国際文化研究所所属・環境デザイン学科のナカダです。
2025年9月、本学の協定校であるポーランド・ワルシャワ大学へ親善の旅に行ってまいりました。
教員研究として「茶文化」を調べており、国際文化研究所から御縁を頂き訪問がかないました。
世界中でたしなまれている「茶」ですが、ワルシャワ大学にはヨーロッパ随一と言われる「懐庵」があるのです。
「懐庵」は小間、四畳半、水屋、腰掛待合、露地一式から成っており、ワルシャワ大学新図書館の2階にあります。
設計は飯島照仁氏、施工は京都数寄屋建築「工匠 すずき」 が担当し、待合の小石に至るまですべて日本から運び、
日本の職人によって2004年に建てられたそうです。
茶道具は、日本学科の茶道指導に貢献し続けている杉本みちる教授の寄付によるものだそうです。
茶室名は高島浩一氏が崇敬した京都の圓通寺の北園文英老師 が「懐庵」と名付け、扁額の字を書いたとのこと。
2007 年6月に初めてポーランドを訪問した茶道裏千家千玄室鵬雲斎大宗匠をはじめ、茶道の流派を問わず多くの方が茶室を訪ね、なお一層の両国文化の相互理解に寄与しています。
自然光のみで構成された小間
水屋より四畳間をのぞむ
今回、Urszula Mach-Brysinさんに一服点てて頂き茶文化に関して意見交換の楽しいトキを過ごしました。
「懐庵」はポーランドにいながらにして日本伝統文化に親しみ、実際に触れながら学びを深められる場所として、現在に至るまで、日本・ポーランド間の文化的、人的交流の場として、大いに活かされています。
Urszulaさんと茶室
ナカダシロウ




