2018年9月

【学生記事】ボストンサマーセッション参加記 [2018年09月29日(土)]

こんにちは、松田忍(日本近現代史)です。

今年の夏休みにボストンサマーセッションに参加した中村早織さん(歴文2年生)が海外研修の体験記を書いてくださいました。

行く前は必ずしも積極的ではなかったそうですが、ボストンでは楽しいが盛りだくさんで充実した日々を過ごすことができ、学ぶこともとてもたくさんあったのだと生き生きと書いて下さいました!

内容盛りだくさんの参加記、是非お読みください!

【ボストンサマーセッション参加記(歴文2年 中村早織)】

私はこの夏ボストンサマーセッションに参加しました。私にとっての初めてのアメリカです。

ボストンサマーセッションでは、専門科目に応じた8つのコース(フォーカスグループ)から、特に学びたいことを選べるのですが、私はビジネスを選択しました(松田注:今年度歴文生が選択できたのは「ホスピタリティ」「ミュージアム」「ビジネス」「メディア」「フード」「心理学」「アメリカ文化」の7コース)。ビジネスは名前の通り、アメリカのビジネスを学ぶことができるコースです。このコースを選んだきっかけは、ビジネスについてほとんど知らなかったので学びたかったということ、就職活動で役立つ知識を得たいと思ったからです。

昭和ボストンの授業は一日3コマです。

ボストン到着直後に英語力のレベル分けがおこなわれ、1限(8:20-9:50)にはそれぞれのレベルに応じた英語の授業がありました。私のクラスはLとRの発音の違いをおさらいしたり、チップのことについて教わったり、英語のジャーナルを書く宿題が出たり、様々なことをしました。クラスによって映画の台詞を覚えて実際にお芝居をしたり、先生によって内容は異なります。

2限(10:00-11:30)にはフォーカスグループのクラスがありました。3限におこなわれるフィールドトリップの事前知識を得る授業が中心でした。専門的な内容なので、少し難しかったです。私のクラスでは、フィールドトリップ先の資料をもらい、午後から訪問することになる企業のホームページを見て学びました。また、そこで質問するべき事を考えました。今回のビジネスコースは2つのコースに分かれていたので、それぞれで授業スタイルは異なっていました。

3限(12:40-14:40)は日によって異なりますが、フォーカスグループごとに研修先に出かけることが多かったです。ビジネスコースは実際に企業に訪問して、2限の内容を踏まえて話を聞きます。私が行ったのは、レッドソックスの本拠地であるフェンウェイパーク、マスチャレンジ、ハーバードビジネススクール、ニューバランスです。また、フィールドトリップに出かける日以外はクラスによってゲストスピーカーのお話を聞く日や授業がおこなわれることもありました。

私のクラスは企業分析が主でした。授業で学んだ項目、例えば企業の安定性、こだわり、革新、リスクなどについて、自分で企業を選択し、調査報告します。さらに、企業の強み・弱みを明らかにするSWOT分析も学びました。私は要領があまり良くなかったので課題を終わるのが夜中になることが多くありました…。

フェンウェイパーク

マスチャレンジ

ハーバードビジネススクール

生活面では当然ですが合う合わない人がいると思います。親しい友人と一緒にボストン研修に参加する人もいるのですが、私は親しい友人が一人も参加しない中で留学したので、とても不安でしたし、ホームシックでした。でも最終的には、学科も学年もバラバラで、違う大学の人も含めて友人ができました。

食事はカフェテリアで、ビュッフェ形式です。平日は朝食、昼食、夕食の3度、休日はブランチと夕食の2度です。ショートトリップのときにはお弁当としてサンドイッチとオレオとポテトチップが紙袋に入れて渡されます。ときにサンドイッチが唐揚げやサラダボールに変わったこともありました。ただオレオとポテトチップは絶対ついてきます。

部屋は大体が2人部屋で、同じフォーカスグループの人とペアになります。寮内には洗濯機・乾燥機、シャワーがあります。ドライヤーの心配はほぼ無いです。シャンプーなどは前の人が残していったものがありますがあまり当てにしない方がいいです。特に洗剤は持って行くか現地で調達した方がいいです。

昭和ボストンの最寄りにあるリザヴォアの駅までシャトルバスがでていて、そこから地下鉄でボストンの街にでることできます。門限は22:00です。

寮のシャワールーム

リザヴォアの駅前

ボストン滞在中には、オプションでショートトリップが開催されるのですが、私は全て参加しました。その話を書きます。

プリマスは1620年にイングランドのメイフラワー号が辿り着いたとされる場所です。ツアーでは、ピルグリムファーザーズとアメリカの先住民族が住んでいたそれぞれの村が再現されているのを見ることができます。

セーラムは魔女狩りの発祥地とされる場所です。魔女の博物館で魔女狩りのシアターを見たり、魔女狩りとは関係ないですが博物館に行って日本を含むアジア、ヨーロッパの展示品を見ました。

ナイアガラは現地にいって見られただけでもう感動でした。バスに乗っている時間がひたすら長いですが、着けばそんなことどうでも良くなります。ナイアガラの帰りにノーマンロックウェルミュージアムとアウトレットに寄りました。

ノーマンロックウェルミュージアム

ニューヨークも行きましたが、予定がぎっしりでバタバタでした。ニューヨークの全体を眺めて、ちょっと歩いてタイムズスクエアに行って、ブロードウェイでアラジンを見て、ハードロックカフェで早めの夕飯を食べて、1時間半クルージングで自由の女神やニューヨークの夕日、夜景を見ます。翌日はメトロポリタン美術館に行き、5THアベニューでトランプタワーを眺めたり買い物をしました。忙しかったけれど、行ったら楽しいです!

