図書館ボランティアが教える!地下書庫の豆知識 ~地下1階編~

地下書庫とはどのようなところか、基本的なことを知りたい方には、YouTube動画「図書館ツアー 地下書庫編」がお勧めです。

★動画へのアクセス方法★
①「昭和女子大学図書館」にアクセスする
②「昭和女子大学図書館」のホームページにある「資料・情報検索」のタブの中から「セルフラーニング」を選択する
③「セルフラーニング」の中から「図書館ツアー・利用案内」をクリック
④「図書館ツアー 地下書庫編」をクリックする。開架室編もご一緒にどうぞ♪

動画を見るときのポイントは音声だけでなく、映像にも注目することです。音声で説明されていない情報が文字で書かれていることがありますので、よく見てみることをおすすめします。

さて、今回はこちらの図書館ツアー動画には紹介されていない、小さなことだけど知っておくと便利な、地下1階の書庫に関する情報を紹介します。

照明のスイッチについて

■A書庫
入ってすぐ左の壁にスイッチ盤があります(図1)。ちなみにC書庫内(地下2階)の階段付近にもあるので、入り口横のスイッチはA書庫から出入りするときに、階段付近のスイッチはC書庫からA書庫に直接移動するときに使うと便利だと思います。
書架間の照明のスイッチは主に固定型の手動集密書架にあります(図2)。スイッチは黒と白の二種類があります(図2)。黒いスイッチは単独で機能しますが、白いスイッチは黒いスイッチを押してから使ってください。白いスイッチだけ押しても照明はつきません。これらは書庫内にある「書庫内照明と利用について」という張り紙に書かれています。

図3
■B書庫
中央通路、階段付近の照明はすべて人感センサーになっています。ただし書架間の照明は書架に付いているスイッチで操作します(図3)。書架の移動を操作する四角形のスイッチが照明も兼ねています。

集密書架

■A書庫
A書庫は手動集密書架です。ハンドルを時計回りに回すと右に、反時計回りに回すと左に移動します。書架の側面にはロックがあります。本棚の間で資料閲覧中は、必ず両隣の書架をロックで固定してください。閲覧中に本棚が動いたりすると危険です!利用終了後にはロックの解除を忘れないようにしましょう。

■B書庫
B書庫は電動集密書架です。四角形のスイッチで操作することができます(図3)。開けたい隙間から一番近くのスイッチを押すと、左右どちらかの書架が動きます。

座席・蔵書検索用端末


■A書庫
上記地図のように、A書庫入り口前と書庫内の61番書架の手前には、机と椅子が複数あります。書庫内でメモを取りたい場合などに利用してください。その際、「61番書架」「61番壁面」の照明を使うことをおすすめします。

■B書庫
書庫内には、階段が二つあります。奥側の階段横(女性文庫の棚付近)には机と、椅子が6つあります。そこでメモを取ることができます。照明は人感センサーなので、自動的に点灯します。
入り口に近い階段付近には蔵書検索用端末がありますので、資料の検索をすることができます。地下書庫内には電波が届かないため、スマートフォンなどでOPACを開くことができません。書庫内で改めて検索したいときに利用すると良いと思います。

終わりに…

地下1階の書庫については以上です。少しでも参考になりましたら、幸いです。
次回、地下2階編に続きます。

(図書館ボランティア 日本語日本文学科3年 H・K)