鶴岡の雛菓子 シンポジウム

 

荒尾美代客員研究員が、山形県鶴岡市が、文化庁「食文化ストーリー」事業に採択された山形県鶴岡市のひな祭りに飾られる「雛菓子」の調査委託を昨年度から受け活動している。また、志摩がアドバイザーをしている鶴岡の「食」にかかわる人々や産物を紹介する「鶴岡ごっつおプロジェクト」(本学現代ビジネス研究所)とも共働している。
荒尾客員研究員は、2023年1月29日に鶴岡市で開催された「鶴岡雛菓子シンポジウム」に登壇し、調査報告と地元菓子職人らと意見交換した。「雛菓子」は、氏が長年研究しているポルトガルから伝来したアメ菓子のアルヘイトウ、落雁などの干菓子がかつて主流であったが、現在は練切りの生菓子が主流。今後の雛菓子の有り様を、「次世代の雛菓子として洋菓子を取り入れてもいいのでは」と氏の助言が、1月31日付の荘内日報に紹介されている。(志摩園子)