トランプタワー

休日には友人と街に出かけました。チャーリーカードと言って、Suicaみたいなカードで電車に乗れます。お金のチャージは少々戸惑いますが、料金は分かりやすいです。電車は世田谷線みたいな感じです。私は、ボストンミュージアムやアウトレット、ハーバード大学、チーズケーキファクトリーに行きました。せっかくの海外研修ですから、お金と時間と課題が許す限り、いろんなところに出かけてみるべきだと思います。

ボストンの地下鉄(路面も走っていますが)

あと、昭和ボストンの敷地内を歩くのも楽しいです。いろんな動物がいると聞いていましたが、私はターキー(七面鳥)に出会いました。街中に鳩感覚でターキーがいます。

今回の留学では英語やアメリカンビジネスの勉強はもちろん、アメリカの文化や考え方など様々な学びがありました。全部書いていたらきりが無いですが1つ書くとしたら、「自分から学ぶ姿勢でいないとただ旅行しに来た人で終わってしまう」ということです。授業は全部英語だし、分からないことも多いし、他の学校の人もいるし、生活は慣れないし、不安なことはたくさんあります。でも、頑張れば、それなりに相手の言いたいことも分かってくるし、学ぶこともあります。完璧に聞き取れなくても、誰かに訳してもらうばかりではなく、自分で英語を聞いて、文法がめちゃくちゃでも少しでも話そうという姿勢を持たなければならないのだと感じました。プログラムを終えてペラペラにしゃべれるようになれなくても、帰国して誰かに話せるような学びを何かひとつ持って帰ることが大切なのだと思いました。

ボストンミュージアム

教育実習生の巡回指導を行いました。 [2018年09月28日(金)]

西洋史の山本です。こんにちは。

先日、教育実習生の巡回指導で某県の中学校を訪問しました。

東京から遠く離れ、のどかな田園風景が広がる地域ですが、歴史は古く江戸時代に由来する古刹などもあり、素敵な市でした。現地の中学生も、のびのびと育っている印象でした。しかし・・・

 


有名な老中、田沼意次のルーツでもあります

 

「学校の改編が急ピッチで進んでいるのですよ!」

と挨拶をした校長先生がおっしゃいます。この中学校は現在、8つの小学校から生徒が集まってきますが、それを統合していわゆる「義務教育学校」(小中一貫校)が設置される予定であるとか。そういえば敷地内は工事中で、プレハブの仮校舎で授業が行われていました。他にも別学の伝統校が共学になったり、公立の中高一貫校が新設されたりしているそうです。郊外における少子化の現状を実感させられました。

さて、教育実習生のCさんは地元の名門女子高出身で、文武両道に秀でた学生です。すでにマスコミ系企業への就職も内定していますが、将来的には教員に転向することも考えており、母校で教育実習を行っているとのことでした。今回は3年生の公民の授業で、テーマは「基本的人権」です。

「それでは教科書の○×ページをあけてください。今日はこの部分の勉強をしますが、教科書は使わないので、閉じてください。」

前にも書きましたが、最近の学校ではアクティブラーニング方式がさかんで、Cさんの授業も生徒に主体的に作業をさせ、考えさせることに重点が置かれていました。

「プリントには様々な権利が書かれていますね。みんなが遭難しかけた気球に乗っているとして、最初に捨てられる権利は何だろう、反対に最後まで捨てられないものは何だろう?」

こう問いを発し、個人で考えさせた後、小グループに分かれて討論し、発表する――という流れのようです。「日本国憲法」の条文をひたすら暗記させられた私の中学時代とはだいぶ異なります。

中学生の意見をチラチラと見せていただきましたが、意外なことに「食べものを得る権利」「お金をもらえる権利」のような生存に関わる個人的な事項のみならず、「戦争のない平和な社会で生きる権利」「愛したり、愛されたりする権利」といった抽象的または社会全体に関連する権利を重視している生徒が多かったです。さすがに中学3年生くらいになると、自分が直接的に触れている日常を超えた、よりも広い世界を意識し始めているということでしょうか。「巡回訪問指導」などといいますが、むしろ自分が学ぶことも少なくありませんでした。

末尾ながら昭和女子大学の学生を教育実習生をして受け入れていただき、親身にご指導いただきました中学校の諸先生には、この場を借りて御礼を申し上げます。

博士課程1年の池田さんが日印比較文化研究セミナーで発表 [2018年09月21日(金)]

生活機構学専攻(博士課程)1年の池田舞衣さんが、國學院大學とインドのドゥーン大学の
🇯🇵 日印比較文化研究セミナー🇮🇳 に参加し、『日本の蛇信仰について』発表を行いました!
セミナーは9月7日(金)、8日(土)にインドのドゥーン大学で行われ、地元紙に掲載されましたキラキラ デコメ絵文字

インド・ドゥーン大学で行われたセミナーの様子(右から2番目が池田さん)


9月9日付の地元紙に掲載(クリックで拡大します)


				

椎葉巡見が新聞に掲載されました!! [2018年09月05日(水)]

夏季休暇中の820()823()に行われました椎葉巡見が新聞に掲載されました!!
828()付の宮崎日日新聞です。

椎葉巡見での聞き書き、神楽見学についての内容となっております。
ぜひご覧ください。
また、椎葉巡見については過去の学科ブログ記事もございますので、ぜひそちらもご覧ください!