2017年11月

11月15日(水)開催 特殊研究講座 [2017年11月30日(木)]

  1115()に、今年度2回目の特殊研究講座が開催されました。

  武蔵野美術大学教授の玉蟲敏子先生を講師としてお迎えし、「江戸美術史のフィールドワーク」というタイトルにてご講義いただきました。

  本阿弥光悦・俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一らの「琳派」研究を中心に幅広くご研究をされてきた先生ですが、今回は先生が近年とくにご関心を寄せられているご研究の視座についてのお話となりました。
すなわち江戸時代の都市江戸とその近郊における、画家を含む文化人の織り成す文化の様相を解明するうえで、作品の分析や文献の解読のみならず、その土地へのフィールドワークを通じて光を当てる手法について、いくつかの例を掲げてご説明頂き、その手法を取ることによって広がる可能性についてお話頂いたのです。

  池上本門寺にある狩野家墓所のお話からは、作品や文献から直接感じることが難しい、江戸時代の画壇に君臨した狩野家の絶大なる権力を、墓の規模から体感するという、フィールドワークの醍醐味が伝わる一方、青梅に残された酒井抱一の句碑を訪ねたお話のうち、句碑のあった村がダム開発のために村ごと湖に沈み、句碑のみが残ったエピソードは、フィールドワークによって見えてくる「闇」の側面を物語るものでした。

 

  まさに「手で考え、足で見る」歴史文化学科のモットーにふさわしいお話をして頂き、学生の皆さんも様々な意見を持ったようです。
ここでは日本美術史ゼミ(3・4年生)の学生によるコメントの一部をご紹介したいと思います。

  江戸美術について、地域性と関連付け、その研究方法としてフィールドワークを用いるという、一見美術研究には繋がらないのではないかと思った。しかし、お話を聞いていて、一つの研究に対して多数の視点から見る重要性を感じた。

  特に、授業の後半、ダムで沈められてしまった歴史的重要地域について、「私たちは戦争や人的被害などの歴史を平等な目で向き合わなければいけない」と先生がおっしゃった事が印象に残っている。
  今回学んだ先生の研究姿勢など、自分が卒業論文に取り組むうえで少しでも取り入れ、活かしていきたいと考えている。
(4年生)

  先生のお話を聞き、観光も一種のフィールドワークなのではないか、と感じた。いくら絵と詞所が書かれた本やホームページを見ても、実際に行って感じる空気はそこにしかないからだ。私はやはり歴史が好きなので、よく神社や寺等、歴史に付随する場所には良く行くが、その度に過去とのつながりを一身に感じる。もちろん、プラス・マイナスの両面あるとは思うが、人のつくってきた歴史に触れることは面白いことだと思う。
  今回の講演をきっかけに、フィールドワークとして過去と今のつながりを感じるような観光をしたいと思った。
(4年生)

  狩野派のケースで江戸狩野派の祖である探幽の墓石が一番大きくその権力を表しているというお話でフィールドワークをお墓に行くところまで結びつける点に驚きました。
  自分自身、日本美術史を学んでいてフィールドワークをしようと考えても実際に作品を観に行くこと以外はしたことがなかったので、玉蟲先生のようにもっと柔軟に、自分のテーマについて考えられるようにして行きたいと思いました。
(4年生)

   私の中では、フィールドワークというと民俗学のような分野が思い浮かび、日本美術にはほとんど縁がないようにも感じていましたが、今回のお話を聞いてその考えが改まりました。
   絵画に描かれている場所に実際に赴いてみることで、その土地の歴史が分かり、その絵画に対し、新しい見方が見つかることもあるというのが大変興味深いと思いました。
(3年生)

 

秋桜祭参加記事 [2017年11月20日(月)]

みなさま、こんにちは。

歴史文化学科2年の栗栖光夏さんがプロジェクト「こっしゃって鶴岡」から秋桜祭に参加なさった際の記事が昭和女子大学地域連携センターのブログにあがっています。リンクを貼っておきますね!

秋桜祭

文化史学会第34回大会のご案内 [2017年11月17日(金)]

11月25日(土)に文化史学会第34回大会が開催されます。
どなたでも参加自由ですので、ふるってご参加ください。

〈日 時〉 平成29年11月25日(土) 13:30~16:40

〈会 場〉 昭和女子大学 1号館5階 5S33教室

〈参加費〉 無 料


☆★大会プログラム★☆
13:30~ 
  【開会挨拶】
13:35~14:20
  【大会講演】掛川典子(昭和女子大学教授)
    「ヘレーネ・シュテッカーと母性保護同盟」
〈休憩〉
14:25~15:10
  【大会講演】田畑久夫(昭和女子大学教授)
    「彼の歩んだ道」
〈休憩〉
15:20~15:40
  【調査報告】國保小枝(昭和女子大学学生)・桑島 晴香(昭和女子大学学生)
    「神奈川県足柄上郡大井町中屋敷遺跡2017年夏季発掘調査報告」

