2019年8月

椎葉巡見4日目 [2019年08月27日(火)]

こんにちは!2年の関口です。
いよいよ椎葉巡見も最終日を迎えました 。
民宿『樹の里』の皆様には大変親切にしていただきました。ありがとうございました!
さて、出発してまず向かったのは諸塚村内にある塚原神社と、周辺の出愛の森です。朝のお散歩は気持ちが良い!
森の中では昔ながらの椎茸栽培の様子が、山からはモザイク林相、集落の茶畑も見えました。
集落へ続く道を下ると、ウトと呼ばれる養蜂に使われる巣箱(名前入り)や石垣(畑の跡)があり道中も楽しく散策できました。
塚原神社に到着!雰囲気があります。
幕末は大がかりな神楽をここで舞ったそうです。
神楽奉納が最近復活したそうで、春と秋にお祭りをやっています。
神社の周りには諸塚村の古木・巨樹百選に選ばれる大木があります。立派!
次に向かったのは檪(くぬぎ)地蔵です。
昨日訪れた「しいたけ館21」の建物の裏にあります。くぬぎは「檪/苦抜木」と書ける縁起の良い木です。胸に椎茸を抱いた優しい表情のお地蔵さまでした。かわいい!
平成15年完成したこちらのお地蔵さまは樹齢100年の檪が使われています。諸塚村内で他に4、5箇所祀られており、村のシンボルでもあります。
そして、昨日からお世話になった田邉さんから私達全員にお土産を頂きました!これまたかわいい!
次に、宮崎市の佐土原歴史資料館を見学しました。二条城に似せた造りで、日本100名城のひとつでもあります。
その後は、宮崎民俗学会副会長・那賀教史氏の講話を拝聴しました。人々の暮らしの文化、風土から佐土原の歴史文化を詳しくうかがえました。 那賀さんから頂いたチーズ饅頭と鯨羊羹が絶品でした!お土産に買って帰ります。
昼食を頂いた後は、佐土原人形店・ますやさんを見学しました!7代目の下西さんに人形作りの過程や佐土原人形の歴史をうかがいました。
文化や技術を途絶えさせず継承させていくことの大変さ、残していくことの想いを聞いて歴史学を学ぶ私達も考えさせられました。
大谷津先生は、学芸員課程の博物館実習で扱う歌舞伎人形を購入。他の生徒たちもお土産に佐土原人形をたくさん買っていました!
以上で椎葉巡見の全行程は終了。天候が不安定でしたが無事に全行程を終えることができて本当によかったです。
椎葉村と諸塚村の皆さまをはじめとする多くの方々に大変お世話になりました。ありがとうございました!
ここで巡見に参加した学生の感想を紹介します。
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活き活きとした人達に囲まれて、私も自然に元気を貰えていました。聞書きの徐々に語り手の表情が活気付いていく様子が印象的でした。ご飯がいつも凄く美味しくて東京に帰ったら日々のご飯がいつもより悲しくなりそうだなと思います(Yさん)

初めての参加で特に聞書きが緊張して思うようにできなかった悔しさもありましたが、長年受け継がれる伝統を直に聞くことができるのはとても刺激的で、今後のためになる学びがたくさん詰まっていた巡見でした。(Nさん)

初めて実際に椎葉村・諸塚村に訪れて、4日間という短い間でしたが座学では得られない「今の暮らし」について沢山知ることができましたし、また足を運びたい気持ちになりました。4日間楽しかったです!(Dさん)

聞書きは緊張しましたが、次第に会話することが楽しくなりました。花筒やめんぱなどを自分たちで作らせていただき、多くの貴重な経験ができました。(Kさん)

4日間あっという間でした。聞書き調査では事前学習が生かせたと思います。一番楽しみにしていた神楽は映像資料では感じられない舞手の息遣い・足使い・呼吸の合わせ方・視線などを全身で感じることができました。
他にもめんぱ作りやツリーハウスに登ったことはなかなかできない貴重な体験でした!積極的に椎葉の人々と関わっていくことができ、これが信頼に繋がっていくのだと感じました。
ご飯も最高でした。必ずまた、椎葉に行きます!(Sさん)

巡見前は緊張しましたが、いざ着いてみると自然豊かで、ご飯も美味しく、なんと言ってもその地域の方々の人柄に触れ、もっとここに居たいと思うようになった程でした。
今回の巡見に留まらず、また椎葉に訪れて、椎葉の魅力を更に見つけていきたいと思いました。(Sさん)

