2018年10月

企画展示「被爆者に「なる」」を開催します! [2018年10月31日(水)]

こんにちは、「戦後史史料を後世に伝えるプロジェクト~被団協関連文書~」です。

私たちは2018年11月10日、11日の両日に開催される秋桜祭にて、企画展示「被爆者に「なる」」をおこないます。場所は1号館3階3S07です。

現在制作中の展示パネル1枚目にあたる「ごあいさつ」を以下に示します。

多くのみなさまのご来場をお待ちしております。

本プロジェクトの関連記事はS-LABOでまとめて読めます。

【第26回秋桜祭】歴文サロン開催のお知らせ★ [2018年10月30日(火)]

11月10日()・11日()に秋桜祭が開催されますhappy01
歴史文化学科では卒業生、在学生、先生方の交流の場、「歴文サロン」を今年もおこないます。

会場は大学1号館の3階、3S05教室ですパステル星 デコメ絵文字
在学生による展示やギャラリートーク、大学外での学びの場や活動なども紹介しています。
先生方もいらっしゃいますので卒業生の方、在学生の方、是非是非お越しください!

歴文では「歴文サロン」の他に「REKIBUN-歴文」や「Sanchart」も出店しています。
歴文生一同、準備をがんばっております♪みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

◆歴文サロン           大学号館S05
REKIBUN-歴文       大学3号館3階 3S05
Sanchart(サンチャート)   大学3号館2階 2S03

 

協定校フランス・カン大学の紹介 [2018年10月25日(木)]

西洋史の山本です。こんにちは。

昭和女子大学では世界各国の大学と協定を結んでおり、非常に有利な条件で海外留学をすることが可能です(詳しくは国際交流センターCIEのページをご覧ください)。歴史文化学科でも毎年、多くの学生が短期・長期の留学を行っています。

今年度からは、カン・ノルマンディ大学 Université de Caen Normandie が昭和女子大学にとってのフランス初の協定校となりました。

カン・ノルマンディ大学

夏季休暇中はフランスとイギリスへ出張しましたが、ちょうど昭和女子大学からカン大学への最初の留学生が来ていると聞いていましたので、予定を合わせ訪問してみました。

カンはフランス北西部の都市で、パリからは鉄道で約2時間程度の場所にあります。ご存知の方もいるかもしれませんが、カンは「ノルマン・コンクェスト」(1066年)で有名なウィリアム1世が築城した中世城砦や、第二次世界大戦末期の「ノルマンディ上陸作戦」(1944年)などで有名な、歴史豊かな都市です。後者の戦争では激戦地となり、都市の大部分は灰塵に帰してしまいました。しかし、カンの人々は往時の町並を残すかたちで復興をおこなったため、中世風の旧市街やヨットハーバー(ブレザンス港)、オルヌ川沿岸の遊歩道など素敵なスポットがたくさんある魅力的な街となっています。

サン=ピエール通り

プレザンス港

オルヌ川

カン大学も百年戦争のさなかの1432年に、ベドフォード公ジョン・オヴ・ランカスターによって創設された歴史ある教育施設です。現在の大学の建物は近代的な建物ですが、芝生が広がる広大なキャンパスがあり、首都パリの喧騒を離れ、勉強に集中できそうな環境でした。

カン大学のキャンパス

さらにカン大学のスタッフは非常に親切で、授業のみならず留学生の生活も手厚くサポートしていただいているようでした。

留学担当のベルナールさんと打ち合わせを行いました

このように昭和女子大学では「昭和ボストン」の他にも、学生が国際的な環境で学ぶための支援体制がとても良く整っています。大学在学中に留学したいと考えている受験生の方は、ぜひ昭和女子大学の歴史文化学科を検討してみてください。

「競技かるた部」の活動がスタートしました! [2018年10月21日(日)]

こんにちは。田中(文化財保存学担当)です。

10月3日の学内会議で「競技かるた部」という新規のクラブの設立が承認され、9日からクラブ活動がスタートしました!「競技かるた部」は、今のところ歴史文化学科の2年生と1年生からなります(部長は現2年生、私は顧問をしています)。競技かるたに興味のある方がいらっしゃいましたら、是非、部活見学にお越しください。経験者はもちろん、未経験の方の入部もお待ちしています!

