第4期生・ソウル女子大学留学便り~4月編~

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下記は学生の留学体験談です。

<一番大変な授業は何ですか>
 読みの授業が大変です。日本語でいう‘国語’のような内容を勉強します。
私は日本でも国語や現代文の授業が苦手だった為、今とても苦労しています。
読みの授業では日本でもあまり深く考えたことのない話がたくさん出てきます。科学技術や社会問題など、話は様々でその文章から学ぶこと、知ることもたくさんあります。もちろん文章中にはわからない難しい単語もたくさん出てきます。日本語でも使ったことのないような単語も多々あるのでそのようなときには日本語でその単語の説明を書くのではなく韓国語で単語の説明を横に書いておいたりします。
難しいですが、毎回話題について友達や先生と考え、話し合う時間がとても有意義で、楽しいです。

<寮・ホームステイ先で楽しいことは何ですか>
 友達と話すことです。寮にはロビーや小さい個室があり、そこでよく友達と食べ物を頼んで食べながら話をしたり、DVDを見ています。他国の友達は正直で、日本の友達とは話さないようこともたくさん話してくれますし、なによりも韓国語を使って話すことが楽しいです。他国の友達も私も、お互い韓国語は第二外国語であり、限界があることは分かっていますが韓国語を使って話題を共有し合い、盛り上がったり真剣に話したりできていることが未だに不思議で、楽しくもあります。第二言語を使って意思疎通ができ、それを通して友達とより近くなった気もします。

<清明節・労働節はどのように過ごしましたか>
 今月は文化体験に行ってきました。韓国の伝統楽器、ジン・ケンガリ・チャング・プクを用いた韓国の現代音楽、サムルノリ(사물놀이)を体験してきました。サムルノリの歴史や、サムルノリが韓国でどのように誕生したかをまず、サムルノリの楽器の中で雨を表現している楽器、チャングを全員で学びました。簡単そうに見えますが実際にたたいてみるとなかなか難しく、先生が教えてくださったとおりに演奏するのは大変でした。


[文化体験]

最後にチャング以外の楽器と合わせてサムルノリとして演奏する時間があり、私はプクを演奏しました。楽しいだけではなく声を出しながら思い切り楽器を演奏することで、ストレス解消にもなりました。なかなか体験することのできない韓国の伝統音楽を肌で体験できた、良い授業でした。

また、文化体験がおわったあとはみんなでショッピングをしたり、あずきがおいしいと有名なお店でパッピンスも食べたりと、ヒーリングの時間も持つことができました。


[パッピンス]

また、学校が休みの日に友達と一緒に광장시장(広蔵市場)に行ってきました。広蔵市場は韓国で最も古い在来市場として有名で、1905年に誕生してから100年以上も続く伝統的な市場です。


[広蔵市場]


[市場の様子]

広蔵市場で有名なピンデトッや麻薬キンパなどを食べました。市場での人だかりや屋台での食事、そこでしか味わえない伝統的な雰囲気を思う存分楽しめました。


[ピンデトッ]


[麻薬キンパ]

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