2014年7月

昭和女子大学FACEBOOKをみていたら…… [2014年07月31日(木)]

こんにちは、松田です。

昭和女子大学の公式FACEBOOKをみていたら、国際交流センターのブログで歴文の大倉さんが紹介されているのに気づきました!トビタテ留学JAPAN-第1期壮行会の記事です。是非ご覧下さいませ!

前期を終えての歴文1年生(クラス会の風景より) [2014年07月31日(木)]

こんにちは、松田忍です。補講期間はまだ少しありますが、基本的には前期授業も今日で終わり!レポート地獄を乗り越えて、ホッとしている歴文1年生のクラス会にお邪魔して、「前期を終えての感想アンケート」を書いていただきました。主な質問内容は下記の通りです。

  • 入学前のイメージと実際の歴史文化学科にはどんなギャップがありましたか?
  • どの授業がお気に入りでしたか?
  • 試験やレポートの感想をどうぞ。
  • 夏のご予定は?
  • これから力をいれて取り組んでいきたいことは?

みなさんの生の声で語る歴史文化学科はどんなところなのでしょうか。早速じゃんじゃん見ていきましょう。

ちなみに去年の記事はこちらです。また写真と文章は特に対応していません。あしからず。

歴史について私が想像していたイメージが変わりました。歴史っていうと日本史とかのイメージが強いけど、いろいろなジャンルがあるんだと思いました。(お嬢)

高校では1つの答えを求めるものだったけど、大学では考え方自体を求めるものなので大変でした。(たか)

「考古学基礎」が好きでした。

夏休みは初バイト、考古調査。そして3週間留学してきます。(たま)

歴史を学ぶというより考えるって感じ!!今まで学んできた歴史と全然違う(^o^)(どぅー)

1年のうちはいろいろな範囲に手を出しているので、今の段階では広く浅くとなりました。これから狭く深くと学んでいくのかなと思うとすごく楽しみです(ぷりぷり♡)

「日本美術史基礎」がとても気に入っているしオススメです。毎回京都や奈良の仏像や絵画などを扱うのですが、授業の初めに、その日に扱った美術品に対して抱いた感想と、授業を受けてからの感想が自分でも驚くくらい違っていて面白いです。試験は高校のときとは全然違って、自分の意見をたくさん述べなければならないことに最初はとても戸惑いました。決まった答えがないのはとても新鮮に感じますね。レポートも書いていく内にグダグダになってしまうことがよくあって、まだまだ勉強しなきゃなあと実感しています。(うめ子)

掛川先生の授業がとっても楽しかったです 掛川先生可愛い(´ω`*)!夏休みは2泊3日で関西旅行に行ってきます!詳細はまだ決めていませんが、京都の神社と兵庫の異人館に行く予定です!(もうすぐ19才)

みんな元気だよー\(´ω`)/ (マテ茶)

松田先生の「歴史学概論」の授業を受けてみて、やっぱり歴文はきつそうだと思いました。高校のときと違って史料を見て、書いた人の心や当時の様子を自分なりに考え、時には他の史料と比較することが必要となってくるので、(学問としての歴史をする感覚に)慣れるまでが大変そうだと思っています。お気に入りの授業は「西洋美術史基礎」です。レポート課題が個人的に好きでないので、レポート作成がつらいですが、授業の内容はとても好きです。主題やテーマを中心に色々な時代の絵画を見ることができるので、美術の知識が増えて楽しいです。他にも文化財保存修復学基礎や一般教養の西洋史など楽しい授業がたくさんです。(白ねこ)

大量のレポートでスケジュール帳がたいへんなことになりましたが、一つ一つこなせていけたので良かったです。歴史文化学科に入って楽しいこといっぱい。これをこれからも継続させていきたいです。(ペリオイコイ)

頭をたくさん使う授業が多かった。レポートはほんとうに貯めない方がいい!と感じた。コツコツ頑張らないといけないことを痛感した前期だった。夏休みはバイトをたくさんしたい。ついでにダイエットもしたい(笑)瑛語の勉強もしたい。あと料理も!松田先生の「日本史概説」とても好きでした♡♡ わかりやすかったです!ありがとうございました!

イメージしてた歴文とは違ったけど、色々な方面から歴史を考えることができて楽しい「史料解読」の授業は最初は読めなかったけど、なんとなく読めるようになってきて楽しくなってきた。レポートは大変だった。もう二度とためない。夏は実家に帰って運転免許取るぞ!(´ω`) これからいろんなとこに旅行したい。あとボランティアにチャレンジしたい。夏休みうれしすぎます。地元エンジョイ。(爽健美茶)

試験は高校のときとは違って、しっかり授業を聞いていないと難しいなと思いました。でも授業自体は知らない内容が多く学べるので楽しいです。野口先生の「日本近世史」が特に好きです!夏はバイトだったり忙しいけど、広島にも旅行します!!

