学生研修

【授業紹介】日本美術史基礎 [2019年06月12日(水)]

日本美術史教員の鶴岡です。私の担当する選択必修科目である「日本美術史基礎」について、受講生の音羽さんがレポートしてくれました。

こんにちは!歴史文化学科3年の音羽です。

今回は鶴岡明美先生の「日本美術史基礎」について紹介します。

この授業は日本で作られた建築・彫刻・絵画・工芸などの作品を、その素材や制作技法、鑑賞のきまりなどを交えて学ぶ授業です。

授業では画像付き(しかもカラー!)で日本史を学んでいない生徒にもわかりやすいレジュメと、スライドの画像を使って先生が説明してくださいます。

私は鶴岡先生のレジュメが見やすくて好きなので一年生の時に履修した日本美術史基礎(後期)・日本美術史概論のものをファイリングしてとってあります笑

現在は近畿地方の寺院建築や、仏像について学んでいます。奈良の法隆寺、薬師寺、東大寺、京都の三十三間堂など行ったことのある方も多いのではないでしょうか?ポピュラーな寺院を取り上げて説明してくださるので、行ったことのある人は授業で新たな発見があり、まだない人は授業を聞いて、行ってみたい!と思う場所が見つかること間違いなしです。

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私はここ5年ほど毎年京都や奈良に旅行に行っているのですが、授業で聞いたことを思い出しながら実際に寺院や仏像を見ると、何も知らなかった時に見た時よりも感じる事が多く楽しいです!レジュメを持参したこともあります笑
こんな風に学ぶことは勿論ですが、観光をより楽しく実のあるものに出来る、感性が豊かになるような授業だと思います。
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レジュメを保管していただいているとは、うれしい限りです…これからもわかりやすく見やすいレジュメを作成するよう努力したいと思います。授業を通じて、日本美術についての理解を深めるとともに、実地に足を運んでみたいと思ってもらえるような授業を日々工夫していきたいです。音羽さん、ありがとうございました。

【学生記事】ボストンサマーセッション参加記 [2018年11月16日(金)]

歴史文化学科1年の河村歩美です。私はこの夏ボストンサマーセッション(約4週間)に参加しました。遅くなりましたがボストンで学んだことをたくさんの写真と共に振り返ります。

サマーセッションはいくつかのフォーカスグループ(専門的に学ぶ分野)から自分が参加したいグループを選ぶことができるのですが、私は「メディア」を選びました。実際に行ってみると想像していたよりももっと授業も充実しており、たくさんのメディアに関連する施設を実地見学することができました。

【Week1】

授業では毎回、その日のフィールドトリップで行く所の説明や、そこで働く人への質問を前もって考え、文法を先生に確認してもらう時間を設けてくださいました。
またフィールドトリップ後の授業では、質問した内容や理解したことを、先生に聞かれるので、課題意識を持って意欲的に授業に参加することが出来ました。
この日はEmerson Collegeについての説明がありました。

初めてのフィールドトリップ(校外授業)の写真です。ボストンコモンを巡ったり歴史ある船に乗ったりと盛りだくさんでした。Emerson Collegeはラジオの機材などに関して、座学ではなく実践的なことを学ぶ大学だそうです。

フィールドトリップの次の日が、たまたまEmerson Collegeが主催する音楽イベントだったのでお邪魔してきました。Emerson Collegeでお話を伺った人とお会いすることも出来ましたが、写真を載せられないのが残念。

休日にはボストンの綺麗な場所をたくさん散歩しました。この写真はボストン・パブリック・ガーデンにいったときのものです。リスやカモ、アヒルの親子などがおり、人に馴れていて近づいても逃げないので、こんなにも近づいてで写真を撮れました!ガーデンで結婚式を挙げる人もいっぱいいらして、ほのぼのした空間でした!

Wellcome Party。研究期間中、一緒に暮らすことになるWing(寮棟)の学生たちとゲームなどを通して仲良くなることが出来ました。このイベントのおかげでコミュニケーションを取れるようになり、円滑に共同生活を送れるようになりました。

キャンパス内散策。
野生のウサギやリス、ターキーなどの動物を初めて見ました。

昭和ボストンの中にあるGame Roomではビリヤード、卓球、ダーツなどがあり、友達と親睦を深めることが出来ました。

ボストンの街中にあるフェンウェイパークでRed Sox観戦もしました。負けてしまいましたが、地元の人たちと一緒になって応援し熱くなりました。

【Week2】

2週目の校外授業ではBrookline Interactive Group(BIG)を訪問しました。TV局です。実際に番組の撮影で使用するセットなどを見ることが出来ました。

2週目でそろそろ日本食が恋しくなり、北海道直産の麺を使用したラーメン屋さんへ。
ボストンのラーメン屋で「いらっしゃいませ」と日本語でお客さんに挨拶しているのを聞くことが多く、面白い風習だなと思いました。

各ウイング(寮棟)にはRAさん(アメリカ人スタッフ)が常駐していらっしゃいます。この日はRAさん主催のキックボクシング。たるんだ体を引き締められ、良い汗を流すことが出来ました。

