2014年4月

気になっていること [2014年04月28日(月)]

古代エジプトを専門にしている吉成です。
去年も同じ様なことを書きましたが、語学について気になっていることを書きます。

4月から始まったラジオのフランス語入門講座を聞いていて、簡単な会話で「どちらにお住いですか」という言いまわしがVous habitez où ? になっていたことです。私が学生時代に習った言いまわしは Où habitez-vous ? が普通だったと思いますし、こちらの方を覚えていたのですが、ラジオのフランス語講座ではVous habitez où ?のほうが一般的だとして、最近はそっちの方を教えている様に思います。Où habitez-vous ? は堅く畏まった感じがするらしいのです。

そこで気になったことですが、英語でも同じ様にDo you live(あるいはYou live)where ?というのが普通になっているのかどうかということです。当然われわれはwhere do you live ?と習って、これが正しいと思っているわけですが。

ゼミ合宿 [2014年04月24日(木)]

こんにちは。日本近世史の野口朋隆です。
今日は、近世史ゼミの合宿を紹介します。

3月中旬に3年生(現4年生)は、ゼミ合宿として箱根へ行ってきました。
合宿では、4年生の1月に提出する卒業論文に関する発表を
全員が行いました。

自分の関心のあるテーマには、すでにどのような先行研究があるのか、
それから史料(古文書)はどういったものがあるのか、またその内容について
報告を行いました。

すでに就活も始まっていて、みんな忙しい時間をやりくりしながらの参加でした。
でも発表が終われば、おいしいご飯と温泉と宴会が待っていました。
宴会では就活の情報交換でもしているのかな?と
思ったのですが、その予想は見事に外れ、
全く就活の話題は出ず、笑い話ばかりでした。
でも、今回ばかりはそれで良かったのかもしれません。
ここで笑って、また世田谷に戻り、就職活動、それから卒論に向けた
準備に取りかかってもらいたいと思います。

【授業紹介】環境考古学 [2014年04月21日(月)]

今年度から新しく開設された佐々木由香先生の「環境考古学」について紹介したいと思います。
縄文時代を中心とした人間と植物の関係史の研究成果について、自然科学分析全体に触れながら講義してくださいますpencilまた、遺跡出土種実と木材、土器を用いて分析手法を実際に行うことのできる実習型の授業ですsign01

この日の授業は遺跡から出土する種実遺体種類を同定するために現代の十五穀米を使って種類ことに分類をしていました!


十五穀米を分類中

考古学を勉強している人、興味ある人はぜひ履修してみてくださいねbook

(新人助手I)

T先生の遺していったもの [2014年04月15日(火)]

こんにちは。西洋史の小野寺です。
新学期早々暗い話で申し訳ありませんが、先月末、私はある恩師を失いました。
T先生という、高校時代の世界史の先生です。
48歳という若さでした。
学生を引率していた韓国で突然、心不全で倒れたということでした。

T先生が25歳の若手教員として颯爽とわが校に赴任してきたのは、私が高校一年のとき。
とにかく若かったので、今考えても失礼な話ですが、あまり先生という感じがせず、どちらかというと兄貴分みたいな感じで、(授業も受けていないのに)暇を見つけては教員室に遊びに行っては話し込んでいました(今思えば、そうやって私は先生の貴重な研究時間を奪っていたわけです・・・)。
回りの生徒も、(大変失礼な話ですが)「おいT!」みたいな感じで、「先生」とすら呼んでいなかった記憶があります(私は一応「T先生!」って言ってましたよ!)。まあ、それくらい親しみやすい先生だったのです。
T先生が大学院でドイツ史を勉強していたことくらいは知っていましたが、そんなわけで、あまり深い研究の話をすることもなく、「いいお兄ちゃん」みたいな感じで、高校三年間は過ごしていました(一浪して大学に入ったとき、先生のご自宅でお寿司をごちそうになりました!)。

大学に入り、さらに大学院に進んだ頃から、T先生が研究を進められているという話をちょくちょく耳にするようになりました。
「世界史教育」に関する研究です。
世界各国ではどのような世界史教育を行っているのか。
今後日本における世界史教育はどのようなものであるべきか。
そうした問題について、T先生は高校での仕事の傍ら、着々と研究を進めていたのでした。

