2015年11月

日本語学Ⅱ「文学作品にみる文法」 [2015年11月30日(月)]

<授業風景>

3・4年生対象の日本語学Ⅱ「文学作品にみる文法」(火3)では、毎回、お題となるテキストを決め、そこでの実例をもとに日本語の言語事実を掘り下げていきます。日頃気になることを取り上げたりもするため、どんな授業内容になるかは、半ば学生次第。それでは受講生の声をお届けします。

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アンパンマンから伊勢物語まで!さまざまな文学作品の文法をみていく授業です。(3年)
無駄知識から無駄じゃない知識まで幅広く得られる授業です。(3年)
日本語の勉強を、堅苦しくなく他国の語やマンガ、本などさまざまなものを取り入れつつ学ぶ授業です。(3年)
アニメや小説の登場人物など、普段は考えていない言葉遣いを考えることができて楽しいです。(4年)
日本語学にとっつきにくいイメージを持ちながら履修しました。でも題材が絵本やマンガ、歌などなじみがある上に、先生の話し方が面白くて分かりやすいので大丈夫でした。どんなテーマでも「こういう見方をすれば研究になるんだ」ということが分かったりして、授業以外でもいろんなものを見るのが面白くなります。(3年)
私たち学生にとって、身近に感じる作品から、文法的問題を探し、追及していく授業です。題材は『銀河鉄道の夜』や『伊勢物語』からマンガ、歌の歌詞など非常に幅広く、毎回新鮮な気持ちで取り組むことができます。解説はとてもわかりやすく、いつも新しい知識をえることができます。

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(SN)

卒業生が遊びに来てくれました! [2015年11月27日(金)]

<日文便り>

卒業生が遊びに来てくれました!
メッセージを頂いたのでご紹介します。

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求人広告と人材紹介の営業をしてきました。
看護師の人材紹介の仕事をしたことがきっかけで、
来年度の4月から看護大学に通います。
大学生活を共にした友人は
大切な存在になると思います。
出会いを大切に、学生生活を楽しんでください。
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2004年3月卒業生 H.Hさん

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(ho)

留学生の短歌をご紹介します [2015年11月25日(水)]

<キャンパス便り>

9月から来日している留学生が日本語の授業で短歌を作りました。留学生短歌1
情景をよく詠んでいて、風景が目に浮かぶようです。
どの歌も心情が伝わってきて、来日してたった二ヶ月とは思えないほど、
味わいのある歌ばかりです。

短歌の題材は、日本での体験、望郷の念、友情、日常風景、などです。
ぜひご覧ください。

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黄昏の渚にかもめ空を舞う帆布を揚げるどこへ行きたい?  ハン

寒い夜しとしと雨の帰り道「おかえりなさい」に温もり感じる  ウ

初めての新しい日々始まったホストファミリーほんとの家族だ  スマイ

江ノ島で波の音聞く夕方はふるさとをよく思い出したよ  トム

早い朝携帯振え目が覚めた異国言葉の誕生祝い  カキ

あたたかく静かに灯る提灯は客が帰ると寂しいように  呉

うれた柿ぶらぶらもみじすくすくと流れる時間見逃す人々  バン

明け方の静かな小川もう一度兄と一緒に釣りに行きたい  ウ

寒い夜明るい道おばあさん傘持ち歩きひとりさびしい  ベト

人生は、お金、恋、夢、ぜんぶほしいどこでやめようかんがえている  トム

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留学生短歌2

留学生短歌3留学生短歌4

 

 

 

 

 

 

(KW)

教職座談会を行いました!~その2~ [2015年11月24日(火)]

<日文便り>

11月21日(土)、教職座談会を行いました。
現在教職に就いている卒業生のお話は、同じ道を目指す在学生にとって大変よい刺激になりました。
さらに会後、後輩たちにメッセージを寄せてくれたのでご紹介します。

◆2008年卒・K.Mさん
卒業すると、「あの時もっと…」と思うことがたくさんあります。学生のうちしかできないこと、今が一番人生経験を積めるときです。忙しいと思いますが、がんばってください。

◆2010年卒・S.Uさん
日文の授業は、どの授業も楽しいものばかりです。そして、四年間の大学生活が社会人生活に影響を与えます。よく学び、よく友と語り合い、世に出てください!


◆2014年卒・M.Sさん
大学で経験させていただいたこと、学ばせていただいたことが、今につながっていると改めて実感しています。毎日を大切に、充実した大学生活を送ってください。

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卒業生のみなさん、どうもありがとうございました!

