東明学林2日目(2012年6月14日)

今日は東明学林2日目の様子を振り返ってみます。


バスハイク

二日目は小田原周辺のバスハイクです。お天気はこの通り!


気持ちいい初夏の日差しのなか、富士山を横に見ながらまずはポーラ美術館をめざします。


ポーラ美術館

美術館に着くと、まず木下先生のお知り合いの学芸員の先生から、ポーラ美術館の建物自体の構造上の工夫や、現在行われている企画展「印象派の行方―モネ・ルノワールと次世代の画家たち―」 の展示上の工夫などのお話を伺います。歴史を学ぶうえでは、異なる資料や史料を比較しながら検討するという作業が有効となるのですが、今回の企画展でも異なる画家の絵を二枚並べて展示し、構図や技術を比較してみせるという工夫がなされていました。学芸員過程を履修している学生、あるいはそうでない学生にとっても、普段の世田谷キャンパスでの授業だけでは経験できない、かなり密度の濃い学びの時間になったと思います。

実際に解説を受けてから企画展をみると、展示の工夫が分かっている分、とても説得的に感じられました。第一部では印象派の流れを復習したのち、第二部ではモネ、ボナール、マティス、そしてピカソにまで印象派の影響がみられることが示されていました。

のちほど武田先生が学生のみなさんにポーラ美術館の感想を聞いていましたが、多くの学生が大満足の 声をあげていましたよ!!

私は行かなかったのですが、掛川先生の投稿にあるように、ポーラ美術館の周りは木立の中の遊歩道が広がっており、季節の植物を感じながら散歩を楽しんだ学生もいたようです。是非また訪問してみたい美術館ですね。

鈴廣かまぼこ博物館

鈴廣かまぼこ博物館で小休止。古民家もあったようですが訪問した人はいるかな?

大雄山最乗寺

続きまして大雄山を拝観します。境内各所に立ち並ぶ天狗像鬱そうとした木々と合わせて修験道の雰囲気を漂わせます。是非とも関口先生仏教文化史ご一緒にきてお話しをうかがいながら歩きたいところですね。

そしてひたすら階段・・・。ギャーーー奥の院へと続く階段・・・downwardleft


この階段の事情を知る掛川先生や武田先生は、奥の院を目指すことなく、入口近くにある本堂にとどまり、お寺の方とお話ししながら、建物の解説をお受けになったそうです・・・

ところで・・・

今回の食事係のみなさんはパーフェクトの出来でした。毎回の配膳が早すぎて、逆にまだお腹が空いてないよ~というくらいに 🙂 そんな食事係の活躍の秘密をパシャリあらかじめ食器の並べ方のモデルをひと揃いつくって、実物でしっかり暗記してから配膳に臨みます。 こういう段取りってのは大人数動かすときにはとても大事ですね!


そして、夜は

ともしびの集い

ろうそくを持ちながらクラス全員で輪をつくり、「将来のために今始めたいこと」というテーマで話しました。

どうも 2日目は学生のみなさんの写真がなかったようです。3日目はたくさん紹介できると思うので次はお楽しみに!寂しいので毛並みのいいくまの写真を貼っておきます。

ではではこれにて2日目終了

以上、松田忍がお伝えしました。