T先生が熱く語っていたことの一つに、世界史の「暗記偏重」という問題があります。
「世界史はとにかく覚えることが多くて大変!」→「だから世界史嫌い」というコースをたどったみなさんも、少なくないのではないでしょうか。
それを裏付けるデータがあります。
1953年、高校世界史教科書に載っていた事項は、1,549項目でした。
しかし2003年の高校世界史教科書では、3,379項目。つまり覚える項目が、50年前の倍以上になっているのです。
もちろんこれは、教科書執筆者が皆さんに嫌がらせをするためではなくて、ヨーロッパやアメリカのようなメジャーな国々だけでなく、アフリカとか南アメリカとかオセアニアとか、そういう国々のこともきちんとおさえて欲しい、という「善意」ゆえなのですが、とにかく記憶しなければいけない量が半端でなく多いのは事実でしょう。

そしてT先生がいつも強調していたのが、重要語句をゴシック体で強調する、日本の教科書のスタイル。
「さあ、覚えなさい!」とばかりに、次から次へと語句が太字で強調され、それにひたすらマーカーを引いて覚える学生。
データがたくさん詰め込まれる一方で、全体の流れが見えにくく、とにかく教科書は読んでいて「つまらない」。これでは世界史を好きになれというのが無理というものです。

そこでT先生が最近ずっと模索していたのが、「考える世界史」でした。
ただ事項を暗記するのではなく、「なぜ」「どのように」ということを、自分の頭を使って考える、そういう世界史学習です。
たとえば、複数の史料を自分なりに解釈する。
あるいは、絵画や風刺画、ポスターといったもののメッセージを読み解く。
もしくは、当たり前のように暗記していた言葉の意味について、もう一度深く考えてみる。
そうすることで、「正解」は決して一つだけではないということ、それを読み解く側の問いかけによって歴史像は大きく変わりうることがわかります。そして何より、その方がやってて面白い。

そしてもう一つT先生が言っていたのは、歴史を自分の問題として考えて欲しい、ということでした。
世界史(日本史もですが)はどうしても、有名な政治家や軍人、科学者などが中心の歴史像になりやすいので、自分とは関係のないエピソードとして理解してしまいがちです。
しかしそれで本当に良いのか。どうやったら「良く」生きられるのかという問題と、世界史といういままでの人びとの営みを切り離してしまってよいのか。
たとえば、名もなき人びとが当時どのような生活をしていたのか、ということを考えることで、歴史をよりリアルなものとして捉えられるのではないか。
そんな話をT先生としたことがあります。

先生が亡くなってからまだ半月余り。
先生の死を、私はまだ受け止め切れていません。
しかしいつまで嘆いていても仕方ありませんし、それは先生の望むところでもないでしょう。
今学期から私も、ささやかではありますが「考える世界史」をテーマに、ある講義を進めています。
金曜2限の「原典講読」がそれです。
前期は、アンネ・フランクの『アンネの日記』をどうやって小学校高学年に教えるか、ということで、その教員向け指導書(英語)を学生と一緒に読み解いています。そして後期は、アメリカの高校世界史教科書を読み進めながら、日本の世界史教育との違いについて、体感していきたいと考えています。

自分から歴史に向かって問いかけるというのは、言うは易しで、実際にはいろいろな背景知識がなければ、意味ある問いを投げかけることはできません。事前準備もかなり必要です。
いくら教員の側が工夫を凝らしても、生徒の側は今度は「考え方」まで丸暗記して、良い点を取ろうとするかもしれない。知識を問うタイプの問題とは違って、「考える世界史」は評価の仕方が非常に難しいのです。どんな環境でもできる授業形式ではないかもしれない。
それでも、世界史教育が今のような暗記偏重のままでいいはずがありません。
どうしたら現状を少しでも良い方向に変えられるのか。それを考えることが、T先生が私たちに遺した「宿題」だと思って、私もささやかながらその一端を担っていきたいと思います。

昭和女子大学公式FACEBOOKのお話し [2014年04月11日(金)]

おはようございます。いつも歴文ブログをご覧頂きましてありがとうございます。

学生たちに「どんなときに歴文ブログ見ますか?」と聞くと、圧倒的に多いのが学寮などの学科行事のあとです。「これはブログくるかな~?」とチェックするそうです。ただ基本的に不定期投稿ですので「いつアップされているのかわからないぞ」と思っていたりしませんか?

