2016年1月

心の鏡を磨こう [2016年01月26日(火)]

<日文便り>

  大学1号館の西側入り口の2階から4階の階段の壁に鏡が掛けられています。
  その鏡面の右上に、「世の光となろう」「心の鏡を磨こう」「曇らすな心の鏡を美しく」という文字が金色に浮かびあがっています。東側の2,3階への階段には「世の光となろう」があります。
  この鏡は、昭和59年に大学1号館が竣工したときに掛けられたもので、かれこれ33年間、皆さんの姿を映しだしてきました。鏡の前に立って身なりを整えたり、姿勢を正したりしたことでしょう。

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  鏡の最初は水鏡でした。ギリシャ神話のナルシスが水に映った美しい少年に恋い焦がれ、口づけしようとして水死し、水仙の花になったという話はよく知られています。やがて鏡に映る姿が自分自身であることを知って自己認識の第一歩を踏み出すことになるわけですが、古来、鏡は神秘的なものとして祭祀の道具として使われてきました。
  また鏡の向こうにもうひとつの世界があると考えられ、鏡を通りぬけて異次元の世界に迷い込む話を描いたルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』や、内部がすべて鏡でできている巨大な球体に入った男が発狂してしまうという江戸川乱歩の怪奇小説『鏡地獄』など、鏡は文学の世界の小道具として多く用いられています。

  さて、「心の鏡」とは何でしょう。それは、「鏡のように物事を映しだす心」という意味でしょう。地獄の閻魔大王は鏡に人間の罪状を暴き出すそうですが、鏡は物事の真の姿を映し出すものともいわれます。その鏡が曇っていては映し出されたものは曖昧で、時には歪んでしまいます。それではものごとを適確に判断することができません。まさに「曇らすな」なのです。
  ところで、昨今、解散をめぐって騒がれていたSMAPの3枚目のシングルは「心の鏡」でした。一般公募した歌詞で、中学2年生の少女の詞が採用されたそうで、その一節はこう歌われています。

    自由望むなら自分をみがこう。
    心の鏡ぴっかぴかにいつまでも光らせて
    人目を気にして生きるなんてつまらない
    心の鏡ぴっかぴかにいつも耀いていて
    ため息でハート曇らせないよう。
                    *
    心の鏡ぴっかぴかにいつも耀いていて
    微笑みでハートきらめかせるのだ

  では、あたらめて大学1号館の鏡の前に立って自分自身をとっくりと眺めてみましょう。
  あなたの心は耀いていますか。
  ちなみに、この文字は私が書いたものです。

(槍田良枝・雅号朝雨)

私の授業〈日本文学演習Ⅱ〉 [2016年01月25日(月)]

<授業風景>

私の三年生の演習では、森鴎外の明治四十年代の小説を読んでいます。
明治四十年代(1907~)は、鴎外の生涯六十年のうち、最も小説を多産していた時期。
題材もテーマも多彩なので、小説読解の方法を学ぶのに良いと思って選びました。
一人で一作品を担当し、発表資料を用意して、毎回、一人ずつ発表しますが、
資料の棒読みにならないよう、聴いている人に理解してもらえるよう、
プレゼンテーションの技術も磨きます。
発表が終わったら、ゼミのみんなが、一人ずつ意見・感想・質問を述べ合い、
理解をさらに深めます。
〔写真〕は、時間の最後に、私が発表についてのコメントをしているところ。

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足りない点があれば、「宿題」を出し、補足資料を作って、次回の最初に、
説明してもらうことにしています。
一年が経てば、みなさんは、必ず、作品を豊かに、そして深く読み味わう、
その「力」がついているはずです。

 
(吉田昌志)

3年対象キャリア支援講座 [2016年01月18日(月)]

<在学生の方へ>

雪が降り、寒い一日となりましたが、本日は3年対象のキャリア支援講座を行いました。
新卒ハローワークのジョブサポーターによる講座で、
内容は「ビジネスマナー」です。
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「ビジネスマナーなんて常識だよねぇ」というコメントが聞こえてきそうですが、学生さんにとっては《常識》でも、社会人から見ると《非常識》なのでは!?と思うことがしばしばあります。
たとえまだ学生という身分であっても、就職活動の際には、社会人として相応しい振る舞いをすることが求められています。

「私はきっと大丈夫!」という方も、
「なんだか不安になってきた」という方も、
基本に立ち返ってみることが何より大切です。
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たとえば・・・、
身だしなみ、話し方、立ち居振る舞い、など外見に関わることは、ご家族やお友達にアドバイスをもらってはいかがでしょうか。
話し方、ESの書き方、メールの心得、などは自分では直しにくいと思いますので、学内外の支援講座を利用してみることをお勧めします。
気を付けなければならないのは、SNSの利用の仕方です!!発信する内容と個人情報の流出には十分気をつけてください。
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日本語日本文学科では、学年に合わせて就職支援講座を開催しています。
日文生のみなさん、何か御希望がありましたら、教授室までお申し出ください!

(KW)

 

4年次学寮研修 ~陶芸作品完成!~ [2016年01月14日(木)]

<学寮研修便り>

4年生の学寮研修(昨年10月実施)で陶芸を行いましたが…
(記事 → https://content.swu.ac.jp/nichibun-blog/2015/10/21/ho/

このたび、無事完成品が届きました!
自分がつくった湯呑みとともにパチリ

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それぞれ個性がありますね!
素敵に仕上がりました。

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世界でひとつの湯呑み

みなさん、たくさん使ってくださいね(^^)♪

(IM)

卒業論文提出日! [2016年01月09日(土)]

<日文便り>

本日は卒論提出日でした!

受付開始と同時に一気に列が出来上がり、
皆々、緊張した面持ちで、時折落ち着かない様子も見せていました。

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思い思いに整えた表紙は、色鮮やかで手に取って読みたくなってしまうほど。
四年間の集大成に込められた思いを、その見た目からも感じることができます。

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無事、提出を終え晴れ晴れとした表情の学生さんたちに声を掛けてみると、
「安心した」 「ホッとした」
という声が一番多く聞かれました。

やはり論文を書き上げるという作業はとても大変……!
なので後輩の皆さんは、ぜひ早めにこつこつと!

というメッセージももらいました。

提出を終えた皆さん、本当にお疲れ様でした。
今日はゆっくり休んで、残り僅かの学生生活を楽しく、有意義に過ごしてくださいね♪

(NG)

迎春 [2016年01月07日(木)]

<日文便り>

本年もどうぞよろしくおねがいします。
2016年初回はおめでたい話題から!
槍田良枝先生が作品を展覧会に出品なさっています。
本日から15日までですので、どうぞ足をお運びください。
1、展覧会   新春年賀状展(年賀状作品2点出品)
日 時:平成28年1月7日(木)~15日(金)10:30~17:30
場 所:大崎ウエストギャラリー(品川区)JR「大崎駅」 徒歩1分
本展終了後は、長野県栄村の「栄村 森の美術館」にて、5月1日~11月30日まで展示されます。
その後、美術館併設の栄村タイムカプセル館にて収蔵作品として保管し、将来的には展示活用
されるとのことです。

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2、ユーチューブに書作品発表
昨年3月からの放映に引き続き、第2段として、昨年12月から新しい作品を掲載しています。
アートジャーナル社 バイヤーズガイドジャパン編集部篇 「JーArtsTV 今届けたい想い」
検索: ユーチューブ 槍田朝雨  (雅号だけで検索できます)

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(UT)