【粕谷ゼミ】NO.3「三茶のやさしさ-喫茶JOY-③」

皆さんこんにちは!現代教養学科3年のるいです。

お待たせしました!ついに喫茶JOY最終回です!
これまで、喫茶JOYのやさしさとあたたかさについてお伝えしてきましたが、今回はお店の外。もっと広い“まち全体”にも広がる繋がりについてお話しします(^▽^)/

ポップが教えてくれるものの “出どころ”
喫茶JOYで販売されている可愛らしいお菓子や雑貨たち。よく見ると、それぞれに小さなポップがついているんです!

ポップには「用賀福祉作業所」「わくわく祖師谷」のようにどこで作られたものなのか示されていました。

気になってスタッフの方にいろいろな商品について質問していると、「せせせ」「はっぴぃハンドメイド」「世田谷みやげ」のパンフレットやカードをいただけました!ありがとうございます!!

世田谷生まれの “せせせ”

いただいた資料の中にあった「せせせ」。これは一体なんだろう?

「せせせ」とは、マガジンハウスが運営するクリエイティブハウス〈こここ〉と世田谷区による魅力発信プロジェクトです。福祉に抱かれがちなイメージを超えてモノゴトを届けるための魅力発信に取り組んでいます!

お菓子や雑貨、アクセサリーなど様々なものを手作りしている「せせせ」。どれも丁寧に作られているのがホームページを眺めているだけでも伝わってきます。喫茶JOYでは、世田谷産夏みかんを使ったマーマレードのジャムトーストもメニューにありました!次に行ったときは、ぜひこのトーストを食べてみたいです(^-^)

いつでもそばに “インターネットショッピング”

「せせせ」のなかでも、“手しごと”をテーマにしたブランドが「はっぴぃハンドメイド」。区内の福祉事業所で、障害のある方がひとつひとつ丁寧につくっています。

私が購入したのはクッキーでしたが、雑貨も素敵なものがたくさんあって、特にポーチは使い勝手もよさそう!カタログには綺麗な刺繍が施されている商品も載っていて、カラフルな色合いから元気がもらえます!

しかも!これらの商品は「世田谷みやげ」にも認定されているんです!「世田谷みやげ」は、世田谷らしさや魅力がつまった商品を区が選んで認定する制度で、“せせせ”で作られたものが、地域ブランドとして紹介されています。店舗で購入するほかにインターネット上で購入することもできるので、なかなかお店まで行けない方にも手に取ってもらえるところが嬉しいポイントです!

世田谷にゆかりのある人はもちろん、地域の取り組みに興味を持ってくれた方にも知ってもらえるチャンスが広がっているんだね!
私たちにできること
今回、喫茶JOYに行ったことで、「福祉=特別な世界」ではないんだと実感しました。やさしい空気も、温かい商品も、ちゃんと「ここ」にある。
じゃあ、私たちにできることってなんだろう?
そんな一歩一歩が、つくる人と私たちのあいだを繋いでいく。“支援” でははなく “交流” のひとつの形なんだと思います。
まとめ

最後に。
喫茶JOYで過ごした時間は、おいしいごはんとやさしい温もり、そしてたくさんの“発見”に溢れていました。「福祉」って聞くと、ちょっと堅くて、自分とは遠い世界に感じるかもしれません。でも、喫茶JOYはそれをふわっと身近にしてくれる場所でした。まちに自然に溶け込んだカフェという形、自分のペースで働く人たちの姿、手作りの雑貨やお菓子の魅力。ひとつひとつが、わたしにとっては「知る」きっかけであり、「誰かとつながる」一歩だったように思います。

長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!

▼各パートを読み返したい方はこちら

1. 三茶のやさしさ見つけました。喫茶JOYでほっとひと息。
2.やさしさをカタチに。喫茶JOYと福祉のつながり。
3.まちとやさしさが手をつなぐ。~三軒茶屋~

 

(現代教養学科 るい)