笛木美佳先生が遠藤周作生誕100年記念の講座で登壇します

今年は遠藤周作生誕100年です。
それを記念して各地で多くのイベントや研究会が行われています。
本学日本語日本文学科教授 笛木美佳先生が、二つの講座に登壇します。
お近くの方はぜひ足を運んでください。

長崎市遠藤周作文学館 第46回文学講座 講演
日時:8月26日(土)13時-15時
場所:遠藤周作文学館(長崎市)
題目:遠藤周作 渾身のメッセージ ―「深い河」美津子の救いを通して―
概要:美津子の苦しみ―〈空虚感〉 〈愛の欠如〉とはいかなるものなのか、またインドでの数々の出会い、 大津との再会によりもたらされたものは何か。 先行して発表された「真昼の悪魔」(1980(昭和55))と比較しつつ、美津子に与えられた救いの可能性を追う。そして、そこに託された遠藤周作の渾身のメッセージを読み取る。
定員:40名
申込:8月24日締め切り
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雑司ヶ谷地域文化創造館「ちとせ橋コミュニティ塾」
日時:9月13日(水)14時-16時
場所:雑司ヶ谷地域文化創造館(豊島区雑司ヶ谷)
題目:遠藤周作の生涯と作品(1)
概要:
遠藤周作生誕100年の記念の年です。遠藤の母は芸術家として遠藤の前を歩き、大きな影響を与えました。遠藤をキリスト教に導いたのも母でした。第1回は遠藤周作と母について『影に対して』(新潮文庫)を用いながらお話しします。
※応募期間は締め切られております

日時:9月20日(水)14時-16時
場所:雑司ヶ谷地域文化創造館(豊島区雑司ヶ谷)
題目:遠藤周作の生涯と作品(2)
概要:30年前の1993年、遠藤周作待望の1冊―集大成と自ら位置づけた『深い河―ディープ・リバー―』が刊行されました。命を削って書かれたこの作品には、遠藤の探し求めてきた信仰が託されています。第2回は遠藤が我々に残したものについて『深い河』(講談社文庫)を用いながらお話しします。
※応募期間は締め切られております

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