夏は長野の実家に帰り、キャンプに行く予定です!東京は暑いので長野に逃げます(笑)(パステルくん)

歴史マニアが多くてついていけなかったら……という不安があったけど、思ったほどではなく、みんな多趣味で楽しい。夏休みは旅行(大阪・山梨)、ライブ×2、バイト、空手の合宿。(ダム。)

これからは捕鯨の歴史について調べてみたい。(島根)

歴文はイメージとは全然違ったです。こんなに内容の濃い授業だとは思ってなかった。試験・レポートは辛かったでーす。この夏は…3泊4日で韓国にいってコンサート観てきまーす。(すー)

レポートはムズカシイ!テストもムズカシイ!歴文は仲が良い!!ノリが良い!変わってる!(先生も!)とても楽しいよ\( ̄▽ ̄)/(禿)

レポートとても大変でしたが達成感はとてもありました。これからもがんばります。

好きだった授業は西洋史概説、西洋美術史基礎、英語ⅠB。レポートは書き方から学ぶことができて、自分の為になった。夏は教習所へ通って車の免許取ります。(杏仁豆腐)

歴文はにぎやかで明るかった!!好きな授業は「民俗と芸能」。夏はボランティア、お出かけ、実家で教習所も。やっと夏がきた。休みだ。(ぞう)

明るい子が多いです。考古学基礎での土器作り楽しかったです。レポート多くてつかれました。夏は家でごろごろして、Kさんに美術館にいこうと誘われているので、少しだけ出かけようと思います。(ポテト)

歴文はお堅くて真面目そうなイメージがありましたが、個性的で面白い先生方や優しい友達に囲まれて楽しく学ぶことができました\(^ω^)/西洋美術史らぶ!!笑 入学前はテストよりレポートのほうが楽だと思っていましたが、実際は正反対でした…。夏休みは好きなだけ寝たいです。(八ツ寺れるか)

歴文はにぎやかだったり、オシャレだったりする人が多くて楽スィーーーーー!!授業は西洋美術史が好きです!木下先生ダンディです!!!あと社会学が思っていたより難しくなく、色々噛み砕いて教えて下さって面白いです(((・ω・))) 夏は台湾の故宮博物館展見てきます~~~。後期も楽しみですな!あと格闘技を習い始めたので続けられるように頑張りたいです!うおーーーーーー。(グレート)

夏は浴衣を着てお祭りに行くのが楽しみです!バイトもがんばりま~す!(おにぎり)

歴文の先生、意外とフレンドリーで気持ちが楽になりました(*´ω`) 夏休みは2ヵ月もあるので遊びまくりたいです♪ 松田先生おもしろいですね!!(キキ☆ララ)

夏はサークルの合宿で沼津いってきま~す♪ あとは甲子園もいけたら!!!(マリコ)

色んな分野の歴史が学べて楽しいと思った。歴文楽しいです。レポートはお察し下さい。夜なべしました。好きな授業は「西洋音楽史」かな。楽しいですよ。夏は某東京と神奈川を結ぶ最高時速120kmの赤い電車に乗りたいなー。なんて。あとバイトにいそしむ予定。発掘調査にも行きますよ。夏休み楽しみだけど、試験が終わったことが嬉しすぎて夏休みがかすんで見えます。(車掌です。)

歴史文化学科に入った当初は、今まで中学、高校で学んだ歴史をより深くごりごりやるのかと思っていたのですが、史料の読み方や歴史学との向き合い方など基礎的というより根本的なことを勉強したという感覚でした。レポートは大学に入って初めてやったのですが、はっきり言って死にそうでした。でもたまっていたレポートが終わった時の開放感は比べるものがないほど気持ちよかったです。(青)

日本美術史基礎が楽しかったです。初めは興味なかったのですが、だんだん仏像にはまると共に、植松先生にもハマってしまいました。自分の考えをアウトプットする大切さ、人の意見を知ってこういう見方もあるのかと感心して、新鮮な授業でした。毎回何の作品を取り上げるのか自分のリアクションペーパーがピックアップされるのかワクワクする授業でした。実物を見に行きたくなりました。そうだ、京都へいこう。(9人目の小人)

松田先生、歴史学概論おつかれさまでした。難しくて大変でしたが、史料から読み取ってまとめるレポートの書き方が分かって良かったです。1つ1つのレポートに丁寧なコメントがあり、先生の優しさと熱を感じました。まるで昭和女子の松岡修造です!!(9人目の小人)

博物館概論確実に落とした\(^o^)/ でもめげずに来年から取り直すっ!!レポートは計画的にやらなくてはならないと身にしみました……。この夏は神津島(小笠原諸島)と台湾にいってきま!楽しみ!(I.K.)