聞書きは上手くできるかとても不安でしたが、椎葉の方が盆行事の事だけでなく、様々なことについて丁寧に教えて下さり、とても良い経験になりました。また、めんぱ作りや花筒作りなどを実際に体験出来たのもとても楽しかったです。椎葉の方々の温かさに触れた4日間でした。(Mさん)

今回が2度目の参加でした。
前回に比べて現地の方々とのコミュニケーションが増えたり、スムーズに聞書きができたりと自分の成長を感じました。
また来年も参加したいです。(Sさん)

椎葉村・諸塚村などの地元の人々と直接触れ合うことで、椎葉巡検で体験させていただけること以外にも新たな気付きをすることが出来たと思います。
4日間体験させてくださった事、また私たちを支えてくださった事に関する感謝の気持ちををしっかり報告書として伝えられるようにしたいと思いました。(Mさん)

椎葉巡見には初めて参加しました。これまで、文献や映像でしか見たことのなかった神楽を実際に見ることが出来て、その迫力に圧倒されました。また、今回は日当神楽だけを見学しましたが、他の地区の神楽もぜひ見てみたいと思いました。(Yさん)

この4日間で様々な体験をさせていただき、全てが私にとって刺激的でとても良い学びになりました。様々な面で豊かな自然に触れる事ができて嬉しかったです!この1回きりではなく、また椎葉に行きたいと思いました。(Tさん)

常に自然に囲まれ、出てくる食べ物は全部美味しく、また自分の学びにも繋がる4日間でした。
事前に授業で見ていた神楽を目の前にした時に鳥肌がたちました。映像を見るだけと、実際に見るのとでは感じ方がまるで違いました。夜神楽はどんなものなのかすごく気になりますし、また椎葉村に行きたいです!(Sさん)

初めての椎葉巡見で緊張していましたが、地元の方々の温かさに触れ、楽しく過ごすことができました。聞書きや神楽を生で見れたことは、貴重な経験だと思います。これからの学びに活かしていきたいです。椎葉村の魅力を改めて感じた4日間でした。また行きたいです!(Yさん)

3回目の巡見参加となり、聞書きは経験者としての立場に緊張はありましたが知識が増える楽しさもあり充実した時間にできました。また今年はアクティブに体験して学ぶ機会が多くありあっという間の4日間でした。リピーターとしてはまた参加したい、椎葉・諸塚に来たいという声を聞けてとても嬉しかったです!(Eさん)

今年で3回目の巡見参加でしたが、聞書きでは徐々に自分の中に情報が蓄積されていることを実感し、更に他の地域のことも知りたいと思いました。本研修は単にイベントが楽しいだけではなく知る楽しみに気づく場でもあると思います。私は卒業論文のテーマを地元の芸能にしましたが、椎葉と諸塚で初心を思い出したので提出まで頑張りたいと思います!(Sさん)

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さて後は帰宅するだけ…ではありません!報告書の作成があります!お世話になった方々に感謝を込めて、胸を張って報告できるよう、帰宅後も気合いを入れて頑張ります!

椎葉巡見3日目 [2019年08月27日(火)]

こんにちは、歴文2年の関です!
巡見3日目の今日は椎葉村にお別れを告げ、諸塚村に移動しました。
もろっこはうすにて、店長の黒木雄介さんから、諸塚村の物産の構成についてお話を聞きました。条件と生活文化、食文化、歴史、風土が大きく関わりあっていることを学びました。
また椎茸のもどし汁と味付けしない椎茸の煮物を頂きました!椎茸のもどし汁は苦味の後に椎茸の香りが強く感じられ不思
議な味わいでした!高血圧に効くそうなので、高血圧の方にはオススメです!
  
次にしいたけの館21にて、諸塚村観光協会事務局長田邉薫さんから諸塚村の森林文化についてお話を伺いました。
東京出身の田邉さんが、諸塚村観光協会事務局長になるまでのお話を聞き、東京都出身の田邉さんから見る諸塚村の魅力について、また魅力を発信するための手法についてのお話を伺いました。エコツアーを開催するうえで、作り込み過ぎずに、地域にあったものを生かす事を大事にしている、ということに感動しました!
 
お昼はどんこ亭で、地域で採れた食べ物を活かしたバイキングを頂きました!みんな各々好きなものをお皿に乗せて楽しんで食べていました!特に卵焼きが美味しかったです!
 