(IM)

教職座談会を行いました! [2015年11月21日(土)]

<日文便り>

11月21日(土)、教職座談会を行いました。
現在教職に就いている卒業生を招き、教職採用試験に向けての勉強、教職に就くための心得、教育現場での体験談などの話を聞く有意義な機会です。

参加した学生の感想をご紹介します。

★教職に進もうか迷っていたが、今回講師の方々の話を聞いて教職に進んでいこうと前向きに考えるようになった。日文として誇れる“国語”をより自分のものにしていくことができるようにこれからの授業を受けていきたい。困難なことがたくさんあるけれど、あきらめずに続けていけば乗り越えて、充実した日々が過ごせるというのを講師の方々から感じた。(2年・M.S)

★実際にお仕事をされている方から、自分で調べるだけではわからないこと、貴重なお話がたくさん聞けてよかったです。やはり大変なことの方が多いように感じますが、意欲的に取り組んでいる卒業生の方のお話を聞き、自分ももっとしっかり勉強して夢を叶えたいと思いました。(2年・S.Y)

★今回の話を通して、ただ勉強するだけでなく、実際の現場を体験して学びつづけていくことが大切なのだと改めて感じた。また、教職に就くには、採用試験に受かるまでの大変な道や職場での辛い出来事に打ち勝つような「先生になる」という堅い意志や信念が必要だということが、よく理解できた。(2年・Y.E)

★教職に就くという心持ちを強くすることができました。先生方の話を聞いて、教師は大変なだけではなく、学ぶことの面白さを伝えられ、生徒の成長を目の前で見ることができる素晴らしい職業なのだと改めて思いました。採用試験まで1年を切りましたが、今自分にできることを精いっぱい行い、悔いのないように過ごしたいと思います。(3年・M.T)

★今の子どもたちは、LINE世代になっていたり、コミュニケーション不足であったりとさまざまな問題があることを、より実感しました。生徒たちに寄り添うこと、受け入れること、また距離感が大事だということを教えていただきました。自分の教師像を軸に持ちながら、これからの教育実習など現場での体験を今後に活かしていけるように頑張りたいと思います。(3年・M.Y)

★座談会には2回目の参加ですが、やはり毎回学ぶことが多いです。“教師の理想”と“教師の現実”を両方知ることができ、改めて考えるきっかけとなりました。自分の4年間を振り返り、自分の将来について考え、日々努力しようと思います。どの先生もおっしゃっていましたが、“日々さまざまなことに挑戦することは、将来にすべてつながっている”ことを忘れずに残りの学生生活を過ごしていきたいと思います。(4年・E.Y)

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次回は、講師として招いた卒業生のメッセージをご紹介します!

(IM)

女川ランタン祭 [2015年11月20日(金)]

<日文便り>

11/19(木)、宮城県女川町の復興支援の一環として
学生ボランティアコーディネーター「ENVO」と職員とが企画した、女川ランタン祭りが行われました。
ENVOとご担当の職員の皆さま、ご準備ありがとうございました!

準備中のご様子

準備中のご様子。桜の花が咲いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

日文教授室では、教員や助手が力を合わせて制作し、
約30個のランタンをお渡しすることができました。
IMAG2537 IMAG2538 伊藤(星に川)

 

 

 

 

川口さん(スマイル) 川口さん(格子) 保立さん(山並み)

 

 

 

 

 

さくらちゃん発見!

さくらちゃん発見!

UFO発見…!

UFO発見…!

 

 

 

 

 

 

 

光が灯されたランタンは素敵なものばかりで、
それらを見つめている方々の表情も柔らかくて美しかったです。
時間の流れをゆっくりと感じることができました。
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北風が吹く少し寒い日でしたが、
皆さんの想いが込められたランタンのまわりは、あたたかく感じることができました。

(ho)

卒業生が遊びに来てくれました! [2015年11月19日(木)]

<日文便り>

卒業生が遊びに来てくれました!
メッセージを頂いたのでご紹介します。

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卒業生のKです。
1号館の3階に足を踏み入れて、なつかしい気持ちでいっぱいになりました!
学生時代に何となく過ごしていた時間や勉強したこと、今思い返すとかけがえのない時間です。社会人5年目になって改めてそう感じます。
好きなものに思いきり打ち込んでください!
あと、絶対に海外旅行に行っておいた方がいいです!(笑)
丸4年営業職として働き、今年からは採用のお仕事をしています。
まわりの方にも恵まれ楽しく過ごしています!

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2年生のときの担任、笛木先生と

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(NG)

「ああ、長崎十六番館」 [2015年11月18日(水)]

<研究室便り>

作家、遠藤周作は、しばしば長崎を舞台にした作品を書きました。「沈黙」「女の一生 一部・キクの場合」「二部・サチ子の場合」など。
今回、長崎の遠藤周作文学館で調査をするついでに、ずっと気になっていたある実地踏査をすることにしました。それは、「今、長崎十六番館はどうなっているのか」です。

〈ミニ講義〉遠藤周作の代表作「沈黙」は、長崎十六番館で親指の痕のついた踏み絵を見たことがきっかけで執筆されました。その指痕に「本当は踏みたくなかったのに、拷問が怖ろしかったために踏んでしまった、切支丹(きりしたん)信徒たちの思い」を遠藤は読み取り、その弱い者たちの痛みを理解し、母のように受け止め、慰めてくれる存在-母なるイエスを書いたのです。

