2017年12月

【伝統文化の現場】お正月飾りを作りました! [2017年12月25日(月)]

歴史文化学科開設【伝統文化の現場】の授業で、12月15日、22日と2週に渡り重田先生にお越しいただき、お正月飾りを作成しましたビックリマーク デコメ絵文字

重田先生にご講義いただくのは今年で4年目です(2015年度2014年度のお正月飾り作成の様子はこちら)。
今年度も農業をされている重田先生自家製の藁をお持ちいただき、神奈川県平塚市の田村地域に伝わるお正月飾りの作り方を講義していただきました。

 
まずは藁を使って、お正月飾りの土台の部分を作っていきます。
「藁に触るのなんて初めて!汗あせ デコメ絵文字 」という学生がほとんどでしたが、3人1組で協力しながら作り上げていました。

 
土台の藁の部分が出来たら、紅白の御幣を切り、ダイダイ・楪・裏白・扇や福袋などおめでたい飾りと一緒に付けていきます。
飾りは自分の好きなところへ付けて良いということで、学生たちはバランスを確認しながら思い思いに飾り付けていました。

完成したお正月飾りを持って、重田先生と記念撮影カメラ デコメ絵文字

出来上がったお正月飾りに学生たちも大満足のようでした笑顔 デコメ絵文字
歴史文化学科教授室の入り口にも飾っていますので、ぜひご覧くださいキラキラ デコメ絵文字

重田先生ありがとうございましたビックリマーク デコメ絵文字

【三大学共同ゼミ】ヴァーチャル・ミュージアム [2017年12月18日(月)]

こんにちは。西洋史の小野寺です。
共立女子大学、立正大学とともに実施している三大学共同ゼミも、4年目になります。
今年は新しい試みとして、「ヴァーチャル・ミュージアム」という企画を、共立女子大学において行いました。
今回は、その様子をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴァーチャル・ミュージアム」とは、一言で言えば、仮想の博物館を企画してみよう!というもの。
今回のテーマは、「日本の中高生を対象とした、難民博物館を企画する」。
展示の内容やコンセプト、デザイン、配置、建物のイメージなど、ありとあらゆることを考慮しながら、中高生にもわかりやすく、難民の歴史と現状の両方を説明する博物館を考えてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

わが昭和女子大チームは、博物館のなかに難民キャンプのような6つのブースをつくり、それぞれのブースで、受け入れ国の現状、国際機関による取り組み、具体的な難民の足跡、日本と難民といったテーマについてわかりやすく説明していくというスタイルを取りました。そして、その真ん中に視聴覚ルームを設置して、難民映画祭関連の企画など、映像を見てもらうという趣旨。

 

 

 

 

 

 

 

 

第二キャンプでは「ハーシム」さんという一人の難民に焦点をあて、さらに彼がリュックサックに入れていた持ち物を展示することで、難民の現状や苦難をわかりやすく理解してもらう工夫がされていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

学生たちが今回とくに重視したのが、

1.体感型であること
2.デザインを親しみやすくしたこと
3.中高生にもわかりやすい言葉遣いをしたこと
4.現状の解説だけではなく、メッセージ性をもつ内容にしたこと
5.視覚効果を重視したこと

の五点でした。
学生たちは、パワーポイントでの発表に加えて来場者に配布するパンフレットも作成し、難民の定義、「移民と難民の違いは?」「国民国家とは?」といったわかりにくい問題について、丁寧な解説もしていました。

 

 

 

 

 

 

様々な課題がいろいろな授業で課されているなか、学生たちは本当によく頑張ってくれたと思います。
今回ゼミ生には学芸員課程を取っている学生は一人もいなかったのですが、教職課程の学生が何人かおり、「どうやったらわかりやすく伝えられるか」という点について、そこで得た知見が活用できたようです。

他大学の学生からも、
・ハンガリー国境の実物大フェンスを展示する
・難民が乗っていたゴムボートの実物を展示する
・トルコで売っている救命胴衣(偽物も多い)を展示する
・難民問題に関して来場者が意見を記す意見交換ノートを設置する
・「難民映画祭」とタイアップして、映画の上映会を行う
・難民についての最新ニュースをツイッターのように画面上で流す
といった、さまざまな工夫が提案されました。

なかには、独自の映像を作成した班もあり、これにはびっくり!

今年が初めての企画ということもあり、うまくいくかどうか教員一同かなり心配していましたが、予想をはるかに上回る出来の発表ばかりで、嬉しい驚きの連続でした。
すでに夏合宿で、移民問題についてのプレゼン・ディベートを行っていたからだとは思いますが、学生が話し合いを重ねる中で、こちらが思いつかないようなアイディアを次々と盛り込んでいく様子はスリリングそのもので、学生の成長を随所で感じることが出来ました。

共立女子大学の西山先生もおっしゃっていましたが、どこかで資金をいただいて、今回の学生発表のいいとこ取りをした「三大学共同・難民博物館」がつくれたらいいなあ・・・。

古文書研修旅行に行ってきました! [2017年12月01日(金)]

2A尾林と2B籾山です。
 野口先生と3年生2人2年生4人で9月13日〜16日に佐賀・長崎県へ古文書研修旅行に行きました。3泊4日の行程で、私たち二人が特に思い出深いと感じた体験や見学場所についてまとめました。
 
 1日目、佐賀県の蓮池町の公民館に宿泊させていただきました。そこで事前に調べていた蓮池藩について、地域の皆さんに発表をしました。外の者からの視点で発表するということもありとても緊張しましたが、夜遅いにも関わらず、多くの方が発表を聞きにきてくださいました。また、とても熱心に聞いてくださり地域の皆さんの蓮池町への愛情がとても感じられました。

 

 2日目、佐賀大学の小城鍋島文庫を見学しました。とても古く貴重な史料を実際に手に取り見ることができました。また、大学の図書館という学生が気軽に訪れることのできる場所に地域の貴重な史料が多く残されていることに驚きました。史料がどのように保管されているのかを見ることができ、とても勉強になりました。

 

 3日目、島原城の中には島原の歴史に関する展示が多くありました。なかでも一番印象に残ったのはキリシタンに関する展示です。キリシタンへの処罰が描かれた絵が3枚ありましたが、どれも残虐な内容のものばかりでした。教科書などでキリシタンが排除されていた、ということは知っていましたが、実際に現地に行ってどのように処罰されていたかを知ると、とても生々しかったです。
 
 松平文庫では、佐賀大学の小城鍋島文庫同様に実際に史料を手に取り見ることができました。室温・湿度の管理から蛍光灯の明かりまできちんと管理されていました。とても手間のかかる作業ばかりですが、それらが人の手できちんと行なわれているからこそ史料がとても綺麗な状態で保管されていました。
 また私たちは、授業で史料の修復や保存の仕方ついて学んでいるのですが、実際に松平文庫で史料の修復を行なっている方からどのような道具を使っているのか、どのようなことに気を付けているかなどのお話を聞くことができ、授業の中だけでは知ることのできなかったようなことも知ることができたのでとても勉強になりました。

 

 他にも多くの場所へ行き、多くのことを学びました。そして、歴史文化学科の掲げている「手で考え、足で見る」ということの大切さを改めて実感しました。4日間の貴重な経験をこれからの学習に生かしていきたいと思います。