2010年6月

台湾研修旅行 [2010年06月29日(火)]

地理の1分野、人文地理を担当しています、田畑久夫です。
地理では、毎年夏休み3泊か4泊で国内あるいは外国の研修旅行をしています。授業で話した内容を、実際にこの目でみてもらうためです。
昨夏は初めての試みとして外国の台湾に出かけました。台湾全周のハードな旅行でしたが、台湾の史跡や少数民族アミ族の踊りなども鑑賞しました。暑かったけれども、大変勉強になりました。
今夏は韓国に出かける予定です 。
来年一緒に出かけましょう。

台湾、日月潭の文武廟にて

「漆」のゼミ旅行 [2010年06月25日(金)]

歴史文化学科の武田昭子です。文化財学を担当しています。
皆さんのお宅では漆の器を使っていますか?
合成樹脂の器が出回っている昨今では、あまり使われなくなったようですね。でも、この頃は、日常を優雅に楽しむ小道具として見直されているようです。

実は、漆の器は古く縄文時代から在り、東アジア特有のものです。西欧人は「漆黒の美」を特に愛でたと言われています。

漆の木に傷をつけると、その傷を自分で治そうと滲み出てくる樹液が「漆」です。この頃のような、じめじめして蒸し暑い、こんな天気が、「漆」は大好きです。夏が最も優れた品質のものが採取され、良く乾きます。

漆は塗料、塑形材、接着剤として日本の有形文化財に様々なかたち利用され、漆文化を形成してきました。
「漆」の採取から製品製造までを見学するゼミ旅行にも行きました。

①は漆掻きをしているゼミ生です。

②は掻きとったばかりの漆です。

骨董市  [2010年06月24日(木)]

仏教文化史を担当している関口静雄です。わたしの日曜日は骨董市。富岡八幡・靖国神社・新宿花園神社がお決まりで、足を延ばして新井薬師や高幡不動にも出かけます。場所がら花園や靖国では女子大生や女子高生の姿をよく見かけます。
先だって200円で手に入れた平泉の中尊寺が出した藕絲子育(ぐうしこそだて)観世音菩薩のお札です。大隈重信の母三井子〈みいこ〉が77歳のとき、藕絲子育観音を中尊寺に奉納したので、それを記念して出されたお札です。
息子重信の42歳の厄除け祈願に、三井子は上野不忍池をはじめ諸所の蓮池から蓮茎を集め、近親や侍女とともに藕絲(蓮糸)を取り出して紡ぎ、京都西陣で織らせて蓮布とし、これに子育観音を描いたものを、皇室はじめ著名な神社仏閣に奉納しました。10年ほどの歳月がかかりました。中尊寺に奉納したのは明治15年(1842)のことで、重信44歳、東京専門学校(早稲田大学)を開校した年でした。
母親の愛情をたっぷり受けて育った子は迷いのない人生を送る人が多いといわれますが、重信もその一人だったに相違ありません。
骨董市に出かけてみませんか。

文化史学会第25回大会のご案内 [2010年06月18日(金)]

7月17日(土)に文化史学会第25回大会がが開催されます。
今回はシンポジウム「都市と芸術-西ヨーロッパにおける美術、文学、音楽-」と題して研究発表が行われます。
詳細は下記の通りです。
どなたでもご参加できますので、ふるってご参加下さい!!

◆昭和女子大学文化史学会第25回大会◆

<日 時> 平成22年7月17日(土) 13:30~16:50
<会 場> 昭和女子大学 80年間6階オーロラホール
<参加費> 無料

シンポジウム「都市と芸術-西ヨーロッパにおける美術、文学、音楽-」

<プログラム>
研究発表
13:35~15:35
三森 のぞみ (昭和女子大学 非常勤講師・イタリア史)
「ルネサンス期フィレンツェにおける都市と芸術-ドゥオーモをめぐって-」
平野 文千 (昭和女子大学大学院生)
「ホアキン・ソローリャ 海辺の情景-1900年パリ万国博覧会への道程-」
遠藤 望 (世田谷美術館 学芸員・企画担当課長)
「都市の肖像-アンリ・ルソーの見たパリ-」
江中 里子 (昭和女子大学 教授)
「パリの象徴主義-『ペレアスとメリザンド』をめぐって-」

討論  「都市と芸術」
15:50~16:50
基調報告:木下 亮 (昭和女子大学 教授)
パネリスト:三森 のぞみ・平野 文千・遠藤 望・江中 里子

◇終了後、懇親会を行いますので是非ご参加下さい。
【時 間】  17:00~
【会 場】  研究館5階 学生ホール
【参加費】 500円(学生は無料)

文化史学会に関するお問い合わせは、
昭和女子大学人間文化学部歴史文化学科教授室
(Tel.03-3411-5373/Fax.03-3411-7059)
までお願いします。

いろんなところに行って、いろんなものを見てみよう! [2010年06月18日(金)]

民俗学を専攻している後藤です。民俗学は現地調査が基本というわけで、旅行好きな私には嬉しい学問分野です。

さて、その中でも私は雪室と鳥追いの研究をしてます。雪室って何って思う人いますよね。
現在のカマクラのようなものです。
かつては地域によって雪穴や鳥追い小屋など名称も形もいろいろありました。

