2015年11月

秋桜祭便り二日目~ホームカミング その2~ [2015年11月16日(月)]

<キャンパス便り>

後悔しないようにいっぱい勉強してください。
(2015年 M.K)

学生生活たのしんでね。
(2015年 A.H)

日本語を学ぶ、文学を学ぶということは、生産性のないことのように一般的には思われていますが、決してそんなことはありません。日本語は、コミュニケーションをするには、必要不可欠ですし、美しい日本語を使えることは人として品格に関わることです。そして、文学を学ぶことはその作家の生き方に真摯に向き合うことです。その作業は自分自身の生き方や、また相手を思いやる糧となるでしょう。一度しかない大学生活、知的探求をしてください。
(2014年 S.H)

やりたいことを、やりたい時に挑戦できるのは学生のうちだけだと思います。社会人や親になると、自分より優先することができたり、周囲の目が気になったりと、やりたいことをやりにくくなります。
今のうちに何でもやってみてください。いつか、思いがけず、その経験が役に立つこともあります。
(2002年 N)

久しぶりに足を運んだ日文の廊下や教室は雰囲気が変わっていなくて、とても懐かしかったです。毎日授業する側なので、時に授業をうける側にまわりたくなりました。
日文での学びは、社会人になってから役に立ちます!!楽しく学んでください。
(2012年 K.Y)

卒業して以来久しぶりに日文の教室など見てまわりました。雰囲気など変わっていなくて、とても懐かしい気持ちになりました。
(2012年 A.S)

みなさんも「昭和女子大学に来てよかった!」と最後に思えるキャンパスライフを過ごしてください!!人と人とのつながりを大切に。
(2015年 Y.T)

大学生活はあっという間ではありますが、自分のやるべき事に時間をあてられると思うので、ぜひ充実した4年間を過ごしてください。
(2015年 M.T)

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みなさま、ありがとうございました。
毎年来て下さる卒業生の方も多数いらっしゃいます。

いつでも立ち寄れる母校があるということは人生の宝物ではないでしょうか。
来年もお待ちしています。

秋桜祭便り二日目~ホームカミング その1~ [2015年11月16日(月)]

<キャンパス便り>

日文ホームカミング☆
二日目も、多くの卒業生の方々とお会いすることができました。
メッセージをいただいたので、紹介します。

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今しかできないこと、今だからできること思いっきり楽しんでください!
(M.K)

在校時より、卒業してからの方が、昭和のよさを実感しています(校則が厳しかったので)。
(1993年卒 K.H)

私達の頃と比べ、施設も充実していて、うらやましいです。勉強、サークル活動など多くのことを吸収して楽しい大学生活を送ってください。
(1994年卒 T.T)

就職に直結する学部が増えている中、大学で学ぶに値する学部・学科が日文だと思っています。卒業しても、また勉強をしたいと思える学問ですので、たくさん時間の取れる学生時代に思いきり勉強してください。
(1993年 N.T)

勉強で4年間を過ごしても遊んで4年間を過ごしても大学時代は宝物です。何年もたってから、あの頃は貴重だったと思い返します。後悔のないように過ごしてください。
(A.U)

私たちの頃より(20年以上前)きれいな校舎でうらやましいです。恵まれた環境でいろいろ学んでください。あなたの未来はもっと楽しくなるよ!!
(M.K)

日文で学んだことは将来のどこかで必ず役立ちます。それは職種においてというよりも、日常のふとした時に……です。今学んでいること、取り組んでいることに精一杯になればなるだけ、その「お役立ち」は増えていくと思いますので、自分を信じて頑張ってくださいね。
(2008年卒 N.T)

大学の勉強が楽しすぎてもう一度一からやり直したいくらいです。学生の方は研究を楽しみながらやってみてくださいね。
(2013年卒 M.Y)

1年生はできる限りいろいろな授業をとって選択肢を広げてください。2・3年生は、今の内に『学び方・調べ方』をマスターしてください。そして4年生は、人生最後の「先生からの評価」を大切にしてください。(目指せ!卒論「秀」)
(2014年卒 M.K)