活動日は毎週火曜日の12:10~14:40(お昼休みと3限の時間帯)、活動場所は1号館2階の集会室です。

10月9日の初回の部活風景をみてきたのですが、想像していた以上にアクティブで(かなりの運動量)、びっくりしました。

こちらが競技に用いる「小倉百人一首」。

 

そして、競技かるたの「素振り」の練習。経験者である部員が、初心者(ちなみに、ほとんどの部員が初心者です)に「素振り」の方法を優しく指導していました。皆、短時間でコツを掴んだようです。これは、スポーツですね!

また同時に、「小倉百人一首」の読み上げ(歌うようなイントネーション)を聞き、簡素で美しい取り札をみることで、日本語の素晴らしさや日本文化の奥深さを感じることが出来ます。

ゆくゆくは、対外試合や競技会への参加、秋桜祭での活動なども行っていく予定、とのことです。
興味のある方は是非一度、活動の見学にお越しください!お待ちしています。

 

 

「手で考え、足で見る」には続きがある!! [2018年10月20日(土)]

こんにちは、松田忍です。

7号館5階歴文教授室の上に↓のようなポスターが貼ってあるのをご存じですか?

これはかつてのオープンキャンパスの時に作成されたポスターであります。

「手で考え、足で見る」とは歴文のキャッチフレーズであり、いまや在学生ならば誰でも知っていることばになりました。

このポスターをみると「手で考え、足で見る」には続きがあることがわかります。

先達の叡智が、いまの文化を創った。

手で考え、足で見る。現地に出かけ、実際に触れてみる。

当時の生活様式を知り、歴史文化の原点を探る。自分のルーツを学ぼう。

現物に触れ、人々の逞しい創造力に思いを馳せる。文化の歴史を探ることは、今を考えることにつながる。

これをみると、「手で考え、足で見る」が単なる「体験」にとどまってはいてはいけないことがとてもよく分かります。「かつてを知ることは今を考える土台である」とのメッセージが我々のキャッチフレーズには込められているんですね。

歴史学はお行儀の良い学問です。明確な方法論と研究対象とを持っており、根拠に基づいた力強い意見をうちだす力が歴史学にはあります。これからもずっと歴史学は必要とされ続ける学問だと確信しています。

昭和女子大学も2020年に創立100周年を迎え、未来を見すえた前進をさらに続けていかねばなりません。そのなかにあって、歴文も学問としての厳密さを守り続けつつ、より時代に即した学科へと前進したい、そう考えております。

ゼミOGの人生 [2018年10月20日(土)]

こんにちは、私は2011年に昭和女子大学に着任したのですが、当時受けもったゼミ1期生、2期生たちに結婚フィーバーが来ています。おめでたいことですね~!

かつて幕末政治史について熱く議論したメンバーがOG同窓会で集まって、話す話題が「夜泣き」についてになっていたりして人生って面白いな~と思います。ただみなさん歴史に対する関心を失ってしまったわけでは全然なく、歴史好きの土台の上に、いろいろと育まれているように思います。

遠方の結婚式に呼ばれたメンバーが直行直帰にせず、しっかり前日入りして、すかさずその土地をめぐって楽しむ「歴文イズム」もまだまだ健在です!!

さきざき、もし女の子が生まれたら歴史好きに育て上げていただいて、是非昭和の歴文に!親子二代を教えてみたいです笑

最近呼ばれた結婚式では、7年前ゼミ写真を撮ったついでにノリで撮ったツーショット写真(↑)が思い出動画に入っていました笑 わっかいな~自分。あとせめて当時くらいまでは痩せなあかんな。

日本近現代史ゼミのゼミ写真を撮影しました! [2018年10月16日(火)]

こんにちは、松田忍です。

卒業まであと半年と迫った4年ゼミ生とゼミ写真を撮りました。

撮影テーマは「松田研究室の中から自分の卒論テーマにもっとも近い本を探して、手に持って写る!」です。

結構楽しい企画でした。

ゼミ生が一斉に松田部屋を探索し、わいわいと騒ぎながら本を選びます。「先生、なぜ私のテーマの本持っていないんですか!!」の謂われのない非難の声や、「こんなにテーマに近い本あるのに、なんで隠し持っていたんですか!早く教えてもらいたかった……」の悲しみの声が飛び交います笑 申し訳ない!買ったけど忘れている本もある!それが自然の摂理!

