第106回メンターフェアを開催しました

今年度も気づけばもう残りわずか。
学生達は春休みを目前に、期末試験やレポート作成に追われています。

そんな慌ただしさの中、今年度最後になるメンターフェアを開催しました。
今回の参加者は71名。勉強の合間をぬって来場しました。

今回のメンターフェアには、社会人メンター制度の設立当初から
ご協力くださった方々から4名がお越しくださりました。
8年間※の活動の活動をとおして、どのようなことを感じられたのか、
本学学生の印象やご自身の変化とともに伺います。

 

社会人メンター 前田 美香様
この8年間を振り返って、若い方にお話できたことは、私にとっても嬉しい時間でした。
2年生だと、将来についてまだ何も決まっていない状態ですが、3年生になると、質問内容が具体的になってきます。これから社会ではばたくためには、皆さんに「生きる力」を持ってほしいです。しなやかで折れない心や、何があってもやり抜く心を持っていてくれることを望みます。
私自身、フレッシュな学生さんと話すと、元気をもらえました。もし学生時代に戻ったら…と想像しながら、こちらからいろいろな提案をすることが、学生さんにとっての新しい視点や選択肢につながれば嬉しいです。

 

社会人メンター 藤城 智恵子様
8年間のメンターとしての活動は、とても楽しいものでした。
仕事をしていると、段々、初心の意欲や、若い時のやる気を忘れていたり、体力的な面も含めて萎えてきます。しかし、学生さんと接することで、自分もかつて悩んでいたこと、やりたかったこと等を思い出し、初心にかえれます。それと共に、明日からの自分の仕事に前向きになれる力をもらえます。
昭和女子大の学生さんは、おしゃれでかわいいですし、とてもまじめですよね。いつも聞きたいことや知りたいことを準備してきてくれるので、質問されても答えやすかったです。学生さんには、仕事選びから自分の失敗談まで、女性の先輩として沢山のお話ができたと思います。社会に出ることに対し、きちんと考えている子が多く、社会人として将来が楽しみな学生さん達です。

 

社会人メンター 君 ひとみ様
この8年間、学生さんと接してきて感じたことは、皆さん真面目で日本の将来を背負って立つ女子達という印象を受けました。また、先生方や事務局の皆さまが熱心で、学生のために、日本の将来のために動いているのがよく分かりました。社会人メンター制度の中で、色々な企画をしたり、(制度を)続けていくための努力をされていて、とても感謝しています。
若い世代に伝えられる場を設けて頂いたこともとても感謝しています。今後もキャリアの一つとして、色々な場で若い世代に実社会の経験を伝えていければと思います。

 

社会人メンター I様
8年間を通して、学生さん達の考え方に変化が見られたと思います。
総じて、より積極的になられ、ご自身の想いが強く出てきた印象を受けます。さらに、将来が明確な方が多くなってきたと感じます。働くことに対する意識が高くなり、結婚や出産のときの仕事の継続の仕方や、職場環境についてなども詳しく質問されることが多くなりました。
ここ数年そういったキャリア志向が高くなってきた学生さん達と一緒に対話をしていくことによって、自分自身のキャリアも振り返り、見つめ直すことができました。今後も何かの機会があればぜひ参加したいと思います。

 

学生達を温かなまなざしで見守り、親身になって寄り添い、
そして、新たな一歩を踏み出すための勇気をくださりました皆様には心より御礼申し上げます。

これからも何卒宜しくお願い申し上げます。

昭和女子大学社会人メンターネットワーク

社会人メンターネットワークについての詳細は、以下のホームページをご覧ください。
https://mentor.swu.ac.jp/

※社会人メンターの任期は原則6年としておりますが、特例により2年間の延長をお願いする場合がございます。