入学前は、高校の授業の延長戦で少し難しいことをする、と思っていましたが、歴文では、暗記ではなく「考える」ということに重きを置いていて、これが大学なんだなと思っています。レポートとかはただの感想ではなく、自分で深く掘り出して考えるということでとても大変だった。でも何回もレポートを書くうちに、「自分、成長している!」って感じるようになってきた(笑)(A.I.)

スペイン語の授業が好きだった。夏休みの予定は部活以外特になし。これからは「イラストレーションの技術向上、文章を書くこと、語学力の向上」に取り組んでいきたい。(紫苑)

私は考古学の授業が好きでした。考古学を極める!(ぐーじん)

大学に入って体育の授業がなくなったので老化が進みました。(犬千代)

入学してからとにかくあっという間でした。以前は歴史を学ぶというと知識や史料だけを考えていました。もちろんそれらも大事ですが、自ら考えること、疑問を持つこと、疑問を持ったら行動してみることが、とてもなのだと思います。試験やレポートは大変でしたが、普段からやるべきことをやっていれば問題はなかったし、やりがいがあって面白かったです。この夏はヨーロッパ5ヶ国とアジア1ヶ国に旅行してくる予定です。学生時代に様々なことを経験したいので、休暇中はたくさんのことにチャレンジしたいと思います。(はりねずみ)

イメージは高校の歴史のような感じなのかなと思っていたのですが、実際は想像していたよりも専門的でびっくりした。大学はもっとクールな感じなのかなと思っていたのですが、高校みたいに先生も学年のみんなもアットホームでびっくりした。(8人目の小びと)

夏はバイトでいっぱいです。富士Qにもいきます。後期から考古学の授業をとろうとしてます。松田先生の授業、パワフルで楽しかったです。(カネゴン)

この学科は生き生きしている。派手ということではなく、先生方も趣味を極めている方ばかりなので話が楽しい。基本的みんなアニメ漫画好き。好きな授業は考古学基礎。アルバイトはじめてお金貯めてドイツ行きたいです。(夢は国際結婚)

おまけ・・・

コメントを読めばお分かり頂けたかと思うのですが、歴文の第一の特徴は「学問に真剣!!」というところです。大学である以上、これは絶対に譲れないところです。歴史や文化について専門的に学ぶことを通して、学生たちの知識や考える力を徹底的に鍛えたいと思っています。そして、そのことがみなさんがこれから生きていく上での、底力となることを信じています。あ、あとは「歴文で学問を修めると、人生が楽しくなる、歴文は人生を楽しくするための学科です」っていうことばもありますね。これは前・光葉博物館長の増田先生のおことばです。

そして第2の特徴としてはフレンドリー&アットホームな雰囲気があげられます。昭和女子大学でも、歴文の授業や先生の部屋は研究館という1つの建物に集中していることもあって、研究館全体が学生たちの語らいの場になっています。また「空きコマだから遊びに来ました!」とか「なんか本を読みたいんですけど、オススメありますか?」みたいなノリで研究室に学生がたずねてくることはよくありますし、そんな感じで学生と教員が話し込んでいるのも至るところでみたりします。

最後、第3の特徴は学生が元気なところ。自分の好きなことを深く勉強して、自分が伸びることに対して、前向きな学生が本当に多いです!そしてコメントにもありましたが多趣味ですね。歴史を本気で学びたい受験生のみなさま、是非昭和女子の歴史文化学科にいらしてください。きっと、良い仲間がみつかりますよ!

といった感じで、今年の1年生も無事最初の学期を乗り切りました!

夏休みもみなさんお元気で!充実した2ヵ月を過ごして下さいね。

男の子の名前 [2014年07月23日(水)]

古代エジプトを軸に、古代オリエント地域の歴史・文化を勉強している吉成です。

 ワールドカップ・ブラジル大会FIFA2014Brasilは閉会しましたが、ここで問題です。ブラジルのセンターバックの1人ルイス、スペインのフォワード ビジヤ、ミッドフィールダー シルバ、この3選手に共通していることは何でしょう。答えは元イングランド代表「貴公子」ベッカムにもあてはまります。

 

 

 

 