週末には自由参加のオプショナルツアーも開催されます。Niagara Fallsのオプショナルツアーの写真で。船で滝のすぐ目の前まで行き、みんなでずぶ濡れになり良い思い出になりました。

自由時間にはクリフトンヒル通りを歩き、翌日はNorman Rockwell Museumへ行きました。このオプショナルツアーを通してアメリカだけでなくカナダも少し満喫することが出来たので大満足でした。

WGBH
企業などからの寄付金で、設備費やスタッフの給料までほぼ全てが賄われている、世界に名を知られた非営利団体。会社の規模も大きく、レコーディングしている人やそれらを編集している人など、多くの人と接することが出来ました。

【Week3】

研修も3週間目に入りました。RAさん主催のLobster Party。一人一匹ロブスターが用意され、硬い殻を割って食べました。やはり醤油を付けて食べるのが一番美味しかったです。

一日授業が休みの日にはインスタ映えな古着屋や海、チーズケーキファクトリーにも行きました。

クルージングで自由の女神を見たりと、全てが刺激的でした。

フィールドトリップで最も印象に残ったのがロイターです。17年ロイターで働く女性の日本人記者にお話を伺い、真実を追求する仕事の面白さと難しさを学びました。

【Week4】

いよいよ最終週。ボストン少し離れたところにあるアウトレットにも行きました。写真右側はPrimarkという安い服屋がたくさん入っている建物。人気のインスタ映えスポットです。

最後のフィールドトリップはハーバード大学。
キャンパスの広さとハーバード大学の公式グッズの多さに驚きました。

ボストン美術館。エジプト美術から現代美術まで45万点以上の収蔵作品を誇り、とても一日では回ることは出来ませんでした。展示の仕方もアートなんだとか。

Closing ceremony ひとりひとり学長から卒業証書を受け取り、ボストン滞在中に仲良くなった人と写真を撮りました。メディアを専攻して本当に良かったと改めて実感しました。

ボストンで食べ物に困ることは全くありませんでした。日替わりの学食、ボストン発祥のクラムチャウダー、ロブスター料理など、どれも美味しかったです。

4週間の研修でしたが、めいいっぱい学び、めいいっぱい楽しい経験をしました。

ボストンで気づいたことを持ち帰って、また世田谷で元気に勉強を続けています!

【プロジェクト参加記】美術館カフェプロデュース [2018年03月15日(木)]

皆さんこんにちは!

歴史文化学科3年の小尾と中里です。

私たちは、世田谷美術館×世田谷サービス公社×昭和女子大学地域連携センターの「美術館カフェプロデュース」というプロジェクト型協働インターンシップに昨年の6月から参加しています。

皆さんセタビカフェに訪れたことはありますか?

セタビカフェは、その名の通り世田谷美術館に併設されているカフェです。私たちは、女子大生ならではのアイデアを活かしたコラボレーション企画を提案しました。

6月のキックオフミーティングから始まり、夏季休暇中には国内外の美術館に併設されているカフェを全24か所調査しました。資料を作成し、プロジェクトメンバーで共有することで、具体的なアイデアを練っていきました。

昨年の利用者年齢別アンケートより20代の利用者を増やすことを目標とし、その中でも20代がよく利用するSNSをキーワードに「インスタ映え」するセタビカフェを目指しました。利用者がセタビカフェに来店し、そこで気に入ったメニューや内装をインスタ等のSNSに載せてもらうことで投稿を見た第3者の利用者が増加することが目的です。今年度は世田谷美術館で開催中の「ボストン美術館パリジェンヌ展 時代を映す女性たち」とコラボレーション企画を企業の方々にプレゼンを行いました。

 

企業の方々にたくさんのアドバイスを頂いて、3つのアイデアが実現しました!

企画①  ランチョンマット作成!

セタビカフェ店内で使用するトレイの上に乗せるランチョンマットを作成しました。

使用した画像はパリジェンヌ展に展示されているものを使用し、簡単に解説を載せました!

企画②  コラボメニュー名考案!

– #Rêve de Paris – (レーヴ・ド・パリ) 1000円(税込)ドリンク付き 1日限定20食。 ~4月1日まで

「Rêve de Paris」とは日本語で「パリの夢」という意味です。私たちは今回のパリジェンヌ展に、パリで生きる女性たちの力強さと美しさを感じました。そこで「夢(レーヴ)」という言葉に、当時のパリジェンヌたちが持っていた夢と私たちの夢をかけるとともに、女性たちがパリに持つ憧れを夢として表現しました。また、「#(ハッシュタグ)」をつけることで女子大生らしさを表しました。

企画③  ラテアート作成!