昼食を食べたあとは、紙漉き作りとめんぱ作りに分かれ、それぞれ経験を楽しみました!
私は紙漉きに挑戦しました。
紙漉きでは、コウゾと呼ばれる植物から和紙が作られ、その和紙でハガキを作りました!
水に溶かされている、和紙の原液で紙を漉き、乾かして完成です!
紙をまんべんなく漉くことが難しかったですが、楽しかったです!
 
 
夕食は樹の里で盆に出される料理を、諸塚村の方々と頂きました!
諸塚村の方とお話するのは少し緊張しましたが、皆さん暖かく迎えて下さり、楽しい時間を過ごすことが出来ました!
明日は最終日です。悔いの残らないよう、沢山写真を撮って楽しもうと思います\( ・ω・)/

椎葉巡見2日目 [2019年08月24日(土)]

椎葉巡見2日目はそれぞれの家に聞書きに行きました。

 

盆行事についての質問をしながら、関連していろんなお話を聞くことができました!
お盆の間実際に飾っているという提灯をみせていただきました。大きいですが、持ってみるとすごく軽くて驚きました。
お家で育てていると言うトウモロコシ、きゅうり、ミニトマト、すももをいただきました。
お昼頃に尾前さんのツリーハウスに集合して自然を堪能しました。
屋根の上からの滑り台、空中に飛び出すブランコ、高さ12mのツリーハウスなど、普段では体験できないことが盛りだくさんでした。
ツリーハウスに登るときは少し怖かったですが、普段と違う高さで見る山の景色はすごく新鮮に感じました。
 
また、花筒作りも体験させていただきました。ノコギリやナタに悪戦苦闘しながら4人1組でなんとか完成させることができました!
夜は椎葉神楽の見学がありました。
今回は日当地区の神楽を見学させていただいたのですが、扇や和鈴、刀を使った演目を間近で見ることができて感動しました。
椎葉での巡見は今日で終わりですが、とても充実した2日間を過ごせたと思います!
明日からの諸塚巡見も気を抜かずに取り組みたいです。

椎葉巡見1日目 [2019年08月23日(金)]

こんにちは!4年の吉川です。

22日は羽田空港を出発し、無事お昼頃に宮崎空港へ到着しました。2.5時間ほど車に揺られてまずはじめに訪れたのは椎葉民俗芸能博物館です。

後輩たちはリアルなイノシシの展示に驚いたり、椎葉厳島神社の御朱印を頂いたりしていました。



初日のお宿は鶴富屋敷さんです。はじめての「しいばごはん」にテンションの上がる一行でした!



夜には小川直之先生の講話をお伺いしました。わたしは去年巡見でみた「松尾の大イチョウ」や椎葉の焼畑のことを思い浮かべながら聞いていました。先生は人や自然との関わり合いから文化が発生するとし、現代人が忘れつつある、対人間と同じように自然と付き合う「野生の感覚」という文化が環境を保持していたと仰っていました。

今日以降触れ合うことになるであろう椎葉の自然との向き合い方を考えさせられるお話でした。

本日は本巡見の目玉、聞書調査があります!みんな緊張している様子ですが頑張りたいです〜〜!

【授業紹介】伝統芸能実習が行われました!(3日目) [2019年08月16日(金)]

8月1日から3日にかけて行われた、夏季集中講義「伝統芸能実習」の最終日の様子です。

伝統芸能実習の最終日となる3日目は、2回程度リハーサルを行い、動き等の最終確認を行いました。リハーサル後はいよいよ本番です!本年度は「大江戸百合物語」という演目が行われました。

午前中に本番を行い、下中座の方より講評をいただきました。午後には自分たちの本番の映像を鑑賞しまとめをしました。

 

ここで、実習を終えた学生の感想を紹介します!

発表を終えて、自分たちが三人遣いで遣った人形が意外と‘生きていて’驚いたし、嬉しかった。
その瞬間、自分たちの手で遣っているけれど、自分体の手を離れたような気さえした。(Fさん)

この実習を通して、伝統は演者だけでなく、職人さんなど周りの人々の協力の必要性や、後世へ伝えるための努力の重要性を知ることができた。(Oさん)

 

 

この3日間でこんなに出来るとは思っていませんでした。まず物語を作る段階で、みんな発言してどんどん進められた。進みがおそいと思った人がほとんどだと思いますが、3日で完成までさせるのは、本当にすごいと思いました。みんながんばった!(Kさん)

3日間の中で1番上手く習ったことを出しきれた。本番では、人形をもう少し高く上げたかった…。悔しい。足遣いはちゃんと歩いているように見えたと思う。仁左衛門はイレギュラーが多かったけど、良い役ができてよかった!(Sさん)