撮影後は数名のゼミ生が本を借りて帰りました。

写真ではちょっと見えづらいですが以下のようなタイトルの本が並んでいます。

『幕末的思考』

『近代開拓村と神社』

『天才の心理学』

『水野錬太郎回顧録・関係文書』

『20世紀の中のアジア・太平洋戦争』

『戦場心理の研究』

『戦時戦後体制論』

『「慰安婦」問題を/から考える』

『女の社会史』

『近代の超克』

『日本冷戦史』

『戦後責任』

なんとなーく、今のゼミ生の問題関心が見えてきますね。「おい、その本は、タイトル的にはあなたのテーマに似てるけど中身全然違う本やで」ってのもありますが笑

あと半年、ネジをしっかり巻いて、研究を完成までもっていってくださいね!

Googleフォームを使ったアクティブ・ラーニングの実践 [2018年10月15日(月)]

西洋史の山本です。こんにちは。

最近では、大学でも「アクティブ・ラーニング(AL)」がさかんに取り上げられております。歴史文化学科では博物館・美術館など校外の施設を利用したり、あるいはディベートを通じてALによる授業を積極的に行っております。

さて、先日参加した教員向けの講習会で「Google フォーム」というサービスを知りました。教員が作成したウェブ上のアンケートを、学生がスマートフォンを使って回答し、それを授業にフィードバックする――ということを可能とするサービスだそうです。今までも紙の「レスポンスシート」を配って翌週の授業でフィードバックする、ということはやっていましたが、より早く行うことができるそうです。

というわけで、さっそく「西洋文化史」という授業で使ってみました。最近話題となった文化的現象をどう思うのか、というやや簡単なアンケートと自由記入を組み合わせたものです。Google フォームのURLは、QRコードで指示しました。

(スマートフォンを使ってアンケートに回答する学生。グラフはリアルタイムで変化します)

その感想ですが、反応がもの凄く良く驚きました。また最近の若者はスマートフォンで文字を打つのが(私からしたら神技のごとく)速く、ものの十数秒で長文のレスポンスがありました。かなり使えそうな印象です。

では。

キャンパスが生まれ変わっています! [2018年10月14日(日)]

こんにちは、松田忍です。

昭和女子大学は2020年度に100周年を迎えます。

「わが日のもとのあさぼらけ 輝きいでし学び舎は 理想の木の実を地にまきて 培いきたりし 100年 あーあ 100年 まっしぐらに」を歌うときがすぐ目の前に迫っているわけですね。

100年はどう歌うんだろう?「つーちーかーいーきたーりし ひゃあぁあああくぅねん」あるいは「つーちーかーいーきたーりし ひゃあくぅうううねん」でしょうか!?毎年どう歌うんだと話題になりながら、歌ってみれば意外となんとかいけるんですよね。なんとなく、昭和出身者の歌い方が正しいだろうと思って、近くにいらっしゃる昭和出身の先生の真似をして歌っています笑

金子先生もブログで書いていらっしゃいますがこの歌があるおかげで、昭和の学生は自分が何期生なのか覚えているんですよね。ちなみに私が入校したときには「きゅうじゅういちねぇーんー」(91年)でした。

さて100周年に向けてキャンパスが生まれ変わりつつあります。この夏休みに7号館(旧研究館)前の広場で1ヵ月以上にわたる大工事がおこなわれました。もともとアスファルトのちょっと無粋な雰囲気だった広場を大改装し、タイルを敷き詰めたロータリーが出現しております。

このロータリーづくりは100周年に向けたキャンパス改造計画の一つです。今年度は本部館、7号館、6号館、1号館に囲まれたスペースだけが改修されましたが、99年目の来年度、100年目の再来年度と改修を進め、正門まで統一感あるキャンパスになるそうです。とても楽しみ。

今日は休日なので誰もいないのですが、こうしたベンチがあると自然と人が集まるものでして、放課後におしゃべりしている学生がいたり、お散歩中のこども園の園児(?)が4人掛けのベンチに8人座っていたりと、キャンパスに彩りを添えています。

 

芝生はまだ植え立てでこんな感じですし、木もひょろっと頼りなげですが、これから先大きく太くなっていくんでしょうね!

すでに告知されているテンプル大学ジャパンの世田谷キャンパス移転も2019年9月に迫っておりまして、西キャンパスも工事中です。キャンパスも新たに昭和女子大学は益々チャレンジと発展の時代を迎えます。

11月10日、11日の秋桜祭には、OGのみなさんも新しくなったキャンパスを見に、是非足を運んで下さいね!!

ちなみに……

ロータリーを見たOGは、だいたい「学寮のバスはどこに停まるの!?」と言います。みんななんだかんだで学寮好きだねぇ~笑 ご安心下さい。大きなロータリーなのでバスも停まれますよ!

