今回は、「全国大学ビブリオバトル」のステージでアシスタントを務めたスタッフ2名の声をお届けします。
今大会で、私は開会式、ファイナル、表彰式のアシスタントを務めました。ステージに立ち、ゲストを誘導することは初めてだったので、覚えることが多く、やりがいを感じました。バトラーの皆さんは、緊張されているので、少しでも負担が軽くなるよう努めました。大きな大会の裏側を知ることができる、貴重な経験でした。
また、私はビブリオバトルにバトラーとしても参加しました。決勝に勝ち上がってきた方々のレベルの高さを実感しました。そしてそんなバトラーのこと、オーディエンスのことを常に考えて動かれる、運営の皆さんの姿を間近で見ることができました。細かな配慮、声かけなどの気遣いが、ありとあらゆるところに込められていました。バトラーとしても、スタッフとしても嬉しく感じました。さらに、社会に出たときに自分はどう動くべきか、どんな人になりたいかと具体的に考える機会ともなりました。実行委員に申し込んで本当に良かったです。得られたものがあまりにも大きすぎます。お世辞でなく一生忘れられない経験となりました。(3年・井手柚梨香)
私は、全国大会ビブリオバトルの10月の校内予選から本戦まで活動をしていきました。そして、12月に行われた本戦では、ステージ上のお仕事を経験させて頂きました。当日は、責任感の伴う役割に対し、非常に緊張感を持って務めていました。そして、大会を運営する大人の方を含め、全員が「大会を成功させよう!」という同じ目標に向かって作業を進めていく姿を肌で感じ、自分が今この大会を作り上げているメンバーであることに、誇りを感じました。
またステージ上から、バトラーたちが紹介する本に非常に興味・関心を持って、話に引き込まれていく多くの観客の姿を見た時に、運営側の私たちも観客が楽しんでいることに、やりがいを感じることが出来ました。10月からの経験は、ビブリオバトルの魅力を観戦者という立場だけでなく、支える側のスタッフとしても、両方の立場から学ぶことができたことは貴重な経験でした。本戦というレベルの高い環境で、様々な人と関わりながらお仕事ができたことを、自信として今後の糧にしていきたいと思います。(1年・桑原結衣)
定員500名を数えるグリーンホールを埋め尽くす観覧席のみなさまを前に、全国から集まった30名のバトラーさんを丁寧に優しく心を込めてご誘導するステージスタッフ。
向かって右手が井手さん。左手が桑原さん。