学生時代も授業、テスト、提出物など、いろいろ大変なこともありますよね。その当時は必死の毎日ですが、社会人になるとそんな日々も良い時代だったと思えたり、もっとしっかり勉強も遊びもしておくべきだったなんて思います。
今しかできないことは沢山あるはずなので、時間とフットワークを生かして、楽しい思い出づくりに励んでください!
(2010年 A.K)

社会人は大変です。毎日理不尽なことで怒られたり、人によって意見を変えなきゃいけなかったり、覚える仕事がいっぱいあったり。学生には学生の悩みがあるけど、倍以上に悩みが増えます。でも、仕事が大変な分、大学の友達と会えるのが本っ当にリフレッシュになってます。学生のみなさん、目いっぱいやりたいことをやって社会人になってください。大人になっても楽しいことはたくさんあります。学生時代の思い出は貴重です。泣いて笑って今のうち色々経験してくださいね。
(2014年 T.T)

社会人になり、何度大学時代を懐かしんだことかわからない程です。今はまだ実感がないと思いますが、大学で過ごす時間は、とても大切な時間になります。月並みですが、大学で過ごす時間を大切にしてください。
(2010年卒 Y.S)

秋桜祭だより一日目~ホームカミング その2~ [2015年11月14日(土)]

<キャンパス便り>

やりたい事をして楽しんでください。
他人の目を気にせず、思ったまま行動していれば、納得いく人生になるハズ!
逞しく、美しく(老けないように)、強く!頑張って下さーい(^^)/
(2002卒S.S)

二年ぶりに秋桜祭にお邪魔しました。
私の学生時代よりも活気があってとても楽しかったです。
長いようで短い学生生活、思い切り楽しんで下さい。
(2014卒K.M)

大会のご報告に伺いました!
合気道部の後輩と、同期のOGと3人で10/21~26に行われた合気道の国際大会(於スイス)参加して参りました!
結果は…女子乱取団体戦優勝、演武乱取基本の型準優勝でした!
世界中の道友と交流を深めることができ、貴重な経験ができました。
今回の結果におごることなく、2年後の秋田大会に向け、練習していきたいです。

(2015卒M.Y)

 

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本日ご来校下さった皆様、ありがとうございました。

ホームカミングは明日も実施しております。
ささやかですが、お茶やお菓子も用意しておりますので、
卒業生の皆様、お友達同士お誘いあわせのうえ、
ぜひ遊びにきてください。

【日文ホームカミング(11月15日)】
開室時間:10:00~16:00
場   所:大学1号館3S02

(IK)

秋桜祭便り一日目~ホームカミング その1~ [2015年11月14日(土)]

<キャンパス便り>

秋桜祭期間中、日文でホームカミングを行っています。
初日の今日も、卒業生の方々が訪ねてきてくださり、近況などを教えてくださいました。
在学生へのメッセージもいただいたので、紹介します。

(IK)

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久しぶりに来て嬉しかったです。
(1968年卒Y.Y)

なせば成る。
今の勉強が役立つ日が来ます。がんばって下さい。
(1993年卒M.I)

今日は、久しぶりに大学時代の友人で集まることになり、
せっかくだから文化祭に顔を出してみようと思って来ました。
私たちは卒業して10年程経っていますが、今でも集まって遊んでいます。
在学生のみなさんも在学中に、一生大事にできると思える友人に出会えるといいですね。
(2006年卒A.W・E.W・E.M・N.H・N.S・S.N)

学生時代の時間は貴重です!
旅行に行ったり、美術館に行ったりして、色々なものをみて、感じてから、
社会にはばたいて行ってください。
(2008年卒S.K)

大学時代に経験したことのすべてが、卒業してからの人生に活きるんだなあ、
と卒業7年目にして実感しています。
ぜひ自分の夢に向かって前に進んでいってほしいと思います。
(2009年卒H.T)

卒業してから7回目の秋桜祭です。毎年欠かさず来ていますが一緒に行く友達とも都合がつかなくなってきて時の流れを感じます。
大学生をみると若々しく活気があってうらやましく思いました。大学は勉強、実習、レポート、テストと大変なこともありますが楽しいところだと思います。
いっぱい楽しんでください。
(2009年卒N.M)

