こんにちは!
現代教養学科・村井ゼミ3年の鹿内です。
12月18日(水)にゼミ活動の一環として、NHK放送センターを訪問しました。NHKの方々とお話しする機会をいただき、とても貴重な経験となりました。
今回は、プレゼンテーションとインタビューをしたときの様子をレポートします!
<プレゼンテーション>
「公共放送であるNHKならではの若い世代に刺さるコンテンツやサービスを考える」というテーマを設け、NHKの方々に提案させていただきました。プレゼンテーションをするにあたって、私たちは学生を対象にNHKに関するアンケートを実施しました。結果として、若い世代はNHKに対して「お堅いイメージ」を持っており、朝ドラがよく視聴されている傾向があることがわかりました。そこで、NHKに親しみやすさを持ってもらうため、「朝ドラ食堂フェス~あの味を、旅する気分で~」というイベントの企画を提案しました。
このイベントは、NHKの朝ドラとグルメフェスを融合させたものです。朝ドラは長年愛されているNHKの代表的な番組であり、食事シーンは何かと話題になります。また、グルメフェスが近年若者の間で流行っていることから、このイベントは若い世代に刺さると考えました。イベントを盛り上げるためのPR戦略も合わせて提案しました。
NHKの方からは、「食が地域や人々を繋げるきっかけであること」と「朝ドラが国民に愛されていること」に着目した点を評価していただきました。一方で、地域活性化に繋がる具体的な方法が不明確であるとの指摘も受けました。また、イベントが一過性のものでなく、持続的な取り組みとして展開することが重要であるとのアドバイスをいただきました。
<インタビュー>
NHKで教育番組の制作やイベント運営や教育番組制作に携わっている方々にインタビューさせていただき、テレビ業界のリアルやNHKの取り組みについて貴重なお話を伺いました。
特に印象的だったのは、NHKだからこそ地域課題に取り組むことができるという点です。実際に地方局に勤務していたときの経験を語ってくださったことから を受け、地域活性化や地域課題の解決は、利益を追求するだけでは実現できないと感じました。また、NHKが地域を繋ぐネットワークとなり得ることを感じ、テレビ離れが進んでいる中でも、テレビだからこそできることが多くあるのではないかと改めて考えさせられました。
今回は5名の学生を中心にプレゼンテーションを行ったのですが、初めは良いアイデアがなかなか浮かばず、難航していました。しかし、NHKについて調べたり、アンケート結果を基に考えることで、最終的には良いプレゼンテーションができたのではないかと感じています。また、NHKの方からフィードバックをいただき、自分たちでは気づけなかった点やプロの視点での考え方を学ぶことができました。インタビューの中でもたくさん貴重なお話を伺うことができました。この経験を今後に活かしていきたいと思います!
村井ゼミ3年・鹿内