<大学の設備、図書館、キャンパスの雰囲気などを教えてください>
アルカラ大学のキャンパスはアルカラ中心部に集まっていています。アルカラは学生の街として活気があり、世界遺産としても有名です。私たちがが通っているアルカリングアは17世紀に創立された歴史ある校舎です。二階建てで、広い廊下には広場の見える窓がついていて、テーブルでくつろげるとても心地よい空間になっています。教室では机をコの字にして、デジタル黒板を使用して授業を受けています。アルカラ大学の図書館は3階建てでとても広く、アカウントやカード登録をしなくても自由スペースは利用可能です。学生はもちろん学生以外の方も使用していて、人が多いですがとても落ち着いています。
<ホームステイ先で楽しいことは何ですか>
私のホストファミリーはペルー系スペイン人で、料理をすることがとても上手でなのでスペイン料理、またペルー料理を教えてもらっています。先週はファネというペルーの家庭料理を作りました。ユカという芋と炊いたお米を混ぜ、その中に鶏肉とゆで卵を入れてアルミフォイルに包んで蒸します。時間をかけただけあって、とても美味しく出来ました。また、週末はホストハウスに行き、ファミリーとのその友達、子供達と日本語の挨拶や名前の書き方を教えたり、着物の着付け、折り紙をして遊んで過ごしました。皆さんとても喜んでくれたので、忘れられない思い出のひとつです。
<イースターはどのように過ごしましたか>
金曜日には午前家族とゆっくり過ごし、アルカラでViernes Santo の沈黙の行列を見ました。キリストが十字架にかけられ処刑された日で、スペインで最も重要な祝日の一つとされています。Procesión(聖行列)には 多くの観光客、また地元の人たちが見にきていました。平均年齢は高く、大半がフォーマルな服装をしていました。私の家庭は信仰心の高いキリスト教で、Procesiónにはすべて参加していました。また、イースターの期間にはキリストへの追悼の意味で赤みのある肉やお酒を飲まず、野菜や豆を食べて過ごしました。クリスマスもイースターも信者たちにとって。キリストの存在を再確認するとても重要な日だと感じました。
☆H・W☆