清掃を行いました。学寮は、昭和女子大学の全学部・学科の1〜3年生が使用するため、次に使う学科と施設に感謝の気持ちを込めて清掃活動を行っています。
清掃係を中心に、学生全員で部屋ごとに分担された場所を清掃しました。

 

食堂の清掃では、椅子の裏の埃まで一つ一つ丁寧に掃除しました。

 

使用頻度が高い食堂の清掃人数が不足してしまうことがありましたが、学寮委員の呼びかけで担当以外の学生も集まり、協力して清掃を終えることができました。

 

三日間を過ごした望秀学寮の外観。海の見える自然あふれる環境でした。

 

今回の学寮研修を通じて、海洋環境問題に様々な視点から触れることができました。環境問題という大きな課題から、海のプラスチック問題にクローズアップし、実際にビーチクリーニングを体験することにより、環境課題を自分事化し考えるきっかけになりました。また、同級生の仲間の真剣に課題に向き合う表情や、レクリエーションを楽しむ笑顔など、普段の授業ではあまり見ることが出来ない表情を見ることができました。(山岡)

 

食事の時に学寮委員からのアナウンスがありました。

 

学寮研修後、3日間に渡る学寮研修を企画・運営した学寮委員にお話を伺いました。

初めての2年生だけでの学寮研修ということで、計画段階から大変なことが多々ありましたが、結果として充実した3日間を過ごすことが出来ました。
1日目のマクセル アクアパーク品川では、生物の命のために環境を守っていくことの大切さを学びました。
2日目のビーチクリーニングで海洋ごみの現状を知り、それを踏まえてグループで改善策を話し合うことで、海洋汚染問題を自分事として捉えることができたと思います。同じく2日目のレクリエーションでは、普段は関わることのない学生と競技に挑み、普通の大学生活ではなかなか機会のない「学科のみんなでの思い出」を作ることができました。
この3日目で得た学びや学生同士の繋がりを、充実した大学生活を送るために活かしていきたいです。

 

望秀海浜学寮からの夕日

 

最後に、計画段階から支えてくださった学科の先生方、助手の皆様、3日間暖かくサポートしてくださった望秀海浜学寮の職員の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。