その踏み絵は東京国立博物館に収められ、十六番館は閉じられた、ときいていました。
ところが、インターネット検索をすると、「南山手十六番館歴史資料館」の案内や「十六番館見てきました」の記事が……。「???」。

はるばる長崎まで飛び、駅に着くや、まずは電話(案内にあった番号)です。
       →「この電話番号は現在…」。やっぱり。
駅の近くにある日本二十六聖人殉教地資料館見学の後、そこの受付の方にうかがっても、
       →「たぶんないですよ」。やっぱり。
もう、行ってみた方が早い。

路面電車に乗り、一路、南山手へ。
大浦天主堂やグラバー園へと流れていく観光客たちを後目に、ひとり右手に進むと……。
「ああっ! (^o^) 」ありました。案内で見たとおりの建物。説明板もあります。

南山手長崎十六番館

南山手長崎十六番館

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ところが、喜んだのもつかのま。左手をよく見ると…。
「ああっ! (>_<) 」何たること。

驚きの真相

驚きの真相

真相を知った私は何だかとっても疲れてしまい、大浦天主堂の木の椅子に腰掛け、しばし呆然とし、癒やされたのでした。
ついでに言うと、大浦天主堂の祭壇横のマリア像は〈信徒発見〉のきっかけとなったもので、遠藤も「女の一生」でとても感動的に描いています。

私を慰めてくれた大浦天主堂

私を慰めてくれた大浦天主堂

翌日、気を取り直して、遠藤周作文学館に向かいました。

遠藤周作文学館

遠藤周作文学館

目の前は〈碧い〉海です

目の前は〈碧い〉海です

(FE)

秋桜祭だより~余韻~ [2015年11月17日(火)]

<キャンパス便り>

土曜、日曜の秋桜祭、そして昨日は一日かけての後片付け。
準備から片付けまで、参加した皆様お疲れさまでした!

準備の甲斐もあって、1号館5階の日文の展示ブースには、二日間あわせて延べ900人(!?)の来場者があり、中には学生と話しをしたり、先生に質問をしたりする方もみられ、終始にぎやかでした。
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また、14日(土)の午後からは、9月に学会発表をおこなった4年生が、その時の体験も踏まえながら、研究発表をおこないました。
聴衆の中には下級生の姿もみられ、普段なかなか聴く機会のない、他分野の先輩の発表に耳を傾けていました。

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1号館3階では書道実習を履修している学生の作品展が行われ、子どもから年配の方まで、興味深げに作品を鑑賞していました。
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15日には書道体験も行われ、たくさんの来場者が、思い思いの文字を紙にしたためました。
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秋桜祭は学生にとって、様々な活動の成果を発表できる貴重な場でもあります。
学生たちは今年の秋桜祭を終え、また来年に向けて研鑽を積んでいくことと思います。
ご来場下さったたくさんの方々、学科を訪ねて下さった卒業生の皆様、ありがとうございました。
また来年の秋桜祭でもお目にかかれれば、嬉しく思います。

(IK)

秋の小雨に煙る下鴨 [2015年11月17日(火)]

<日文便り>IMG_20151102_115957

先日、京都――下鴨神社へ行ってきました。
下鴨神社は今年、21年に一度社殿を造り変える”式年遷宮”の年に当たります。
そのため、4月に正遷宮が斎行されたばかりの社殿は驚くほど色鮮やかでした。

境内にある糺の森を抜けると鳥居があります。
その参道脇に佇むのが、「さざれ石」。

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「君が代」にも歌われる「さざれ石」とは、小さな石という意味で、火山の噴火により石灰岩が分離集積して凝固した岩石のこと。他県では天然記念物として扱われているものもあるそうです。
日本各地には、子持ち石や赤子石など石を神として祀る信仰がたくさんあり、「さざれ石」は、年とともに成長し、やがて岩となると信じられています。

 

   我が君は 千代にやちよに さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで  

                                          よみ人知らず

 

「古今和歌集」には生石伝説の「さざれ石」が詠まれており、これが国歌の原典となっているのだそうです。

さて、そんな下鴨神社ですが「みたらし団子」発祥の地とも言われています。

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境内を流れる御手洗川に架かる輪橋の奥には、「御手洗社(みたらしのやしろ)」があります。
御手洗社は井戸の上に祀られることから井上社とも呼ばれ、御手洗池から湧き出るアワを人の型にかたちどって「みたらし団子」になったとされており、土用の丑の日には無病息災を願う「みたらし祭」も行われます。

また、下鴨神社は縁結びの神社としても知られ、参拝した際も結婚式を行っているカップルが複数組。
そして時期的なものもあり、七五三で祈祷と受けている親子も見受けられました。

生憎の雨模様でしたが、水滴で糺の森の緑もいっそう美しく見え、参拝を終えた後は近くのお茶屋さんでみたらし団子を頂きました。
思いがけず国歌の原典に触れることもでき、充実した参拝となりました。
まだまだ見どころの多い、下鴨神社――次は時期を変えて、光琳の梅の咲く頃にでも訪れたいと思います。

(NG)