かれこれ10年間雪室をおい続けてます。
いろんなところに行きました。地元の方のお話はとても面白いです。
雪室を見ると走っていって飛び付きます。たまに勢いありすぎて転びます。
これは栃木県湯西川のカマクラです↓

調査に行く時は、私はほとんど電車で行きます。
電車の中から見る風景はいいものですよ
おすすめなのは福島県会津若松と新潟県小出間を走る只見線です。
ぜひ乗ってみて下さいね。

第1回特殊研究講座が行われました! [2010年06月17日(木)]

6月16日(水)に今年度第1回特殊研究講座が行われました。

今回は日本女子大学講師の佐藤育子先生に「古代史から学ぶもの-フェニキア・カルタゴの歴史を勉強して-」というテーマでご講演いただきました。

先生ご自身のフェニキア史との出会いのエピソードや、フェニキアとカルタゴの歴史について、パワーポイントを使用しながら詳細にご説明いただきました。とても分かりやすいお話で、当時の人々の行動などが目に浮かぶようでした。

佐藤先生ありがとうございました。

『歴文』最新号!  [2010年06月16日(水)]

歴史文化学科では、受験生向けに『歴文』と言うリーフレットを年に2回発行しています。
Vol.1では多彩な専門分野を学ぶことが出来る歴史文化学科の先生方の紹介、Vol.2では夏休みに実施されるゼミの研修旅行の記事が掲載されます。

先日、2010年度Vol.1が発行されました。(写真手前のリーフレットです)
なんと今回の表紙は、日本民俗学の渡辺伸夫先生が考えられた謡曲
↓その内容は次の通りです↓

実はこの内容には実際にモデルがいるんですよ。
歴史文化学科の学生の様子を渡辺先生が謡曲にして下さいました。

『歴文』はオープンキャンバスで配布しています。
実際お手にとってご覧下さい。

ゼミ旅行があります☆ [2010年06月15日(火)]

歴史文化学科には19のゼミ(演習)がありますが、毎年様々なゼミが夏休みを利用して研修旅行に出掛けています。
昨年は11のゼミで研修旅行を実施しました。

今年も夏休みが近づいて来てゼミでの研修旅行の話題があがっています。
歴史文化学科には今、こんな掲示が出ています↓↓↓

これは地理ゼミの今年の研修旅行参加者募集の掲示。
今年は9月に韓国へ行く予定をしており、ゼミ生だけでなく1年生から4年生までひろく参加を募集しています。
地理ゼミでは昨年、台湾へ行きました。
台湾では台北、台中、高雄、花蓮など台湾を一周する旅
一部を紹介すると……

温帯と熱帯を区切る北回帰線にて集合写真!
今年はどんな旅になるでしょうか??

他にも日本考古学ゼミでは鳥取や出雲の遺跡を巡る旅を予定しているなど、今年もいろいろなゼミで着々と準備が進められているようです。
また詳細がわかったら、ご報告します。

展覧会が見たい! [2010年06月09日(水)]

歴史文化学科で西洋美術史を担当しています木下亮です。私の授業では、美術の歴史について講義するかたわら、開催中の展覧会をよく紹介します。では最近、取り上げた展覧会をいくつか挙げてみましょう。
現在、六本木の国立新美術館では「オルセー美術館展2010 ポスト印象派」が、また今春、新しく開館した三菱一号館美術館では「マネとモダン・パリ展」が開かれています。どちらもとても充実した展覧会です。六本木の森アーツセンターで開催中の「ボストン美術館展」でも、19世紀のフランス絵画が数多く展示されています。さらには秋に、本格的なゴッホ展やドガ展が予定されています。今年はどういうわけか19世紀のフランス絵画が大挙して日本に上陸することになりました。
昭和女子大学のいいところのひとつが、都心の美術館にアクセスしやすいことです。授業が終わってすぐ大学を飛び出せば、30分後には見たい絵の前に立つことができるのです。パリやボストンまで旅するにはおよびません。
本や音楽との素晴らしい出会いがあるように、美術作品との忘れられない出会いがあればと願いながら明日も授業をします。

平城遷都1300年 [2010年06月07日(月)]

東南アジア考古学を専門にしている菊池と申します。週末、奈良に行ってきました。今年は平城遷都1300年にあたり、これを記念して博物館や寺院で特別展があり、そのうちのいくつかを見学しました。奈良国立博物館の「大遣唐使展」では、唐で亡くなった日本人の井真成の墓誌や日本では20数年ぶりの展示という「吉備大臣入唐絵巻」などが展示されていました。また、橿原考古学研究所付属博物館は「大唐皇帝陵展」を開催し、壮大な陵墓の紹介とそこから出土した副葬品などがあり、これまで門外不出の品々が多くみられました。特別展は今月20日までですが、お時間のある方はぜひ奈良に行き、国際交流から多くのものを学んだ奈良の御代に思いを馳せてはいかがでしょうか。