モンゴル研究に貴重な収集資料を出版

Mongγul sedgül『蒙古報』というモンゴル語の雑誌は、1934年(康徳元年)5月1日に満洲国興安総署調査科から創刊され、同年12月に興安総署が蒙政部になったため、同誌も第8号(康徳元年/1934年12月)から発行者名が蒙政部総務司調査科に変更されている。今回はそれを最大限に収集し、カラー印刷であった当時の出版状況を反映させるためオールカラーで刊行した。貴重な資料の「非売品」として刊行であるため、関連図書館や研究者に送付するが、学界において研究の一助になることを期待したい(編者フフバートル)。