答えは三人ともダビドという名前だということ。

ベッカムはデイビッドですが、これも同じと考えます。つまり、それらの元は紀元前1000年頃のイスラエル王ダビデだからです。ちなみにディビーという名も同様です。ダビデと言うとミケランジェロの大理石像が思い浮かぶでしょうが、あれは王になる以前の若い時にペリシテ人のゴリアテとの闘いに臨む姿を表していると言われています。この闘いのエピソードに感動して息子にダビデの名をつける親が多いということでしょう。王に選出されたあと亡命してペリシテ軍の武将をしてヘブロンに進駐した際に、ユダの人々から信任され王位につき、イスラエルの信任も得て、統一王国の王になったとされます。しかし、王位に即いてからのダビデの行状には問題があります。ある夕暮れ、バテシバという名の美しい人妻が水浴びをしているのを見た彼は、強引に自分のものとすると、さらにバテシバの夫を激しい戦いの最前線に出し、軍隊は退却して夫だけを残して討死させる様司令官に指示しており、その通り夫は戦死します。晴れてバテシバを自分の家に召し入れ、二人の間には男の子が生まれますが、主の怒りに触れて病気になり死にます。その後生まれたのがソロモンです。こうした行状を知るとダビデという名をつけるのはどうかと考えるのではないかと思われますが、実際はそうでもない様です。

英雄色を好むのは万国共通の観念なのでしょうか。ちなみにFIFA(フィファ)というのはフランス語Fédération Internationale de Football Association「国際サッカー連盟」のことです。サッカーの正式名はassociation footballと言い、associationの略語がsoccerとなったとされます。ちなみに慶応大学はソッカー部という表記を使っています。

夏休み間近か [2014年07月19日(土)]

稚内 ノシャップ岬

山本暉久です。夏季休暇が目前となりました。学生たちは夏休みを前にして、試験やレポート作成に忙しく過ごしているかと思います。それが終われば待望の夏休みです。私も例年継続している山梨県北杜市の諏訪原遺跡の発掘調査に学生たちを引率して2週間出かけます。この発掘調査も早いもので今夏が第8次目となります。今夏の調査成果については、昨年に続いて、同行する小泉先生が、このブログでレポートしてくれると思います。今年もどんな発見があるか、ほんとに楽しみです。
さて、発掘が終わると、またまた毎夏恒例のゼミ旅行に出かけます。例年9月初めに実施していましたが、諸般の都合から8月末に3泊4日の行程で出かけます。発掘終了が8月24日ですが、一日空けて26日に出かけるというハードなスケジュールです。このゼミ旅行は、私のゼミに所属する学部3・4年生と大学院生とOGも参加するという学年を越えたエベントで、今年で13回目になります。今年は昨年に引き続き、北海道へ出かけます。
昨年は、いきなり、飛行機で最北端、稚内へ飛び、そこからフェリーで、礼文島へ渡り1泊、翌日、礼文島観光後、再び稚内に戻り2泊目、翌日は、ひたすら南下し、札幌に向かい、札幌ビール園でジンギスカンと生ビールを堪能し、3泊目、最終日は小樽に向かい、フゴッペ洞窟の洞窟線刻画や縄文時代の環状列石で有名な忍路環状列石などを見学した後、千歳空港そばのキウス周堤墓を見学して、空路羽田に戻るという行程でした。総勢18名がレンタカー4台に分乗してめぐるというなかなかの強行軍でした。昨年のゼミ旅行の様子は、添付の写真をご覧ください。
今年は、道東方面に出かけます。飛行機で釧路に向かい、釧路湿原や遺跡・博物館を見学し、釧路で1泊、翌日は、摩周湖・屈斜路湖ほを経由して斜里町知床博物館見学し、網走市内で1泊、3日目は網走監獄博物館やサロマ湖畔の常呂遺跡群(東京大学が発掘している遺跡現場も見学する予定)などを見学して、サロマ湖のホテルで宿泊、最終日は、黒曜石の原産地として知られる白滝へ出て、黒曜石を採集、その後旭川に向かい、旭山動物園を見学して、旭川空港から羽田に戻る計画を立てています。
私のゼミでは、夏休みは、この遺跡発掘調査とゼミ旅行が大きなエベントとなっています。みんな参加することを楽しみにしています。みなさんも興味あったらぜひ暉ゼミに所属して、参加してください。

礼文島 スコトン岬

稚内 宗谷岬

苫前町郷土資料館 人食いヒグマ

歴文から観光業界を目指す!(後編) [2014年07月15日(火)]

「歴文から観光業界を目指す!」後編です。引きつづき、大手旅行代理店に勤務する歴文OGの中村友美さんへのインタビュー記事を掲載します。

松田:ではブログ記事後編。いよいよキャリアに向けてのお話し。大学1年時点で漠然と京都に関係ある仕事とかいいなぁと思っていらした中村さんですが、本格的に卒業後のキャリアを意識しだした時期はいつ頃でしたか。

中村さん:3年生になり、将来のこと考えなきゃなあと思い始めました。資格を取ってなかったので、何か取りたいと考えていた時に、旅行業務取扱管理者の資格を取得を目指す専門学校の先生が、昭和に説明会を開きに来てくださいました。その説明会に出席し、5月から9月にかけてダブルスクールのような形で資格の勉強をしました。