そんなかたに耳寄り情報。

歴文ブログのうち、写真付き記事はかなりの確率で、昭和女子大学公式FACEBOOKに転載されます。ですので、FACEBOOKやっている人は公式FACEBOOKを「いいね!」しておくと、歴文ブログの更新が飛び込んでくるかと思います。

また公式FACEBOOKは学内のいろいろな動きが集約されているので、追っかけておくと、新しいチャレンジのチャンスや友達の意外な活動を発見できるかもしれないよ?

(松田忍)

バスハイクにいきました! [2014年04月10日(木)]

今日は4月10日。新入生ガイダンスの締めくくりとして、恒例のバスハイクがおこなわれました。上級生もたくさん参加しましたよ。午前中に皇居を散策し、お昼を浅草で食べて、午後は東京国立博物館を見学するというコースでした。もう葉桜となっていましたが、それでも春の陽気がとても気持ちの良い一日でした。

それでは、1年生のみなさんの様子をババンと紹介いたします。

写真の表情をご覧頂けると分かるかと思いますが、ガイダンス期間を通じて、みなさん学ぶ仲間ができたようで、本当に安心いたしました。今年もこのなかに濃厚な歴史マニアがたくさんいるんでしょうねぇ笑

先日歴文OGと連絡をとったときに、「いま新入生のガイダンス期間なんだよね」と話すと、「(卒業した自分と比較して)今から4年間歴文通えるなんて羨ましすぎる、羨ましすぎて吐きそうだ」といっていました笑 大学のなかにいると、ついつい忘れがちかも分かりませんが、4年間もの長い間勉強できるということは、とてもとても幸せなことなんですぞ!一日一日を大切に学生生活を送っていって下さいね。

こちらは上級生の様子です。

写真撮って下さいといわれたので、レンズを向けるとこのポージング。春を全身に感じているポーズなのだろうか。M.M.さん、謎すぎるぜ笑

去年の1年生ももう先輩枠での参加。1年経つのははやいねぇ。

午後は東京国立博物館にいきまして特別展「栄西と建仁寺」を見学しました。目玉となる作品は「風神雷神図屏風」(俵屋宗達)でしたが、海北友松の水墨画作品が数多く展示されていたのが非常に印象的でした。特に初期の画風と後期の画風の差が明確に見てとれたのが興味深かったです。

明日からはいよいよ授業です。疲れを残さぬようにしっかりと休んで明日に備えて下さいね。

私は1年生必修の「歴史学概論」を担当しますが、今日みなさんとお話しして、「よし、今年の授業の出だしはこんな感じでいこう!」とイメージトレーニングできました。

おまけ?

左は今年のガイダンス期間の計画を立てた植松先生(日本美術史)。おつかれさまでした。

右は1年クラスアドバイザーになった小野寺先生(西洋史)。映画や音楽までも駆使した講義が大人気の先生です。今学期初めて受講する人はお楽しみに!

(松田忍)

なんでも質問大会 [2014年04月07日(月)]

4月5日(土)に新入生ガイダンスの一環として「なんでも質問大会」が開催されましたribbon

歴史文化学科の2年生から大学院生までたくさんの上級生が参加してくれました。

 新入生からは資格の取り方、カリキュラムの組み方から三軒茶屋おすすめのお店までcafe
さまざまな質問が飛びかっていました。

 

新入生のみなさんはいろいろ質問できたでしょうか?まだガイダンスは続きますので、
わからないことはどんどん質問してくださいねconfident

(新人助手I)

新入生歓迎の夕食会が開かれました! [2014年04月03日(木)]

新入生ガイダンスの一環として、今日は学食ソフィアにて夕食会が開かれました。たくさんの先輩たちが春休みを返上して、長い間準備してくれた夕食会です。クイズ大会に、三軒茶屋の街紹介、教員紹介などもりだくさんの内容でした。