〈休憩〉
  
15:55~16:25 
  【研究発表】鶴岡明美(昭和女子大学准教授)
    「野村文紹『写山翁之記』をめぐって」
16:25~
  【閉会挨拶】
終了後、懇親会を行いますので是非ご参加くださいhappy01【懇親会】
 〈時間〉17:00~
 〈会場〉7号館5階学生ホール
 〈会費〉無料
文化史学会大会に関するお問い合わせは
昭和女子大学 人間文化学部 歴史文化学科 教授室
(Tel:03-3411ー5375/Fax:03-3411-7059)
までお願いします。

秋桜祭をぶらぶらと散歩しました! [2017年11月14日(火)]

こんにちは、松田忍です。急に冷え込んできましたが、みなさまおかわりはございませんか?

さて11月11日~12日にかけて秋桜祭が開かれました。

現役生のみなさんももちろん、今年もたくさんのOGたちとの交流の機会となりました。

どどんと写真で紹介したいと思います。

歴文有志企画では和綴本づくりワークショップが開催!

今年のテーマは「動物」でした。民俗学研究会。

曽我の里プロジェクトでは地場産品の物品販売を!助手さんもお買いもの。

なぜか歴文生が半分を占める演劇部(顧問=松田)!やたら健気な魔王さまが最高でした!

秋桜祭実行委員会の元幹部も駆けつけて下さいました!

歴文サロンにお越し頂いた卒業生 その1

歴文サロンにお越し頂いた卒業生 その2

歴文サロンにお越し頂いた卒業生 その3

歴文サロンにお越し頂いた卒業生 その4

歴文サロンで卒業生を出迎えてくれた鶴岡ゼミのみなさま

その他秋桜祭実行委員会の幹部でご活躍になった歴文生も数多く、歴文1年生もたくさん実行委員会でご活躍になったようであります。おつかれさまでした!イベント成功おめでとうございます。

私個人といたしましては、今年はファッションショー、AUBEのダンス、箏曲部公演、演劇部公演と出歩いておりまして、時々しか歴文サロンに顔を出すことができませんでした。歴文サロンにお越し頂いた懐かしの卒業生のみなさんとも結構すれ違いになったみたいでありまして、そこは本当に残念です。

是非またお会いしましょう!

ではでは。

秋桜祭が始まりました! [2017年11月11日(土)]

こんにちは。田中(文化財保存学担当)です。
先ほど、昭和女子大学の学園祭「秋桜祭(11月11日・12日)」が開幕しました!

歴文有志による「そうだ 歴文、行こう。」(私が顧問を務めています)を
3号館3階3S05で開催中です。歴史文化学科ならではのクイズや
和綴じのワークショップを行っています。皆様のお越しをお待ちしております!

なお、「歴文サロン(3号館4階4S06)」「Sanchart(3号館4階4S03)」
にも是非お立ち寄りください!

その他、ゼミ有志・研修旅行団の研究発表、クラブ・サークルの公演発表、実行委員会主催の
イベント、光葉博物館の秋の特別展示・ギャラリートークなど、様々なイベントが開催されています♪

秋桜祭詳細 https://univ.swu.ac.jp/campus_life/c_seikatsu/cosmosfes/
秋桜祭ツイッター https://twitter.com/cosmos_swu

 

 

【秋桜祭】歴文サロン開催のお知らせ [2017年11月10日(金)]

11月11日(土)と12日(日)に秋桜祭コスモス デコメ絵文字 を開催します!

歴文では卒業生、在学生、先生方の交流の場である「歴文サロン」を今年も行います キラキラ デコメ絵文字

会場は3号館4階の4S06教室です。
先生方もいらっしゃいますので、卒業生の方、在学生の方、是非是非お越しください!
歴文トークにを咲かせましょうお花 デコメ絵文字

また、歴文では「Sanchart」「そうだ 歴文、行こう。」も開催しています。

◆歴文サロン       3号館4階 4S06
◆Sanchart         3号館4階 4S03
◆そうだ 歴文、行こう。   3号館3階 3S05

歴文生一同、頑張って準備をしていますぼかし 汗 デコメ絵文字

 

 

 

香港に出張してきました。 [2017年11月10日(金)]

こんにちは、松田忍(日本近現代史担当)です。2017年11月1日から11月4日まで香港に出張してきました。

出張の目的は、日本への留学を考えている香港の高校生たちや、留学を希望する生徒を抱える高校の先生たちと話をして、昭和女子大学の良さを伝えるとともに、留学制度上の問題点や生徒の不安などの聞き取り調査をすることにありました。