 

 

映像で自分たちのつくった劇を見ると、つたない部分も多かったけれど、どの人形も学んだことを生かして動けていたと思う。一つの話として成立していたのを見て、達成感があった。
十五人全員が活躍する劇にできたのが、何によりも良かったと思う。(Yさん)

自分たちのつくった芝居をこんなに真剣に指導して下さるとは思っていなかったので嬉しかったし、物語を作る姿勢についてたくさん教えて頂き、勉強になった。(Sさん)

 

 

楽しかったです。腕も疲れたし全然うまく動かせなかったが、手や視線をつけるだけで人形の表情がわかって私も作品をつくれているという感じがした。
台本をつくるということに、やる前は不安を感じていたが、自分達で台本をつくることで、実際に台本をつくる人が、どういうところにこだわって台本をつくっているかが少しわかって、自分たちも真剣にやらなければならないと思えた。
3人遣いは思っていたよりも大変で、呼吸をそろえて1つの動きができた時の喜びはひとしおだった。伝統文化を継承するということは、細かい技術を正確に伝えるだけでなく、意味やこだわり、精神まで一緒に伝えていくことなのかなと感じた。
たった3日間だったが、充実した3日間だった。是非文楽を鑑賞しに行き、下中座の活動も見てみたいと思った。(Nさん)

 

下中座の皆さん、暑い中ご指導ありがとうございました。
また、参加された学生の皆さんもお疲れさまでした!!

【授業紹介】伝統芸能実習が行われました!(2日目) [2019年08月16日(金)]

8月1日から3日にかけて行われた、夏季集中講義「伝統芸能実習」2日目の様子をお伝えします。

1日目の午後に考えたシナリオをもとに、下中座の方々に振りをつけていただき、練習に励みます。人形の動きだけでなく、シナリオの内容についてもご指導をいただきました。

 

 

2日目を終えて、学生のコメントを紹介します!

たしかに、人形の動きや首のかしげ方一つで人間よりも人間らしいというのに納得した。また、人間には出せない美しさや色気を出せるのではないかと思った。(Fさん)

中でも印象に残ったのは「芝居でどう自分が演じるかスタンスを確立するように」といった、普段から芝居ならではの表現を模索している立場ならではの意見であった。(Kさん)

 

 

今回の授業では、持続して姿勢を正すことや動作をするときの息を合わせる行為の難しさを昨日よりも実感しました。そして、人形が主役だということを意識して私たちが引き立てないといけないんだとよりはっきり理解しました。(Dさん)

自分たちの伝えたい本質をどう訴えるか、その表現の難しさを身に染みて感じた。(Sさん)

 

 

台本づくりや、演技の一つ一つに下中座の方々がどれだけ考えて時間をかけてきたかが感じられた。文化を継承していくことの素晴らしさと大変さが少しわかった気がした。(Nさん)

今日は絡みをメインに人形を動かしたので、相手側とタイミングを合わせるのがむずかしかったです。実習の終わりに先生方が人形を実際に動かしてくれたのですが、動きが自然で、人形が本当に生きているようでした。(Aさん)

 

 

【授業紹介】伝統芸能実習が行われました!(1日目) [2019年08月16日(金)]

 

8月1日から8月3日の3日間で、夏季集中講義「伝統芸能実習」が行われました。

相模人形芝居下中座の方々のご指導を受け、学生オリジナルのシナリオを作成し3日目に上演を行います。

 

1日目の午前中は、下中座の方々から人形についての基礎知識、人形の持ち方や動作を学びました。

ここでは、1日目を終えた学生のコメントを紹介します。

想像以上に人形が重くて大苦労!ペアの2人との息の合わせ方、チームワークが大切だということを身にしみて感じた。良い台本ができたので、人形のクオリティを上げて先生たちを驚かせたい!(Sさん)

想像以上に人形が重く、動かすのが大変でした。上手くスムーズに動かせるよう頑張りたいです。(Tさん)

人形浄瑠璃は思っている以上に動かすのが大変だけど、それ以上にできたときの達成感があった。また、手の動きや服・髪型にも意味があり、興味深いものなんだと思った。(Tさん)

人形を動かすのは初めてで楽しかったが、見た目以上に体力を使うので大変だった。(Yさん)

人形に表情が見えるようになると一気に愛着がわきます。しのぶちゃんがかわいいです。(Nさん)