松田:ああ、3年の前期はかなり本気で資格の試験勉強に取り組んでいたよね。広島へのゼミ旅行中もテキストを読んでらしたのを思い出します。各地の観光情報から旅行関係の約款まで、観光業につくための基礎知識が問われる資格だよね。旅行業務取扱管理者の資格自体は1年生からでもとれる資格だけど、中村さんは就職活動に間に合って良かったね。

中村さん:そうですね。3年生の1年間はとにかく何でも挑戦する年にしよう!と思い立ち、夏休みにインターンシップに行くことを決めました。そこでバス旅行を担当している会社様に行かせていただき、旅行業務はどういうものなのかというのを学びました。夏の間は、インターンと資格の学校への通いでとても忙しくなりましたが、乗り越えた時の達成感も大きかったです。

松田がつけたニックネームは「がさつな姐御」。なんにでも首を突っ込みパワフルに人と接する。それも立派な能力!

松田:たしかに3年次の中村さんはフル回転だったイメージだなぁ。よく頑張ったよねぇ。歴文で学んだことは今の仕事に生かせそうですか?

中村さん:旅行に行く目的の何割かは、歴史がらみですよね。実際私もそうです。旅行先だけでなく、近くの道を通って寺社や大きなお屋敷があったらわくわくしたり……。観光業と歴史は深い縁があると思います。物の起源を知ること、話せることはその時代を知り、語り継ぐことにつながります。歴史を学び人に話すことは、人を呼び込む観光業と似ている気がしています。

松田:そういう意味では観光業というのはわりとストレートに歴文とつながっている業界ではあるよね。現在中村さんは旅行代理店でお仕事をなさっているわけですが、最初の配属先の業務内容はどんな感じ?

中村さん:教育旅行の仕事をしていますよ。学校様に営業に行き、修学旅行やスキー合宿などの企画から手配、実施、最後の清算に至るまで全て関わります。修学旅行に行ったときにスーツの大人がいませんでしたか?あの人達です(笑) 学生の時は添乗員さんは何をしてる人なのかよく分かっていませんでしたが、修学旅行が行程通りに進むように裏で調整したり、乗り物や体験学習を予約をしたり、宿や食事場所とやり取りをしています

松田:もともと観光業のなかでも教育旅行の仕事を希望していたんだもんね。このインタビューをするときにも、中村さんはなかなか捕まらなくて、本当に全国を飛び回っているんだなぁと実感しました

中村さんの同期Oさんも今日大学にひょっこり遊びに。みんな、それぞれの道を歩き始めています。幸あれ幸あれ!

松田:さてさて、就職活動について、なにか後輩たちへのメッセージを聞いてみたいな。

中村さん:毎回就活の話をしてくれと言われた時に伝えていますが、パンツスーツは持っておいた方がいいです。冬はとにかく寒いですから、ストッキング一枚だと風邪引きます。体調管理に気をつけて!

松田:中村さん、めっちゃさむがりやからなぁ笑 肉体的に精神的にいかに健康を保つのかというのが就職活動の一番の課題とはいえるかもね。あ、でも次の年度からは就職活動は春に解禁になるから、寒さは少しましかもしれないね。

中村さん:寒がりだし暑がりです(笑) 春就職がどうなるか分かりませんが、体調管理は今後ずっとつきまとうものだと思いますしね。

松田:歴文生は最終的な内定率はきちんと9割を越えていますし、自分が社会をどのように支えたいかというイメージをしっかりもって、志望動機を固めて動く学生も多いですよね。ただ、全体としてみると、ちょっと就職活動の動き出しが遅いんだよね。

中村さん:そうですね。歴文生は勉強が好きな子が多いので、4年生は自分の研究に没頭しがちかなというイメージです。あと、多趣味だから忙しいという人が多いので、就活は早め早めに動いておいた方が後々圧倒的に楽です。卒論と就活の掛け持ちは相当大変だと思います…。私は片方ずつ力を入れたかったので、まず就活に集中しました。この辺りはゼミの先生にも相談した方がいいかもしれませんが。

松田:卒論と就活をどのようにゼミ生に両立させるかというのは、ゼミ教員にとってもとても大事なテーマです。教員視線で学生のみなさんをみていると、動きだしをはやくして、一定のペースを保ちながら活動を続けていくのが大事なような気がします。もちろん希望業種が集中する期間は勝負をかけるしかないわけですが……。

中村さん:周りが動いてないからまだいいや、でなく、後の自分のために先に先に行動する。もし、もし別の道を考えたいと思った時に、時間があればもう一度就活をすることも可能になります。4年生は本当にあっという間なので、時間の使い方に気をつけてください。そして、じっくり自分の将来と向き合って、友人や家族とたくさん話をして、考えてみてください

松田:キャリア支援センターやゼミ教員、そしてクラスアドバイザーなど、身近な年上の第三者視点からのアドバイスを受ける機会はたくさんありますし、さらには社会人メンター制度もありますので、上手に使って欲しいと思いますね。昭和女子大学キャリア支援センターへの年間就活相談件数はなんと4000件以上学生1人あたり平均で約4回の面談を受けているわけですから、相当手厚いと思うんだよね。いろいろなチャンスを活かすのがとても大事!まぁ、ただ、無事内定がとれたとしても……

中村さん&松田:どのみち卒論では苦しむことになるわけなんですが!!笑

今回卒業後の中村さんと接してみて、歴文での研究と語らいの時間がしっかりと根づいていることを強く感じました!

