今年のクリスマスツリーは

 もう12月を迎え、あと2週間で冬期休暇に入ります。今年の冬は雪があまり多くなさそうだと聞いていますが、東京はホワイト・クリスマスになるのでしょうか。ところで、昨年まで本学ではこの時期になると3号館前のヒマラヤスギに色とりどりの電飾をつけて、クリスマスツリーに仕立てました。


(2017年12月8日のプログから)

 

 今年は残念ながら、10月の台風でヒマラヤスギのてっぺんが少し折れてしまったため、ツリーの電飾が出来なくなりました。その代わり今年から、現代風のツリーがキャンパスにお目見えしています。

 

 新しいロータリーの中央のユリノキが、雪のように輝く電飾で飾られています。正門からキャンパスを覗くと、ちょっとツリーが遠くになりましたが、手前のブルーの光とマッチして、白く輝く中央の木がとても素敵です。

 

 クリスマスと言えば、日本の子どもたちはサンタクロースがプレゼントをくれるのを楽しみにしているのではないでしょうか。世界中の子どもたちが日本の子どもたちと同じように、サンタクロースからのプレゼントを楽しみにしているものとばかり思っていたのですが、最近、クリスマスにサンタクロースが来ない地域があることを知りました。オーストリアやドイツの南の地域、スイス、オランダなどの家庭では、クリスマス・イブの24日になると飾り付けを終えたクリスマスツリーのローソクに灯が付けられ、チリンチリンとベルが鳴り、お父さん、お母さんが子ども達に、「おや?何か音がしたけれどあの部屋に入ってみましょうか」「イエスキリストがいらしたのかな?」と言ってその部屋に一緒に入ると、ツリーがきれいに飾られていて、その下にプレゼントが置かれているというのが一般的とか。子どもたちは「イエス様がプレゼントを持ってきてくださった!」と喜ぶのだそうです。クリスマスプレゼントをくださるのは、サンタクロースではなくイエス様なのですね。誰がくださるにしても、特に子ども達にとっては、クリスマスプレゼントは嬉しいものですよね。
 今年の昭和の新しいクリスマスツリー、皆さんもどうぞお楽しみください。