【パリジェンヌ展コラボデザイン】(左) SeTaBiCaféはワンちゃんのお散歩の休憩に来店できることも魅力の一つです!そこで、フランスで人気の高い犬種であるプードルのシルエットをモチーフに採用しました。

【フリュマンス・ビッシュの肖像】(右) 世田谷美術館  所蔵、アンリ・ルソー作《フリュマンス・ビッシュの肖像》のヒゲをモチーフにデザインしました!こちらに合わせてシルクハットもデザインを加えたので是非注目して下さい。

1月12日には、報道内覧会に参加させていただきました。

記者の方々との内覧会は、独特な空気感に緊張しましたが、とても貴重な経験になりました。

パリジェンヌへの憧れは、華やかなドレスに身を包みお洒落な生活を送っていることに対してなのかと思っていましたが、各時代の強く多様な人生に対する憧れもあると展示を見学して感じました。

 

このプロジェクトを通して、ビジネスマナー等といった基本的なことや、他学科の人たちと考えることで1つのアイデアに対して多角的に考えることを学びました。また、企業の方々を相手にプレゼンを行った際には、学生目線と企業の方々が求めているものの違いに気づきました。良いと思ったものでも、当たり前ですが利益やお店の回転率を絡めて考えていかなくてはなりません。良いものは良いだけではダメだというところに難しさを感じました。

多くの方々に協力していただき、貴重な経験することが出来ました。

少しでも興味を持って下さった方は、S-LABO、Twitterをぜひ見てください!!

S-LABO→https://univ.swu.ac.jp/slabo/projects/2016-setabi

Twitter→@SeTaBiCafe_SWU

また、4月1日まで世田谷美術館にて『ボストン美術館パリジェンヌ展 時代を映す女性たち』を開催しています。展示を見た後は、カフェでゆっくりしませんか?

【三大学共同ゼミ】ヴァーチャル・ミュージアム [2017年12月18日(月)]

こんにちは。西洋史の小野寺です。
共立女子大学、立正大学とともに実施している三大学共同ゼミも、4年目になります。
今年は新しい試みとして、「ヴァーチャル・ミュージアム」という企画を、共立女子大学において行いました。
今回は、その様子をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴァーチャル・ミュージアム」とは、一言で言えば、仮想の博物館を企画してみよう!というもの。
今回のテーマは、「日本の中高生を対象とした、難民博物館を企画する」。
展示の内容やコンセプト、デザイン、配置、建物のイメージなど、ありとあらゆることを考慮しながら、中高生にもわかりやすく、難民の歴史と現状の両方を説明する博物館を考えてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

わが昭和女子大チームは、博物館のなかに難民キャンプのような6つのブースをつくり、それぞれのブースで、受け入れ国の現状、国際機関による取り組み、具体的な難民の足跡、日本と難民といったテーマについてわかりやすく説明していくというスタイルを取りました。そして、その真ん中に視聴覚ルームを設置して、難民映画祭関連の企画など、映像を見てもらうという趣旨。

 

 

 

 

 

 

 

 

第二キャンプでは「ハーシム」さんという一人の難民に焦点をあて、さらに彼がリュックサックに入れていた持ち物を展示することで、難民の現状や苦難をわかりやすく理解してもらう工夫がされていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

学生たちが今回とくに重視したのが、

1.体感型であること
2.デザインを親しみやすくしたこと
3.中高生にもわかりやすい言葉遣いをしたこと
4.現状の解説だけではなく、メッセージ性をもつ内容にしたこと
5.視覚効果を重視したこと

の五点でした。
学生たちは、パワーポイントでの発表に加えて来場者に配布するパンフレットも作成し、難民の定義、「移民と難民の違いは?」「国民国家とは?」といったわかりにくい問題について、丁寧な解説もしていました。

 

 

 

 

 

 

様々な課題がいろいろな授業で課されているなか、学生たちは本当によく頑張ってくれたと思います。
今回ゼミ生には学芸員課程を取っている学生は一人もいなかったのですが、教職課程の学生が何人かおり、「どうやったらわかりやすく伝えられるか」という点について、そこで得た知見が活用できたようです。

他大学の学生からも、
・ハンガリー国境の実物大フェンスを展示する
・難民が乗っていたゴムボートの実物を展示する
・トルコで売っている救命胴衣(偽物も多い)を展示する
・難民問題に関して来場者が意見を記す意見交換ノートを設置する
・「難民映画祭」とタイアップして、映画の上映会を行う
・難民についての最新ニュースをツイッターのように画面上で流す
といった、さまざまな工夫が提案されました。

なかには、独自の映像を作成した班もあり、これにはびっくり!

今年が初めての企画ということもあり、うまくいくかどうか教員一同かなり心配していましたが、予想をはるかに上回る出来の発表ばかりで、嬉しい驚きの連続でした。
すでに夏合宿で、移民問題についてのプレゼン・ディベートを行っていたからだとは思いますが、学生が話し合いを重ねる中で、こちらが思いつかないようなアイディアを次々と盛り込んでいく様子はスリリングそのもので、学生の成長を随所で感じることが出来ました。

共立女子大学の西山先生もおっしゃっていましたが、どこかで資金をいただいて、今回の学生発表のいいとこ取りをした「三大学共同・難民博物館」がつくれたらいいなあ・・・。

発掘調査始まりました [2017年09月13日(水)]

日本考古学担当小泉です
中屋敷遺跡第9次調査始まりました
詳細はこちらをご覧ください
⇒玲子の考古学教室ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/koukogakunahibi/


中屋敷遺跡のキャラクター「やしきちゃん」