松田:では最後に歴文ブログを読んで下さっている受験生に向けてのメッセージを一言お願いします。

中村さん:自分の将来とまっすぐ真剣に向き合うのが、大学受験だと思います。まずは大学を知ることオープンキャンパスや学校訪問などどんどん行ってみてください私も色々な選択肢の中から、昭和に入学し、歴文で4年間を過ごしました。最初は不安も多かったのですが、住めば都という言葉があるように、振り返ればとても楽しい4年間で、今すぐ戻りたいくらいです(笑) 大学4年間は、時間がたくさんあります!そして、就職すると無くなります!その4年間を有意義なものにするためにも、色んなことを考え、悩み、そして決めてください!少しでも、その参考になれれば幸いです!

松田:「やっぱりもうちょっと研究したくなりました」といつでも戻ってきていいんだよ?笑 今日はどうもありがとうございました。現在のお仕事でしっかりとご活躍になってくださいね!

中村さん:あ、そうそう、合格したあとも、高校卒業までしっかり勉強は続けてくださいね。英語はとくに。

松田:あ、それ大事!で、4年間のうちに是非一度は海外にでてほしいところだね。では中村さん、また!

中村さん:久々の歴文ブログ、楽しかった!(笑) ありがとうございました!

歴文から観光業界を目指す!(前編) [2014年07月14日(月)]

こんにちは、松田忍です。今日はキャリアデザインの話を。

歴史文化学科では、歴文生が目指す職業モデルの1つとして「旅行代理店・ホテルなど」を掲げています。実際に、日本や世界の歴史や文化を深く学び、それを観光の仕事へとつなげたいという歴文生には結構いらっしゃるんですよ。そんなみなさまのモデルケースとして、観光の仕事につきたいという夢をかなえ、この春から大手旅行代理店で働いていらっしゃる歴文・近現代ゼミOGの中村友美さんにいろいろとお話しを伺ってみました。

松田:中村さん、おひさしぶり……っていうほど時間経ってないけどな笑 こないだのゼミOG食事会来られなくて残念だったね。

中村さん:楽しみにしてる時に体調を崩す運の無さは、卒業しても健在でした(笑) 次こそリベンジ!

松田:中村さん、運が良いか悪いかっていうと、確実に悪い方だからな!笑 あと雨女。プレゼミイベントの青山霊園ツアーにはじまり、ゼミ旅行(広島)、会津学寮を経て、卒業旅行(京都)と、要所要所でことごとく雨を降らしきる実力は折り紙付きだよ。で、唯一中村さんのこなかった猿島要塞のBBQはかんかん照り笑

中村さん:雨女は私だけではない……はず。多分……。

 

中村さんのときのゼミ生はイベント大好きでした。これは青山霊園ツアーのときの写真。中村さんは前列中央。

松田:さて、今日は観光の仕事に就きたくて歴文を選んだという学生、それから観光業を目指して歴文を受験しようかなと考えている高校生向けのお話しを聞かせてください。順番に伺って行きますね。そもそも中村さんが昭和の歴文を選んだ理由ってなんだったっけ?まぁ、歴史好きというのはよくよく分かるんだけど。

中村さん:私は本当は写真系の大学にいきたかったんですよ。でも学費が高すぎて笑 それならば大学ではとことん好きな勉強するよ!いいよね!?っということで歴史系の学科を中心に受けることにしました。それで昭和を選んだ理由ですが、学寮があったりホームルームがあったりと、なにかと中高のような雰囲気があるなぁってことで選びました。高校生活が楽しかったので、その延長が欲しかったんです(笑)

松田:中高のようなという表現が適切かどうかはわからないけれど、昭和女子大学には、大学だからといって学生をほったらかしにせず、卒業までの4年間確実に成長させきる決意というか、面倒見の良さはあるかもしれないね。学寮もそうだけど、いろんなチャンスも盛りだくさんだもんねえ、昭和は。そういや中高のようなということで思い出したんだけど、中村さん、卒業パーティーのときもまるで中高の卒業式のように泣いてたよな笑

中村さん:あれでもすごく我慢してたほうです!寂しくて寂しくて……みんな仲良しですからね~。

松田:せっかくだから証拠画像をあげておきます。どどん↓↓↓↓↓

松田:大学入学時点で将来像というか、就きたい職業のイメージはあったの?