昭和女子大学はとても指導が丁寧で、色々な面で充実している大学と卒業してからも感じています。
敬語や文章の書き方などは社会人になってからでも役立つので、勉強していてよかったと思いました。
大学4年間で得たものは全て自分の財産です。
是非、充実した大学生活を送ってください。
今日は久々に先生方にお会いできてとても嬉しかったです。ありがとうございました。
(2015卒A.S)

秋桜祭だより一日目~学科展示~ [2015年11月14日(土)]

<キャンパス便り>

本日から二日にわたり、秋桜祭が開催されます。
一日目の今日はあいにくの雨天となりましたが、お昼前からたくさんの方が来場されています。

日本語日本文学科のブースでは「平安時代のことばと表記」と題し、日本語学のゼミによる平安時代のことば(いわゆる古文単語)に関する研究発表、および、古典語助動詞に関する展示と、紫式部と源氏物語に関する絵や貴重書などの展示をおこなっています。

3年生の日本語学ゼミでは 助動詞を擬人化して紹介しています★

3年生の日本語学ゼミでは
助動詞を擬人化して紹介しています★

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なお、本日14時からは学生による研究発表もおこないますので、お時間に余裕がある方は、是非ともお越しください!

展示会場:大学1号館 5S05教室
開場時間:10:00~16:00
研究発表:14:00~

14時より、学生による研究発表をおこないます

(IK)

旭堂南海師による特殊研究講座 [2015年11月13日(金)]

<日文便り>

11月6日に旭堂南海師をお迎えして「講談とは何か?~虚と実の間にある物語~」と題する特殊研究講座を実施しました。旭堂南海師は兵庫県加古川市のご出身で、大阪大学文学部で近世文学を専攻されていました。在学中から大衆芸能に魅せられ、落語、浪曲を経て3代目旭堂南陵先生に入門、研鑽を積んでこられました。現在は上方講談協会の会員でいらっしゃいまして、関西を中心に幅広くご活躍なさっています。最近では、岩波の「文学」という雑誌に「講談師は何を点取るべきか」と題するご論文も発表されています。また1998年には、大阪文化の振興と発展を目指すために設けている「咲くやこの花賞」を受賞しておられます。

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講演では日本における講談の歴史とその楽しみ方を、「赤穂義士物語」一部の実演も交えながら分かりやすく教えていただきました。学生の皆さんもプレゼンテーション能力の向上をはかるために日々努力を重ね、発表で取り上げるトピックについて発表者自身が誰よりも一番理解していることは大前提ですが、人の心を惹きつけるような話し方もいかに大切であるかを実感したと思います。と申しますのも、講演の最後に「長短槍試合」の実演を拝聴させていただき、笑って寛いているうちに、いつの間にかお話しの世界に引き込まれていきました。そしてそのお話しの世界に生きた人々の姿が目の前に浮かび、その息づかいすら感じられました。日頃あまり講談を拝聴する機会のない私たちにとって今回の特別研究講座は貴重な体験となり、会場は時折盛大な拍手と和やかな笑い声に包まれていました。

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(S・H)

放送研究会 [2015年11月11日(水)]

<日文便り>

学内のクラブ・サークル紹介、第四弾!
放送研究会です。

部長の折笠さんにお話を伺いました!

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【放送研究会インタビュー】

――活動状況を教えてくださいCIMG0621

⚪︎場所
コスモス館307号室
⚪︎時間
毎週水曜15:30〜
⚪︎人数
1〜3年までの10人で、日文の学生は4人です。
⚪︎雰囲気
人数が少ない分、皆で和気藹々と活動しています。

 

――入ったきっかけは何ですか
私が1年生の時の新歓フェスタでのPVを見て、楽しそうな雰囲気が伝わって来て強く興味を引かれたからです。また、音声作品の編集をするのが好きだからです。

――普段はどのような活動をしていますか
年2回行なわれるモニター会(作品発表会)や秋桜祭に向けて作品の編集をしたり、他大学の番組発表会に行ったりしています。
また、毎週月・火曜日には学内の昼の放送をさせて頂いています。

――活動の中で得たものや役に立ったことを教えて下さい
パソコンを使い作業をすることがメインの活動になるので、パソコンにちょっとだけ詳しくなります。
他大学との交流があるので、他大学の友人が出来ます。

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秋桜祭2日目には大学1号館5S33教室で作品発表会を行います。
みなさん、ぜひ足を運んでみてください!