2018年度日本近現代史ゼミ旅行(@北海道) [2018年10月10日(水)]

こんにちは、松田忍です。

日本近現代史ゼミでは今年の夏休みに北海道にゼミ旅行に行きました。

旅行のテーマは自然と歴史と食!2泊3日の様子をお伝えします。

1日目

やはり北海道旅行のスタートはラーメンから。北海道にゆかりがあるUさんのオススメが塩ラーメンだと聞いて、全員同じラーメンを注文笑 めっちゃ、うまかったです! 

そして洞爺湖・有珠山エリアへドライブ。個人的には、三松正夫さんが昭和新山が隆起する様を記録し続けたことを小学校時代に教科書(?)で読んで「すごい!」と思った記憶があり、昭和新山をみるのを楽しみにしていました。当日は雨模様でして、赤く色づいた岩肌がとても印象的でした。

しかし有珠山山頂はあいにくの霧で山頂はなにも見えず笑。しかしそれはそれで幻想的でありまして、やたらテンションのあがるみなさま。洞爺湖はとても綺麗でした!

 

洞爺湖畔でレンタカー1台故障し、どんどん暗くなる中、松田が1人でレッカー車を待つというアクシデントも発生しつつ、札幌市内に向かいます。

今回の旅でいきたかったお店があります。それは2015年度のゼミ旅行で幹事さんが選んでくれたジンギスカン屋さんです。ものすごく美味しかったので再訪。あいかわらず肉がうまい!おかわり自由で食べまくりました。

2日目は積丹半島から小樽へと向かいます。旅行メンバーの友達が北海道にいるらしく、「北海道らしい景色を見たいなら積丹がいいよ」とおっしゃっていらしたとのことで来訪。積丹ブルーの素晴らしい海の色!

そして積丹にきたらウニ!ゼミメンバーの過半数が海鮮系or生もの系が苦手で他のメニューを頼んでいましたが、関係ねぇ!松田は札束(野口英世)握りしめてウニに突撃!今まで食べてきたウニはなんだったんだというくらい、とろける旨さでした。もう旅行から一ヶ月くらい経ちますが、あのクリーミーさはまだ脳内に再現できます笑

これに味をしめて、この日の夕飯も小樽でウニパスタを食べました。写真はないのですが、こちらも絶品でした。

午後からは小樽観光。三々五々、史跡や運河を回りました。

3日目は歴史コース。

2015年に開館したばかりの北海道博物館がとても良かったです。記憶に残っているのは3点です。

①ナウマンゾウとマンモスとの骨格比較が超迫力!

②本州以南が古代、中世と移り変わる一方で、北海道が続縄文文化、擦文文化の時代を迎えることは、無意識に「遅れ」と捉えてしまっているところがありました。しかし展示をみることで、いわゆる縄文文化とはまた違う豊かな文化が展開していることを知り、歴史観を大きくアップデートすることができました。下の写真にあるクマを彫刻したスプーンやラッコを彫刻した牙製品など魅力的な展示物もたくさんありましたよ!

③アイヌの展示もとても興味深かったです。江戸時代に倭人と取引された海産物の模型は「北の豊かさ」をイメージさせてくれましたし、またアイヌの生活の移り変わりも、ある一家が子、孫、曾孫と代替わりするなかで見せる工夫がされており、分かりやすかったですね。

札幌市内中心部からはちょっと離れたところにある北海道博物館ですが、札幌訪問時には是非いってみてください!おすすめです!

そして北海道庁旧庁舎を訪れました。展示では樺太の歴史が特集されていました。現在の日本人の意識からは落ちてしまっていますが、南樺太はかつての日本の一部であり、多くの日本人が林業やパルプ産業に従事した土地であります。また太平洋戦争敗戦直前にソ連が進行したことによる悲劇は、満州においてはよく知られていますが、樺太においても同様のできごとがありました。様々な史実が丁寧に展示されており、たいへん勉強になりました。

そして「食の旅」の終わりは豚丼でしめっ!

懇親旅行として開催しているゼミ旅行であり、みなさん随分仲良くなったようでたいへん良かったです。今年のゼミ生は人数は少なめですが、そこは少数精鋭で優れた研究を生みだしていきましょう!後期の授業もすでに始まっていますが、研究→報告→研究→……のリズムをしっかり作っていってくださいね!

なお今年の夏は全国的に多くの記録的災害が日本列島を見舞いました。今回訪問した北海道西部も地震や台風が襲い、映像が流れる度にゼミ生一同心を痛めておりました。被害に遭われた皆様には謹んで御見舞申しあげます。