中村さん:最初は全く考えてませんでした!いやほんとに!京都が好きで、京都に関われる仕事したいなぁということはぼんやりと思っていて、色々な人に言っていました。ほぼ趣味の延長ですね。1年の冬に京都検定を自分で勉強して受けてみたりしました。今思うと、これがキャリアの最初の大きな一歩になっていたようです。

 

ゼミ卒業旅行では幹事として大好きな京都を案内して下さいました。でも自分も全力で楽しむ。走らない走らない笑

松田:興味を広げたり固めたりする上で、そうした動きを自分からつくってみるというのもとても大事だよねぇ。京都検定って京都生まれの松田でも相当厳しい問題が揃っているよな。ひそかな難関。で、入学してからはいろいろな授業とか実習とかを受けていくことになるんだけど、特に記憶に残る授業ってある?

中村さん:歴史は紙の上で学ぶもの、暗記もの、みたいなイメージが世間一般的にある気がしますが、それが嫌だったんですよ。でも歴文では、歴史の裏側を知れたり、奥行きが広がる授業がたくさん受講できたのが印象に残っています。2年前期の必修科目として松田先生がやっていた「日本史通論」〔現在は野口先生担当〕は、実際に史料を読みながらその世界観に入っていける面白さを実感出来たな、という印象が強いです。

松田:おっ、空気読んできたか!成長したな、中村友美笑

中村さん:いやいやいや(笑)

松田:あの年の「日本史通論」は、一般の人や兵士が書いた日記から、皇族・政治家・軍将校が書いた日記まで、とにかく戦時期の日記を読みまくるって内容だったね。で、レポートは「戦時期に書かれた日記を組み合わせて、みなさんなりの視点で戦時期像を描いて紹介してみよう」みたいな内容だったかな。中村さんのレポートも気合い入っていたけれど、他にも、芝居の台本仕立てで戦時期を語る学生とか、ラジオ番組風に紹介するとか、かなりぶっとんだ内容が多かったのを覚えているねぇ。せっかく歴文に入って専門的に歴史学を学ぶんだからさ、語られた歴史を受けとめる消費者の姿勢に立つだけでは不満で、歴文生には積極的に「歴史の語り部」をめざしてほしいと強く願っているんだよね。そして歴史を語る時に、どの史料を使い、どの史料を使わないかという選択次第で異なる歴史像が生まれてくるということを実感して欲しかった。「日本史通論」はそんな意図をもった授業でした。ほかの授業だと?

中村さん:あとは個人的に興味ど真ん中だったのは、遠藤由紀子先生の「近代と地域文化」ですね。毎週楽しみでした。多分誰よりも目を輝かせて話を聞いてた(笑) 伝統芸能、とりわけ祭りや踊りが好きなので、当時渡辺伸夫先生が開講していて、今は大谷津先生にかわった「民俗と芸能」で祇園祭やYOSAKOIソーランのビデオを観ることができたのが楽しかったなあ~。思い出に残る授業はまだまだたくさんありますよ!

松田:遠藤先生は歴史小説も書いていらして、幕末や明治をとことん深く語る内容の授業をなさるということで学生たちには大人気だよね。それと歴文は映像や画像を使う授業も結構多いのかなぁ。文化を学ぶのにモノを見ないとどうしようもないもんね。「民俗と芸能」の授業の時には廊下に笛や太鼓の音が鳴り響いているよね笑 では次の話題、入ってみて歴文の雰囲気ってどうだった?

中村さん:なんらかのマニアが多かった学科でした(笑) みんな最初は隠してますが、一度さらけ出し始めるとひどいひどい。おかげで打ち解けるのも早かったです。好きなものが一緒な友人たちなので、遊びに行くぞという話になったとき候補地に博物館や美術館が挙がるというのは、特徴的だったなと思います。なんだか濃ゆい友人関係です、歴文は。それが心地よい。

松田:特に、中村さんの代の学年やゼミの雰囲気はそうだったよね。特別展や企画展の開催情報とかみんな異常に詳しかったりして笑 で、そんな感じで、楽しく学びながら3年生になるとゼミにはいることになるわけです。中村さんは松田ゼミ(近現代ゼミ)に入ったわけですが、いまさらだけどどうしてだったの?