(NG)

秋桜祭 日文展示 [2015年11月10日(火)]

<キャンパス便り>

本年度秋桜祭、学科では「平安時代のことばと表記」と題した展示を行います。
語学のゼミからは2件、平安時代のことば=いわゆる古文単語に関する研究発表と、古典語助動詞に関する展示があります。
主に3年ゼミでは、古文でおなじみの助動詞を研究してきました。そこで、それぞれの助動詞のイメージをキャラクターにしてみよう、という遊び心を発揮した展示です。今年度は助動詞「まし」「む」「つ」「ぬ」について、それぞれの助動詞の性格を、キャラクターとしての性格にとらえなおして展示します。立体化も着々と進行中。当日までに、間に合うでしょうか・・・。
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また、4年ゼミの中では来年度プロジェクトの試行として、「機械処理を用いた古文単語帳の作成」という研究を行い、9月には学生が学会発表もしてきました。秋桜祭会場では、学会発表時の資料を展示、また、試作版単語帳の配布も予定しています。さらに、初日14日の14:00から、学会発表学生による単語帳開発の解説(学会発表の再現)も予定しています。秋桜祭にお越しの際は、どうぞ1号館5S05教室にもお立ち寄りください。

(SN)

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秋桜祭展示「平安時代のことばと表記」

大学1号館 5S05教室
学生による発表:11月14日(土)14:00~

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Sing Song Society [2015年11月09日(月)]

<日文便り>

学内のクラブ・サークル紹介、第三弾は
アカペラサークル”Sing Song Society “です!

部長の芝村さんにお話を伺いました。

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【Sing Song Societyインタビュー】

――活動状況を教えてくださいimage4

⚪︎場所
コスモス館3階(部室)
⚪︎時間
毎週水曜日15時~18時
⚪︎人数
27人
⚪︎雰囲気
先輩、後輩ともに仲の良い、アットホームな雰囲気です。

――入ったきっかけは何ですか
アカペラは未経験だったのですが、高校生のときに軽音楽部で歌っていたので、大学でも歌いたいと思っていました。春に、新入生向けに行われる新歓フェスタ後、部室に顔を出したとき、先輩方が優しく迎え入れてくれたこと、”楽しく歌おう”という気持ちで活動している面に惹かれ、入部しました。

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――普段はどのような活動をしていますか
主に、4月に行われる新入生歓迎フェスタと、11月に行われる昭和女子大学の学園祭「秋桜祭」で行う公演に向けて練習をしています。ほかにも、他大学の学園祭、三軒茶屋で行われるイベントなど、出演依頼がある際は外部で歌ったりもしています。

 

――活動の中で得たものや役に立ったことを教えて下さい
一人一人の歌声と意見を生かして、一つのものを作り上げることに、楽しさと難しさを実感しています。
私たちのサークルは、コーチのような指導者を設けていないため、自分たちで音をとって教えあい、楽譜も自分たちで編曲などをして用意しています。そのため、自分の意見を相手に伝えること、誰かの意見に耳を傾ける場面がたくさんあります。このことは、大学の授業内で話し合う場面でもとても役に立っていることです。
”アカペラ”と聞いて、皆さんはどのようなものをイメージするでしょうか。固定された少人数グループで歌っているイメージがあるかもしれません。しかし、私たちは、伝統曲として部員全員で歌うものがあり、他にも、学年ごとで歌うものや、学年を混ぜた少人数グループで歌うなど、様々な構成のものを織り交ぜています。これは、部員一人一人が持つ、”アカペラ”のイメージや意見を取り入れた構成です。それぞれ違ったイメージを持っているので、決断の際や練習の際、意見がぶつかりあうこともあります。全員が満足できるものを作り上げることの難しさを実感しています。
しかし、大変なことが多い分、楽しさややりがいを感じられることもたくさんあります。自分たちで作り上げたものを聞いてくれた人が絶賛してくれること、ハーモニーが重なったときの喜び、歌いに行く先々でたくさんの出会いもあります。歌うことをきっかけに、たくさんの人と関わることができ、SingSongSocietyに入部して本当によかったと思っています。

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秋桜祭は、
11月14日 11:05~  特設ステージにて発表
11月14日 12時~、14:30~
11月15日 12時~、14:30~  両日とも、大学一号館3S38教室にて公演を行います!