昭和女子大学のことをしっかり伝えれば海外の高校生に興味を持ってもらえると思っています。

多くの専門分野を学ぶことができる総合大学であることはもちろんです。それ以外にも、クラスアドバイザー制度や日本語に対するアドバイザー制度など、学生の相談に乗る制度が充実していること、ボストンキャンパスやTUJとの連繋など日本語・英語双方での学びができるよう環境が整いつつあること、学寮や「茶輪」などの留学生交流サークルなどソフト面でも友達づくりをする環境が整っていることなど、昭和ならではのことを、しっかり伝える必要があります。

特に香港には女子大学が存在しないので、「日本の女子大学」がもっている伝統については重点的に話しました。

とにかくどこにいっても、いつもの授業通りの熱いノリで語って語って語りまくりました!

先生方とも多くの意見交換ができ、非常に有益な出張となりました。

高校訪問や進学説明会で触れあった女子高校生は50名近く。彼女たちとのふれ合いを通じて多くのことを肌で感じることができました。昭和女子大学のキャンパス環境をよりグローバルなものにするため、今回感じたことを昭和女子の留学生募集に生かせるよう、積極的に発言していこうと思っています!

バトントワリング世界大会に出場しました! [2017年11月02日(木)]

 こんにちは。歴史文化学科2年A組 中島 香歩です。
 私は6歳からバトントワリングを続けており、今年8月にクロアチア共和国で開催された第9回インターナショナルカップに出場し、アーティスティックグループの種目で3位を頂きました。
 今年でバトンを始め13年目になりますが、世界大会は初出場でした。今回出場した種目のグループは10人以上の構成を組むことが条件で、私たちのチームは11人で出場しました。日本選手団全体では200人近くの選手がクロアチアに渡りました。

メダルとユニホーム

会場の様子

 

 クロアチアは思った以上に遠く、会場も首都のザクレブから離れたポレッチという街でした。
 日本とは違って、外国は時間が正確ではなくタイムスケジュール通りにはいかず、出場時間が1時間ほど遅れたときもありました。日本は時間に厳しいので、いつも何事も無く大会が進行していたため、大会中に不安になった事も多々ありました。
 それでも大会を楽しもうとする外国人を見て「何があってもこれも良い経験だ。」と切り替えて楽しむことに専念しました。

開会式後の交流

屋外練習

  体育館は小さかったのですが、歓声は日本の大会の100倍大きく、タンバリンやブブゼラを鳴らす人たちも多く、初めは会場の雰囲気に圧倒されました。
 他国の選手は自国の歓声に答えるように表情豊かに踊り、堂々と演技をしていました。今回の大会は個人種目と団体種目があるため会場全体も毎日大盛り上がりでした。この歓声に飲み込まれてはいけないとメンバーで話し合い、自分たちがこの雰囲気を存分に楽しみ、踊っていて楽しい気持ちを審査員と観客に届けるように踊ろうと決め、本番に臨みました。
 演技をしている間は本当に楽しくて今思い返してもすぐに会場の景色が蘇ってきます。一緒に参加していた日本選手団からの日本コールもとても嬉しかったです。選手同士が互いに全力応援し、励まし合っている姿を見て日本が一丸となっている瞬間を感じ、感動しました。
また、今後はもっと海外の人とコミュニケーションを取れるようにしたいと改めて感じた2週間でした。

 

表彰台

 

  今回このような素晴らしい経験をさせて頂き、3位を頂くことができたのはコーチのご指導、メンバー、家族、学校の先生、友達など大勢の人達が応援してくださったお陰です。ありがとうございました。
 今回は団体戦だったため、一緒に練習してきたメンバーと共に日々向上心を持って頑張り続けることができました。夢の舞台で11人で作り上げた作品を世界の方々に観て頂けて嬉しかったです。この経験をこれからも自分の自信にして、次の大会に活かしていきたいです。

 

演技後の記念撮影

 最終日にイタリアへ行きヴェネツィアで観光をしました。イスラム建築の影響を受けたドュ・カーレキョウデンを見学し、宮殿内でティントレットが描いた「天国」という作品を観ました。この作品は世界最大級の絵画といわれており、海外に一度も出たことのない作品だそうです。
 日本の美術館で海外から来る美術作品を鑑賞するのとは違い、現地に行くことでしか観ることのできない貴重で素晴らしい体験をしました。
 この体験を通して、美術作品を観る目が変わり、現地で実物を観ることの大切さを学びました。

 

ドュ・カーレ宮殿

ドュ・カーレ宮殿にて

 

『昭和学報』に記事が載りました。 [2017年11月01日(水)]

こんにちは、松田忍です。

学報委員の歴文生たちが『昭和学報』(2017年11月1日3面)に松田の紹介記事を書いてくださいました。小尾さん、金井さん、吉村さん、ありがとうございます!