【椎葉巡見】今年度はオンラインで行いました!

こんにちは!歴史文化学科3年の大賀美里です。
8月25日、27日、28日にかけてオンライン椎葉巡見が実施されました。今年は、新型コロナウィルスの影響で椎葉村に直接伺うことはできないため、Zoomを用いたオンラインで巡見を行いました。

 

1日目の午前中は椎葉村教育委員会の那須力男さんが椎葉村について解説してくださいました。私は椎葉村に行ったことがないのですが、現在の椎葉村の様子を知ることができました。そして、民俗学概論の小川直之先生による講話「誕生と死の儀礼」を伺いました。今にも続く人生儀礼には多くの願いが込められていることを改めて理解することができました。

 

さて、1日目の午後から3日目は聞書き調査を行いました!
去年までは盆行事について聞書きをしましたが、今年は人生儀礼について聞書きをしました。話者の方には子どもの頃の話や結婚、産育、葬式などについて伺いました。

聞書き経験者もオンラインの性質上ペアの人とのコミュニケーションが難しかったほか、人に見られながらの聞書きは緊張したそうです。しかしオンラインであったことでメリットもありました!それは様々な地区の方からお話を聞けたことです。今回は上椎葉、栂尾、尾前、竹の枝尾日当、川の口、下松尾と様々な地区の方々からお話を聞くことができました。また、他の人の聞書きの様子を見ることができ参考になりました。

聞書き前は緊張感の声もありましたが、お話を伺っていくうちに和やかな雰囲気になっていきました。とても楽しみながら聞書きができました。

今回はオンラインでの椎葉巡見となりましたが、新型コロナウィルスが収まったら実際に椎葉村に足を運びたいと思いました。
椎葉村の皆様をはじめご協力してくださいました皆様、本当にありがとうございました!