こんにちは!CLA Reporters&Magazine、現代教養学科2年の四方結花と3年の北村夏妃です。
今回は私たちが受講している「広告文化論(広告コミュニケーション論)」(担当:見山謙一郎教授)について紹介します。この科目では、講義とグループワークの両方を通して、主に「広告が社会に対してどのような効果や影響を与えるか」について学びます。講義では、広告の第一線で活躍されている著名な方々から直接お話を伺う機会もあり、最終的には実際に企業の方からテーマをいただき、約1ヶ月の時間をかけて実際に広告制作に挑戦し、企業の方に対してプレゼンを行いました。
今年度は、楽天さんからテーマをいただき、7月31日に行われた「広告企画の最終プレゼン」には、楽天さんから9名もの方々にお越しいただきました。当日は学生たちの提案に対し、企業側の視点から様々なご意見や貴重なアドバイスを直接いただくことができ、とても有意義な学びの機会となりました。

企業を理解することからスタート
授業では、広告制作の前に楽天さんがどのような企業なのかを、社員の方から直接説明をしていただきました。楽天の企業理念は「イノベーションを通じて、 人々と社会をエンパワーメントすること」で、様々な社会問題に対して、常識にとらわれないサービスを提供することであることを知りました。また、70を超えるサービスを提供し、日常生活のあらゆるシーンを網羅する「楽天経済圏」を展開していることも理解できました。

今回は楽天さんが抱えている、「より多くの選択肢がある中で、高校生〜社会人の若年層に楽天を「自分向き」だと感じサービスを好きになってもらうには?」という課題に対して、私たちは女子大学生の視点を活かしながら広告制作にあたりました。楽天さんから与えられたお題は、「楽天を使ったことがない大学2、3年生をターゲットに、楽天を使ってみようと思えるような広告を作成すること」です。どのような広告形式でも、楽天のどのサービスにフォーカスしても良いということで、7つのグループに分かれてそれぞれ様々なアイディアを形にしていきました。
いざ、グループワークへ
私たちのグループでは、まず、楽天さんに対するイメージについて、楽天さんからの説明を聞いて感じたサービスの魅力について話し合いを始め、そこからコンセプトや実際の制作物の設定を考えていきました。
そして、「いつもの買い物が、一生の思い出に」というテーマで、楽天トラベルと楽天ポイントを組み合わせた広告を制作しました。グループでの話し合いでは、サービスごとに、親の影響を受けて選択するものと、自分の意思で選択するものがあるのではないかと話し合いました。結果として、楽天の強みである楽天ポイントと、旅行に行きたいという大学生の希望を合わせた広告案が完成しました。
また、現在の楽天トラベルの広告には、ターゲット層を絞った広告が少ないことにも着目し、大学生向けに広告感の少ないストーリー性のある広告を制作しました。(四方結花)

私のグループでは、楽天ポイントを中心とした楽天経済圏の強みに焦点を当てた「楽天ポイントを使ってオトクに海外旅行」というテーマで広告を制作しました。大学2、3年生は、夏休みなどに憧れていた海外旅行に行く人も多い年代だと考え、普段のポイ活が大きなご褒美になることや、金欠というところから楽天ポイントや楽天カード始めてみるといったストーリー性や共感性を大事にしました。そして、ターゲット層の中の流行りである「セットログ」(韓国発の日常記録アプリ)を広告に取り入れ、普段の日常に楽天を組み込むことで「広告感をなくす」工夫を行いました。(北村夏妃)

授業の感想
広告制作に向けた企業分析を行う中で、多くの疑問を持つことができました。本授業では、課題に対して「なぜ?」という視点を持つことが重要視されています。今回は、楽天さんの実際のサービス内容や企業理念と、自分が元々持っていたイメージとの乖離に着目し、そこに需要のヒントを見出して広告制作を行いました。
また、グループワークでは、唯一の2年生(最年少)という立場で緊張もありましたが、先輩方が私の意見を細かく拾って深めてくださり、非常に充実した時間を過ごせました。
最終発表の際には、楽天の社員の方々から広告のテーマや内容に対して詳細なフィードバックをいただき、貴重な学びを得ることができました。
楽天の皆様、本当にありがとうございました。(四方結花)
広告制作をする機会はこれまでの経験でなく、とても貴重な経験でした。広告をつくる楽しさと、どのような情報をどのような形で届けるのが1番ターゲットに効果的に伝わるのか、思考する難しさを経験することができました。また、広告を制作するには、企業の理念や歴史、その企業について深く理解して、その上でターゲットに合わせたアプローチをしていくという広告制作のプロセスもこの講義を通して学ぶことができました。思考のプロセスや制作物に対して実際にの 社員の方からフィードバックをいただけたことも今後の自信になりました。楽天の皆様、お忙しい中私たち学生のために本当にありがとうございました。(北村夏妃)
楽天さんから学生へのメッセージ
昨年に続き、本年も貴重な機会をいただきありがとうございました。去年の皆さんの作品を拝見して勉強になっただけでなく、その自由な発想に純粋にワクワクしたことを鮮明に覚えていたので、今年はどんなアイデアが出てくるのか…と勝手ながらハードルが上がった状態で最終プレゼンにお邪魔しましたが、予想以上のクオリティに驚きました。また、その作品に至るまでのストーリーや、作品を受け取った方にどんな感情・メッセージを残したいのかを、企業理念からさかのぼって考えてくださったことも大変ありがたく、刺激をいただきました。なにより、限られた時間の中で皆さんなりに楽天のことを一生懸命に理解し、議論し、制作というプロセスを踏んでご提案いただけたことを心から感謝しております。いただいたアイデアをどう活かしていけるのか、早速議論しておりますので、形になった際はまたご報告させてください!今回はありがとうございました。(楽天グループ株式会社 川上和香奈)
この度は広告の制作ありがとうございました。大学生の視点でどのような広告だったら楽天を使いたいと感じるかを形にしていただけたことで、若年層をターゲットとする際のアイデアを得ることができました。印象的だったのは、どのチームもメリットだけのメッセージではなく、使うことで何を得られるのか、何を実現できるのかを合わせて伝えていることで、サービスを使うことの付加価値も伝えることが重要であると分かりました。制作物の質も高く、内容の意図も合わせて発表していただけたことで、若年層について考える際の考え方を学ぶことができました。ぜひ、今回学ばせていただいたことを今後社内で共有し、形にしていきたいと思います。
改めまして、今回はこのような貴重な機会をいただきありがとうございました。(楽天グループ株式会社 青山緩南)