初めて人形に触れ、動かしたのですが、予想以上に重く、扱うのも難しかったです。また、3人で息を合わせて1つの動きを完成させることが大変でした。しかし、やりがいがあって面白いです。(Aさん)

普段の何気ない動作(立つ、座るなど)でも人形でやるのはとても大変だった。また、右手と左手を操る人が異なるため、手を合わせたりお辞儀の動作など左右対称の動作は特に難しいと感じた。(Fさん)

本日は、実体験初日でした。やはり映像背見るのと、実際にやってみるのでは印象が違いました。左うでや肩、腰に負担が大きく、初体験ではそれに耐えるのに必死で上手く扱えませんでしたし、とても繊細なんだと実感しました。明日からは台本から振りを決めて本格的に稽古に入るので、今日覚えた感覚を忘れず頑張りたいです。(Dさん)

想像していた以上に人形に重みがあって、動かしづらかった。どのポジションも簡単なものはなく、人間と同じように動きを入れるのが難しかった。(Kさん)

人形が想像より重くてびっくりした。主使いは右手で人形の右手、左手で首を操らなければならなかったので同時進行が大変であった。(Eさん)

 

西洋史ゼミで「選書ツアー」をおこないました。 [2019年08月15日(木)]

西洋史の山本です。こんにちは。

私が担当している西洋史ゼミには、ヨーロッパ・アメリカ史で卒業論文を書く学生が20名程度、所属しています。日頃の授業では日本語や英語の論文を読んだり、各自が専攻したいテーマの報告などをおこなっています。

今回は付属図書館の企画による「選書ツアー」で、三省堂書店の神田神保町本店を訪れました。「選書ツアー」は大手書店などでよくおこなわれているもので、学生自身が店頭で、自分の学校図書館の蔵書を選定するというものです。

選書の様子

大学生の活字離れが叫ばれて久しいですが、我が歴史文化学科もご多分に漏れず、学術書はあまり読まれていないようです(あくまで私が知る範囲ですが…)。他方で、ピンポイントで指定すると、かなり難解な研究書でも読み込んでくる学生もおり、秘めたるポテンシャルは大きいと思います。

「選ぶ立場」になると愛着が湧く?

今回の選書ツアーでは、日頃はあまり足が向かない大規模な書店で、多くの書籍を実際に目にしつつ、各自の卒論に関連するものを選んでもらいました。

店頭にない本を選ぶこともできます

末尾ながら、今回お世話になり、また店内での撮影をご許可いただきました三省堂書店様には厚く御礼を申し上げます。

被団協文書整理会開催中! [2019年08月13日(火)]

こんにちは!松田忍(日本近現代史)です。

戦後史史料を後世に伝えるプロジェクトでは、今年も夏休みを利用して、6日間にわたって被団協文書整理会を開催しています。

文書整理会でいつもご指導頂く栗原淑江さん(ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会)には深く感謝申し上げます。

作業はこんな感じです。

①史料に目を通して、史料の内容や性格を判断します。

②錆びないようにステープラーの芯を外します。地道な作業です。

③史料整理のノウハウが蓄積されていて、いろいろな道具で史料保護をはかります。

④史料を1点ごと袋に詰め、史料のタイトルをつけます。

⑤そして袋詰めされた史料を目録に採っていきます

史料を読み解く際には史料の作成者、宛先、作成年月日などを念入りにチェックしていく「目」が必要です。その「目」を養うことは、歴文で歴史学を学んでいく上での基礎的な力になっていきます。

今年の夏の文書整理会はあと3回しっかり頑張っていきましょう!

世田谷キャンパスがさらに生まれ変わります! [2019年08月11日(日)]

こんにちは、松田忍(日本近現代史)です。

今年の夏休みも世田谷キャンパスの工事がはじまりました!

正門からキャンパス内までアスファルトの道路が続いていた本学の景観ですが、2020年度の100周年をめざして大きな工事がなされています。昨年度の工事では学園本部館前にロータリーができました。工事直後はまだ根づいていなかった芝生も今ではしっかりと根づき、青々と茂っています。またベンチでも、学生や生徒、こども園のこどもたちが語らっている姿もよくみられ、すっかりキャンパスの一部として溶け込みんでいますね!

さて今年は白い石畳(?)をさらに正門に向かって拡張する工事をしています。去年の工事の延長ですね。

また8号館の学生ホールも夏休み中には全面改修の予定。おしゃれな内装を設計したのはなんと本学OGの建築デザイナーさんだそうですよ!学生のみなさんは是非完成をたのしみにしていてくださいね!