各テーブルには先生方と先輩たちもまじって、楽しく会食。中央は掛川先生(女性史)。

夕食会には、坂東学長、小原副学長、増沢人間文化学部長もお祝いにかけつけてくださり、激励のお言葉を頂きました。

坂東先生「昭和女子大学では、夢をかなえる7つの力を身につけて欲しいと言っております。今日は7つの力を一つ一つ挙げるのではなくて、7つの力の1つである、コミュニケーション能力についてお話しをします。コミュニケーション能力というのはね、立て板に水のようにぺらぺらしゃべることや人を笑わせたりする能力、それだけではないんですよ。そうしたことはコミュニケーション能力のほんの一部です。ノンバーバル・コミュニケーションといって、身振りや手振りもとても大事ですよ。いまみなさんは、初めての人たちと一緒になって、この人はどんな人かな、明るい人かな、むすっとした人かななんて思いながら接していると思うんです。そうしたときに、目と目があったときに、ニコッと微笑みかける、そういう小さなことがとっても大事なことなんですよ。自分の言いたいことを言いっ放しにするのではなく、自分の言いたいことを正確に相手に伝える力を磨いて下さいね。」

小原先生「このなかには昭和女子が第一志望だった人、第三志望だった人などいろいろいらっしゃると思います。不本意だなという気持ちのかたももしかしたらいらっしゃるかもしれません。私自身はあまり占いというのは好きじゃないですけれど、手相の話をします。手相というのは変わらないようにみえるのですが、ずっと変わらないわけではなくて、少しずつシワが変化していくことで、長い時間をかけて大きく変わっていくんです。みなさんのこれからの大学生活も手相と同じで、毎日毎日の小さな積み重ねで、4年後には大きく変化していくんですよ。昭和女子に通うなかで大きく変化した4年後、本当に昭和女子大に入って良かったなぁと思って頂けると良いなと思っています。」

増沢先生「この中に英語嫌いって人いますかー?(ぱらぱらっと少しだけ手が挙がる)少ないですね。英語嫌いの人が少なくて嬉しいです。歴史文化学科はとてもグローバルな学科だと思うんですね。先生方をみても世界を飛び回って、世界のことを研究してらっしゃる方がたくさんいらして。私の下の名前は、「歴史」の「史」で史子(ふみこ)といいます。実際に今は英語を専門としていますが、もともとは世界史の方が英語よりも得意だったんですよ。1つお願いがあります。4年間に1度でもいいから海外にでてみてください。今は国内旅行するより韓国にいく方が安かったりしますからね。海外にでて、日本のことを考える経験、是非なさってみて下さいね」

こちらはクイズ大会の優勝テーブルです。昭和女子大学のことや三茶のことに関する問題だったのですが、どのテーブルもみんなよくお調べになっていて、とても高い正答率!最終決戦はじゃんけんになったのですが、見事賞品を勝ち取りました!!中央は大谷津先生(芸能史)。

新入生のみなさんにとっては朝から夜までの長丁場。明日も行事があります。新しい生活をはじめるというときには、最初だけほんのちょっとしんどいと思うんだ。そこを乗り切ったら、みなさんが楽しみにしていた大学での学びがまっているから、あと少し、家ではしっかり休んで乗り切ってくださいね。

あ、でも、夜は夜で履修について考えなきゃですね。うーむ、たいへんだ・・・。

企画してくれた上級生もこの笑顔!本当にありがとうございました!

(松田忍)

平成26年度 昭和女子大学入学式 [2014年04月02日(水)]

cherryblossomcherryblossom4月2日(水)昭和女子大学では入学式が行われましたcherryblossomcherryblossom

歴史文化学科には102名の学生が入学しました。

たくさんの仲間が増えたことを大変うれしく思いますhappy01

これから始まる大学生活に緊張した様子も見受けられましたが、

みなさんすぐにお友達もできて楽しそうに話していましたshine

ご入学おめでとうございます。

みなさんのこれからの大学生活が充実し、実り多いものとなるよう祈っていますtulip

(新人助手I)

歴文生@サークル新歓 [2014年04月02日(水)]

入学式の桜の風景を撮影しようとキャンパスを歩いていたら、サークルの新歓活動している歴文生を発見!

教室とはまた違った姿で活躍しているのをみるのはいいね!

うっすらとサークル名がはいるようにトリミングしておきました笑 1年生たくさん入ってくれると良いですね!

(松田忍)