歴史文化学科の卒業論文提出日でした

こんにちは!歴史文化学科4年の笹原です。
12/24は、歴史文化学科の卒業論文提出日でした。

私は地理学演習のゼミに所属し、「フードツーリズムにおける「食」の魅せ方と情報源の変化」という卒業論文を作成しました。
三原先生が昭和女子大学に来られたのが、私たちがゼミに所属する3年生になるタイミングだったので、ゼミ生は5人と少人数でした。

私がこのゼミに所属したのは「旅行」「観光」「食べ物」が好きだったからです。
4年生の6月には中間報告会があり、卒業論文について詳しいテーマを決めなければなりません。
しかし、具体的に何がやりたいのか曖昧なまま4月、5月と過ぎていきました。そのようななか、私が好きな旅行は美味しい食べ物を現地に食べに行くことであると気づきました。そして、その美味しい食べ物は地元の名物だけでなく、Instagramで何気なく目にする話題のものも旅行の動機になっていました。
この「Instagramを見て旅行に行く」のは昔にはない、現代の今だからこそできる旅行ではないか?そもそも食べ物を旅行の動機にした「フードツーリズム」ってただ食事をすることと何が違うの??そんな疑問たちが浮かび上がりました。
それを卒業論文のテーマにすると決めたのは、なんと夏休みに入った頃でした…。

先生はそんな私を見捨てずに、様々な意見や提案をしてくださいました。毎週のゼミがとても濃いもので発表頻度が高かったことが私にとって救いでした。
また締め切りが夏休みから毎月章ごとに設けられており、必然的に卒業論文と向き合う日々が始まりました。課題を溜めて最後にまとめてやってしまう癖があったので月末は辛かったですが、ゼミの中で中間締め切りがなければ、12月まで真剣に取り組んでいなかったのではないかと思います(笑)。

今回私がテーマにした、食べ物を目的にした観光とInstagramはそれぞれに論文があるものの、それらを結びつけたものは少なく、先行研究を調査するのが難しかったです。先行研究がなかなか見つからない時、もっと広い視野からそのテーマに関わる論文を探せばいいと三原先生に指導していただきました。検索ワードを少し変えるだけで徐々に自分のテーマに合う先行研究を見つけることが出来ました。
そして、フードツーリズムについて定義付けについて、自分の中でどのような位置付けをするのか、定義を明確にするにあたって多くの人の考えを学びました。

私たちのゼミは地理学なので、それぞれ現地調査を行います。私は熱海へ調査に行きました。
他のゼミ生も青森県や鎌倉、八王子で調査を行いました。コロナ禍で難しい部分も多かったですが、それぞれ手紙やメール、オンラインを利用して卒業論文に活用させることが出来ました。

気が付いたら12月。師走は早いと毎年感じますが四年生の師走は過去最速で過ぎ去ります。嘘のようですが、本当にあっという間に締切日がやってきました。
後輩のみなさん!この師走の早さに負けないように日々積み重ねて卒業論文を頑張ってください!