管理栄養学科の留学 -「管理栄養士資格」と「留学でのグローバル体験」の両方を実現

今回は管理栄養学科の学生が参加している留学プログラムをご紹介します。
多くの管理栄養士養成校では、資格関連科目の講義や実験・実習が多く、カリキュラム上、留学が難しいのが現状です。しかし、本学科では
 (1) 昭和女子大学が、ボストンにキャンパス(昭和ボストン)を持つこと
 (2) 大学全体の留学サポート体制が充実していること
 (3) 多様で実践的な留学プログラムが提供されていること
などを理由に、多くの学生が「管理栄養士の国家
資格取得」と「留学でのグローバル体験」の両立を実現しています。

主なプログラム紹介
❶ 春季アメリカ栄養士研修(春休み2週間・昭和ボストン)

米国の栄養士の実情や食・健康事情を短期間で学ぶプログラムです。
専門英語の授業に加え、現地の大学や食品関連施設を訪問し、アメリカにおける栄養士の役割や食文化を学びます。日本との考え方の違いを理解し、国際的視野を持つ管理栄養士を目指します。NYオプショナルツアーも人気です。
 管理栄養学科 参加者の体験談 動画👉YouTube
ニット帽は左から、 ボストン・ブルーインズ、ボストン・セルティックス、ボストン・レッドソックス

❷ ボストンサマーセッション(夏休み4週間・昭和ボストン)

「英語+専門分野」を“英語で”学ぶ4週間の集中プログラムです。
午前はレベル別クラスで英語を学び、午後は「フードマネジメント」や「ホスピタリティー」などのフォーカスグループに分かれて、専門授業やフィールドトリップに参加します。日本語サポートもあるため、英語が苦手でも安心して参加できます。
NYオプショナルツアーも楽しみのひとつです。

❸ ボストンセメスタープログラム(3年後期・15週間・昭和ボストン)

「英語スキル」と「食・健康の専門的理解」をじっくり経験的に学ぶ留学です。
少人数制クラスで英語やアメリカ文化を学びながら、興味に応じて選択科目を履修します。授業は教室だけでなく、フィールドトリップやプロジェクト活動など、体験的な学びも豊富です。
管理栄養学科の学生は、「U.S. Food Culture and Production」などの科目を履修することが可能で、アメリカの食習慣の特徴、移民による食習慣への影響、食品の入手先、他国の食習慣との違いなど、アメリカの食文化の背景と近年の傾向について実践的な知識を身につけていきます。

 

❹ ヨーロッパガストロノミー研修(春休み10日間・パリ留学)

ル・コルドン・ブルー・パリ校でフランス料理・菓子・パン作りを体験的に学ぶ研修です。
午前中は自由行動でパリ観光を満喫し、午後は本格的な調理実習を体験します。
フランスの料理文化や技術を学びながら、おしゃれなパリの街と食を楽しむことが出来る、大人気プログラムです。

❺ 認定留学(海外大学への長期留学)

海外大学で1学期~1学年間留学する「認定留学」という制度があります。また、海外へ渡航するだけでなく、昭和女子大学と敷地を共有するテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)で米国式授業を英語で履修することも可能です。管理栄養学科の学生の中には海外大学への認定留学やTUJでの授業履修に挑戦する学生もいます。
 ※この場合は、4年間で卒業が出来ないことがあります。

 長期留学後、テンプル大学(TUJ:Temple University, Japan Campus)にて学んだ管理栄養学科の学生体験談 👉こちら

本学科から上記プログラムを利用して留学する学生は、1~4年生(約280名在籍)の内、年間35名から多い年で50名程度います。本学科の多くの学生さんが、留学を4年間の中で経験していることが分かります。
このように、本学科では「管理栄養士資格」と「留学でのグローバル体験」の両方を実現する学生がたくさんいます。

 
各プログラムの様子や最新情報は、以下のリンクからご覧いただけます。
管理栄養学科の留学プログラム参加の様子など
 👉 ブログ【管理×グローバル】からもご覧いただけます。
●昭和女子大学 国際交流・海外留学・昭和ボストン 👉こちら    
昭和ボストンの留学プログラム 👉こちら
●ボストンサマーセッション(管理栄養学科 N.Rさん)体験記 👉こちら