第9期生・韓国留学便り ~誠信女子大学校 3月編・その2~

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<今教わっている先生について>
私は今学期語学堂の6級クラスに通っていますが、6級クラスの先生は3人いらっしゃいます。月曜日の先生はとても穏やかで優しく、おばあちゃんのような安心感があります。また長年韓国語を教える仕事をされていたため、説明がとても分かりやすく、初めて聞いた単語でもすぐに意味を理解することが出来ます。火曜日と木曜日を担当されている先生は、月曜日の先生と反対に友達のような親近感があります。この先生の授業では会話練習を主にするのですが、韓国語を間違って使うとすぐに訂正してくれてとても勉強になります。先生は日本語を勉強したいとおっしゃっていて、私たちが休み時間に日本語で会話をしていると「それはどういう意味?」と聞いてきて真似して日本語を喋るのですが、その時間がとても楽しいです。水曜日と金曜日を担当されている先生は4級クラスの時も教えていただいた先生なのですが、とてもユニークで面白いです。また私たちのことをすごく考えてくれていて、6級は日本人しかいないのですが、先生が日本人が出来ない発音を直してくれることもありました。今まで発音を細かく教えてもらった経験がないのでとても勉強になり、ありがたかったです。

水金の先生がテスト前にくださったお菓子

<留学して感じた日本との違い、カルチャーショックを教えてください>
留学して感じた日本との違いは、人と人との距離がとても近いことです。韓国人は一回仲良くなるとすごく良くしてくれます。前学期の語学堂の先生は、朝自分が買ってきたパンを生徒一人一人にちぎって分けてくれたり、カップラーメンやお菓子を買ってきて配ってくれました。また私のバディのお姉さんも、分からないことがあると「私がやってあげる!」ととても親身に助けてくれます。韓国人は情が多く暖かい人が多いと感じました。反対にカルチャーショックだったのは、トイレや道が汚れていることです。トイレはまだ紙を便器に捨てられずゴミ箱に捨てるので、最初はにおいがきつく慣れませんでした。また道に唾を吐く人がいたり、ゴミがたくさん落ちているので初めはショックを受けました。しかし、今は理解し受け入れられるようになってきました。

バディのお姉さんとロッテワールドへ

<留学をして半年が経ちましたが、留学前と比べ自分自身が成長していると感じることはありますか>
留学して自分が成長したと感じたことは主に2つあります。一つ目はやはり語学力です。留学当初はカフェでの注文も緊張するほど韓国語に自信がありませんでしたが、半年現地で勉強し、以前と比べ語彙力が増え韓国人との日常会話も問題なく出来るようになりました。今では美容室にも一人で行き、韓国語で美容師さんと会話できるようになりました。途中で諦めず勉強を続けてきて良かったと思います。二つ目は積極性です。私は元々とても引っ込み思案で消極的な性格でした。そのため留学に来た当初は、クラスでも発言せずただ説明を聞いてるだけでした。また自分から外国人の友達に話しかけられず、友達が出来ないと悩んでいました。しかし、ある日それではいけないと気づき、それからは勇気を出して自分から話しかけるようにしました。その結果外国人の友達もたくさん出来て、今は大学の授業を台湾人の友達と受けて週末には台湾人や韓国人の友達と遊ぶようになりました。また授業中も間違いを恐れず、自分から積極的に発言できるようになりました。留学に来る前の自分からは想像も出来ませんでした。本当に留学に来て良かったと実感しています。

一緒に専攻授業を受ける台湾人の友達

☆A・N☆