ブックリレー第19回

インスタグラムで始まった「日文生ブックリレー」をブログでも掲載しています。
今回で第19回目です。

日文のインスタグラムは以下の通りです。日ごろのイベントなどをアップしています!
是非覗いてみてください。
日文アカウント:@swu_nichibun_official

本を通じて日文生同士はもちろん、受験生の方とも繋がっていければ嬉しいです。
今回も3年のお2人です👩

①MKさん🌟

こんにちは!犬や猫の動画を見ることにハマっているM・Kです。

今回私が紹介させていただく本は、三浦しをんさんの『きみはポラリス』です。

三浦しをんさんは、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を、『舟を編む』で本屋大賞を受賞した方です。
『舟を編む』や『風が強く吹いている』などの作品は、テレビアニメや映画にもなっているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

『きみはポラリス』は、「恋愛」をテーマにした短編集です。
「ラブレター」や「信仰」、「あのころの宝もの」など、定められたお題に沿って書かれた11篇の作品が集められています。

11篇の作品の中で、とくに私のおすすめの作品は、「年齢差」というお題に沿って書かれた
『冬の一等星』です。
この作品は、主人公が8歳の冬に「誘拐」されたときのことを回想する話です。
このときの「誘拐犯」との思い出を、大人になっても大切に思い続ける主人公の愛が描かれた、切なくも心温まる作品です。
「恋愛」がテーマの本なのに「誘拐」?「誘拐」なのに「心温まる」?と興味を持ってくださった方に、ぜひ読んでいただきたいです。

『きみはポラリス』は、愛とはなにかを考えさせられる本だと思います。
この本には、さまざまな立場の登場人物たちの、多様なかたちの愛が描かれています。
どのような愛が描かれているのか、ぜひ、実際に読んで楽しんでいただきたいと思います。
普段あまり恋愛小説を読まない方にもおすすめの一冊です。

次は、暇さえあれば推し事に夢中になっているというM・Sさんです。よろしくお願いします!

②MSさん🔥

アイドルが大好きで、暇さえあれば推し事に夢中になっているM・Sです。
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今回、私が紹介する本は宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』です。
突然ですが、みなさんには「推し」はいますか?

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物語の主人公は、女子高校生・あかり
あかりはアイドルである上野真幸を推すことに全身全霊を注いできました。
学校もバイトもうまくいかないあかりにとって、推しこそが自分の救いでした。
そんなある日、突然推しがファンを殴り、炎上してしまうという事件が起こります。
炎上によって、あかりの推しは人気を失い、芸能界引退を発表。
このことが、あかりの人生にも大きな変化をもたらして…。
生きがいである推しを失ったあかりはこれからどう生きていくことになるのでしょうか?

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この作品を手に取ったきっかけは、タイトルに書かれている「推し」という言葉に惹かれたからです。
推しの存在が必要不可欠だった私は、この言葉に敏感に反応してしまいました。
そして、作品中にあかりが放ったある言葉が心に残りました。

推しを推すことがあたしの生活の中心で絶対で、それだけは何をおいても明確だった。中心っていうか、背骨かな。

推しを背骨だと表現したあかりにはとても共感しました。
推しは、私にとっても、生きる糧です。
推しがいるから頑張ることができます。
推しが頑張っているから、私も頑張らなければならないと思わせてくれます。
今では、推しのいない生活は考えることができませんし、推しが与えてくれる力はとても大きなものです。

しかし、推しは永遠ではありません。
いつか、推せなくなる時が必ずきます。

あかりという女の子を通して、自分だったらこの大きな局面をどうやって乗り越えることができるのか、ぜひ一緒に考えてみてください!

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推しを推しているあなた
推しを見つけたいと思っているあなた
推しの世界を覗いてみたいと思ったあなた

ぜひ、この本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
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次は、最近ランニングで汗を流すことにハマっているというY・Oさん、お願いします!

(CC)