ぜひお越しください。

(NG)

2015秋 馬瀬狂言を観に行く [2015年11月05日(木)]

<研究室便り>

10月3日、朝6時の新幹線に乗って、伊勢に行ってきました。伊勢は来年のサミット開催地に決まった風光明媚な観光地でもあり、近年ではパワースポットとしても知られた場所ですね。

この伊勢市内には古くから能や狂言が継承されています。それらは、一色能・通り能・馬瀬狂言の三つの団体ですが、それぞれの芸を一度に観ることができるのが、「伊勢の伝統の能楽まつり」です。今回は4時間にわたる上演の撮影のため、いせトピアに足を運びました。

まず、一色能こども教室の生徒さん達(今回は運動会シーズンと重なり、例年より少なかったのが残念でしたが)による仕舞から始まり、独吟「半蔀」、仕舞「千寿」(通り能)、連吟「海人」・「融」、仕舞「女郎花」、半能「田村」(一色能)などが演じられ、小学生からご高齢の方まで、大きな能舞台で、日頃の稽古の成果を存分に発揮されました。

仕舞(一色能)

仕舞(一色能)

仕舞(通り能)

仕舞(通り能)

半能「田村」(一色能)

半能「田村」(一色能)

そして馬瀬狂言は「雷」「水掛婿」「文荷」の三番、盛りだくさんのプログラムでした。伺ったところでは、今年の秋祭りは一番のみの上演であったとのことで、今回の公演が今年初めての大舞台だったそうです。

さて、演じられた曲について、簡単に紹介します。
「雷」にはなぜか痛風持ちの雷様が登場します。たまたま雲の切れ間から落ちてしまい、ちょうどそこを通りがかった医者に薬をもらったり、針を打ってもらったりして、何とか天上に帰ることができるというお話です。

馬瀬狂言「雷」

雷様が針の治療を受けると…。

雷様が針の治療を受けると…。

雷様も飛び上がるほど痛いようです。

雷様も飛び上がるほど痛いようです。

雷様に人間の薬や針が効くところもおもしろいのですが、曲の最後、雷様が天上に帰る前に一悶着起こります。医者から治療代を請求され、雷様は困ってしまいます。そこで、眷属を引き連れ御礼に来ることを提案すると、医師は一人落ちるのさえ大変なのに、大勢の雷が落ちたらどうなることかと断ります。そこで、雷様は改めて医者の願いを聞き、五穀豊穣となるように計らってくれる約束をして、天上に戻っていきます。
人と雷が普通に会話している場面もよくよく考えると面白いのですが、狂言に登場する雷や鬼はこのように人間的なところを持っています。こうした役柄は、鬼や雷の姿ではあるものの、描かれるのは人としての営みの一場面であり、人間の本質を笑いでくるみながら描く、狂言ならではの登場人物であると思います。

この他にも、聟と舅が田んぼの水を取り合う「水掛聟」や、主人から預かったラブレターをいい加減に取り扱い、しまいには「風の便り」などといって、扇で扇いで届けたことにしてしまう太郎冠者、次郎冠者の活躍(?)を描いた「文荷」など、楽しい演目が続き、会場は和やかな笑いに包まれました。

馬瀬狂言「水掛聟」

聟と舅の水を巡る争いは…

聟と舅の水を巡る争いは…

聟の勝ち

聟の勝ち

馬瀬狂言「文荷」

恋文をわざわざ担げて運ぶ太郎冠者・次郎冠者

恋文をわざわざ担げて運ぶ太郎冠者・次郎冠者

二人で文を扇いでいると、主人の姿が…。

二人で文を扇いでいると、主人の姿が…。

馬瀬から応援のために駆けつけた方々とも会場でお会いするができました。
いつものことながら、これらの伝統芸能が、それぞれの地域で育まれたものであることを改めて感じると共に、こうした上演の場に立ち会える喜びをかみしめた伊勢での一日でした。

(山本晶子)