7月17日水曜日に、ゼミの時間を使って、地下鉄メトロ南北線・本駒込駅を降りて、徒歩10分ほどのところにある「こまじいのうち」(現、NPO法人居場所コム)に視察に行ってきました。
https://www.ibasho-com.org/komajii/
「こまじいのうち」は、2013年に、東京都文京区本駒込に2013年にオープンしました。懐かしい昭和の雰囲気あふれる民家を改装して、地域みんなの「居間」あるいは「居場所」であります。「もてあましていた空き家を地域の人みんなに活用してほしい」という一人の思いが、赤ちゃんからお年寄りまで、地域のみんながゆるくつながり、気軽に憩える「居場所」の実現につながりました。古市自身も、10以上にわたり、お世話になっている場所です。
これから、ゼミで、「地域コミュニティ」を研究していくうえで、まず、ぜひとも、この活動を見知ってもらいたいという思いで、学生を連れて出かけました。
3年ゼミ・竹下さん
戦略があってここまで大きくなったのではなく、地域の方の提案でプログラムを作ったり、プログラム表を改善したりしていて住民が作り上げている理想的な事例であり、人と人が繋がる活動で素敵だと思った。
3年ゼミ・佐藤さん
実際に行って、見て、お話を聞かせていただくことで、新しく知ることが多く、大変有意義な時間になった。私たち大学生のような、若い世代の援助が想像以上に活動を支えていることを理解し、自分も身近な地域でこのような活動に参加出来るものがあれば積極的に参加したいと感じた。
3年ゼミ・倉橋さん
実際にこまじいのうちにお邪魔させていただいて、まず麻雀をやっている方の多さに驚いた。居場所を求めている人のニーズに合わせたプログラムがほぼボランティアで開催されていることから人の温かみを感じ、こんな居場所が時代に合わせて形を変えてもあり続けて欲しいと思った。
3年ゼミ・木内さん
実際にこまじいのうちを視察してみて、地域住民の大切な居場所として愛されていることがわかり、地域コミュニティとのつながりの重要性を強く感じた。今後は、地域イベントの企画や、地域住民が気軽に集まれる場の提供など、コミュニティの強化に向けた取り組みに携わってみたい。
3年ゼミ・赤羽根さん
多くの人がこまじいのうちのような居場所を必要としていることを実感した。人が集まる空間が好きなので、人の温かみを感じることができよかった。自分の住んでいる地域にこのようなコミュニティがあるのか気になった。このような活動に積極的に参加することで、地域のつながりを強め、自分自身も貢献できると感じた。
3年ゼミ・細川さん
「こまじいのうち」の立ち上げから今日に至るまでの過程や、様々な方と話し合いを重ねながらやりたいことを実現してきたことを知り、地域住民と共に誰もが心地よい居場所づくりを行ってきたことが感じられました。
3年ゼミ・生井さん
実際にこまじいのうちを訪れてみて、写真で見るより家みたいで居心地がいいなと感じ、誰でも行きやすい雰囲気が伝わった。利用する人たちの意見を取り入れ改善を重ねていることが、長く続いている理由だと思った。
3年ゼミ・長島さん
地域の人々に愛されている場所だと感じた。「ちょっと立ち寄ってお茶をするだけ」ということができる場所にとても魅力を感じた。また、この場所が多くの人々の拠り所となっているのは、多くの人々の協力によるものだと実感した。このような場所がもっと増えてほしいし、いつか自分自身もそのような場所を提供する側になってみたいと感じた。
暑い中、8名全員で視察に行くことができました、それぞれに、感じることがあったと思います。夏休みの読書も兼ねて、この経験を後期のゼミに活かしてください。
記事:古市