第10期生・韓国留学便り ~ソウル女子大学校1月編~

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※こちらは2020年2月時点の報告書で、現在は帰国しています。

<一番楽しい授業は何ですか>
これまでソウル女子大学で3セメスター授業を受けてきましたが、一番最初の学期に受講していた”写真デザイン”という授業が楽しかったです。この授業はマニュアル操作ができる一眼レフやデジタル一眼レフを毎回持参できることを条件に受講できる授業で、学期の前半ではカメラの基本操作や簡単な撮影技法をいくつか学び、後半では期末課題の提出に向けて作品作りをしていくという内容でした。元々写真を撮るのが好きだったもののなかなか独学する機会もなかったため、これを機に簡単な操作なら出来るようになり、テーマを決めて写真を撮ることやそれを規定のサイズの中に規定の枚数以上配置して1つの作品とすることの難しさを知りました。自分の専攻の国際学を日本で、国文学を韓国で必修で学んでいますが、それとはまた別に興味があって昭和女子大学では開講されていない創作や機械系の科目を勉強してきた韓国語で学ぶのもいい経験かなと思っています。

写真デザインの最終授業は作品発表会があり、個人発表もしました。他学生の作品はとても素敵でした。

<週末はどのように過ごしていますか>
今は冬・春休み中なので平日も土日も同じように休日を過ごしていますが、特に新型コロナの感染が心配されるので基本的には寮の部屋で過ごしています。留学が始まって以降これまでの学期中は去年所属していた対外活動の集まりに出かけたり、ソウル市内の別の大学に留学していた友達に会ってカフェでお茶をしたりという過ごし方をしていました。今は週末や長期休暇中に学校に顔を出す用事は無いので、授業の無い日には何も無い時間を過ごしがちにもなってしまいますが、自分のやっておくべき勉強をしたり、コロナが落ち着いたら外にも積極的に出かけたりして、留学の時間を無駄にしないように有意義なものになるように過ごしたいです。

2月初旬コロナが心配な中、韓国人の友人と久々に外に出ました。留学生活の中で最後のカフェになりました。

<今月の大イベントは何ですか>
今月2月は前半で昭和女子大学の方に用事があって1週間だけ日本に帰国し、ソウルに戻ってきて以降は寮の引っ越しがあり、残りの時間はむやみな外出をすることもないと思ったので大体の時間を寮で過ごしました。留学先で特別大きな出来事も無かったので今月1番の大イベントは日本へ一時帰国したことになってしまうのですが、今回の帰国はコロナウイルスの心配が始まっていた頃と重なったため私も出来る限りの対策はしました。日本と韓国の首都をどちらも見た感じマスクの着用率等個人の対策度合いは同じぐらいに感じるのですが、公共の場自体の対策の仕方はソウルの方でかなり徹底されていると感じました。街中の広告はコロナの警報で溢れ、公共施設にはほぼ欠かさず消毒液が設置され、バスの利用者や繁華街の人通り自体もかなり少なくなっている感じがします。日本でも韓国でも共通して見られたのがやはり空港施設の空き具合であれほどまでかと驚いたのとともに、ニュースで映るような場所のリアルな状況を間近で見た1ヶ月だった感じています。

大学内のコロナ予防呼びかけ広告。街中や公共機関の至る所でも呼びかけられています。
公共機関や大学内の至る所に設置されている手の消毒ジェル。

☆A・T☆