中村さん:幕末が好きで歴史にハマったので、その時代を取り扱うところがいいなと考えました。そしてそれまで松田先生の授業を履修していたこともあり、この先生ならしっかり面倒見てくれそう……と思って松田ゼミに入ることを決めました。ごますりでは無いです。多分。

松田:まぁ、生粋の幕末好きだったもんね。中村さんは。で、面倒見のよさゆえに、かの「10月事件(※)」が発生することになったわけですが笑

中村さん:今となっては良き思い出…かもしれない(笑)

松田:いまだ癒えぬ心の傷……かも……しれない(笑)

血(?)と汗と涙がしみこんだ思い出深いゼミ室での一コマ 真剣に学問に取り組み、熱い議論を戦わせました

松田:中村さんは新撰組の故郷であった、宿場町・日野の幕末史を語りたいということで卒論に取り組み始めたんだけど、まとまった歴史史料を分析してみたくなってテーマを切り替え、最終的には、幕末から明治初年にかけて生きた旗本の日記を読み込んだ卒論を書いたね。ご自分の感覚だともっとやりたかったんだろうなとも思うんだけど、明治期に入ってからの旗本が政治環境の変化をいかに乗り切ったのかについて、先行研究と比較しながら堂々と論じた力作論文でしたね。先輩たちに助けてもらいながら、くずし字史料を翻刻しきったのもお見事でした。

中村さん:諸先輩方、そして先生にも大変お世話になりました!今歴史が好きな職場の上司に卒論で書いたことの話をすると、いい勉強してきたなあと言ってもらえるのが誇らしかったりします!

松田:それはいい話だ!おおっと、まだキャリアの話全然していないのにブログ記事としては長くなりすぎました。ここで一回切ろうか。後編はまた後ほど……。

※10月事件とは・・・卒論提出直前の4年生の10月になってものんびりしていた当時のゼミ生13名の一人一人に対して、松田から厳し~~~い檄が飛んだ事件!ゼミ生Lineは阿鼻叫喚の嵐だったという。

平成26年度地理研修旅行 [2014年07月11日(金)]

地理を中心に担当している田畑です。
例年通り、今夏も地理研修旅行を実施します。

今夏は思い切って海外に出かけます。行先は台湾です。しかも特定の地域にしぼり見学したいと考えています。

今夏の研修旅行のテーマは

「夜市と先住民族を訪ねる」

 としました。単なる観光旅行ではなく少し専門的な見方なども教えたいと思っています。
訪問先は高雄・台南・屏東などです。興味ある人は地図帳などで調べてください。

来年の夏はぜひとも地理研修旅行に参加してください!!楽しいですよ!
(※今年の地理研修旅行の申し込み受け付けは終了しました。)

平成25年度地理研修旅行 仁徳天皇陵古墳にて

オープンキャンパス情報☆Part3☆ [2014年07月10日(木)]

7月のオープンキャンパスsun

平成26年7月20日(日)10:00~15:00happy01
オープンキャンパスでは皆さんの質問に歴史文化学科の先生や学生がこたえてくれますcatface
わからないことや知りたいことをどんどん聞いてみて下さいeye
   
tulip歴史文化学科ブースtulip
小泉玲子 先生(日本考古学)

tulip学科説明(11:15~11:30)tulip
植松勇介 先生(日本美術史) 
場所:研究館2階 K2L03教室
   

tulip体験授業(11:30~12:15)tulip
小野寺拓也 先生(西洋史) 
 「ナショナリズムって何だろう」
場所:研究館2階 K2L03教室
授業内容:オリンピックやワールドカップになると、わたしたちは自国選手の成績に一喜一憂します。なぜわたしたちは、顔見知りでもない人のメダル獲得でこれほどまでに喜ぶことができるのか。その点をまず不思議に思うところから、この授業は始まります。

tulipAO入試受験相談tulip
武田昭子先生(文化財保存修復学)
山本暉久先生(日本考古学)
小野寺拓也先生(西洋史)
    
tulip予告tulip
8月も掛川典子先生(比較女性論史)、野口朋隆先生(日本近世史)の体験授業を予定していますpencil

 

6月のオープンキャンパスの様子

【授業紹介】博物館実習Ⅰ [2014年07月04日(金)]

武田先生と安蔵先生がご担当になっていらっしゃる博物館実習Ⅰは、博物館学芸員資格取得をめざす学生を主な対象として行われている授業です。

受講学生たちは、博物館・美術館の企画や展示についての総合的な理解を得るため、展覧会の企画書作り、展示計画、ポスター・ちらし・カタログの作り方、広報・教育活動の進め方などを、実習をとおして学んでいくことになります。そして、その集大成として、キャンパス内の光葉博物館の施設・設備を使用して、実資料を用いた展覧会を企画することになります。

今日は、7月20日から8月24日にかけて開催される企画展「収蔵資料展 世界の仮面」に向け、準備を進める学生たちの姿を撮影して参りました。

受講学生は3年生が中心です。1~2年のときに座学で学んできた知識も活用しながら、手際よく作業を進めていました。

博物館実習を修めたら、次はついに館務実習ですね。長かった資格取得のみちも半ばを過ぎました。最後まで頑張っていきましょう!