教員よもやま話

原典講読でリヒテンシュタイン展を鑑賞しました [2020年01月10日(金)]

西洋史の山本です。こんにちは。

私が担当している「原典講読」という授業は、おもに西洋史ゼミへの所属を希望する2年生を対象としたもので、西洋史関連の日本語や英語の文献を輪読したり、受講者各自が関心があるテーマを報告してもらったりしています。また「手で考え、足で見る」という歴文のモットーに基づき、羽ペンや羊皮紙を作るような実習型授業にも力を入れています。

今回はそうした試みの一貫として、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「リヒテンシュタイン展」を鑑賞しました。ご存知の方もいると思いますが、リヒテンシュタインは人口3万5000人程度の「ミニ国家」であり、リヒテンシュタイン侯が実質的な国家元首を務めるユニークな国家です。リヒテンシュタイン家は14世紀から20世紀初頭までハプスブルク家に仕えており、優れた芸術工芸品を蒐集することを家訓としていたとか。今回の展覧会ではその非常に貴重なコレクションを味わうことができまた。

鑑賞風景1(撮影可能エリアにて)

以下では学生の学生をご紹介します。

…現在世界で唯一、家名が国名になっているのはリヒテンシュタイン侯国だけである。その伯爵家の人々が長年かけて集めてきたコレクション。明るく、華やかで癒される作品が多いように感じた。そこから、今も昔も美術は人々に大きな影響を与える力をもっていることがよく分かった…。(歴文2年Aさん)

…一番興味深かったのは中国で生まれた景徳鎮にブロンズの装飾金具が付けられた陶磁器である。他国で生まれたものに改めて装飾を加えるというのは今までに見たことがなかった。東洋の技術で絵付けされた壺に西洋のデザインの装飾を付されているというのは調和しない気もするが、描かれた絵と金具の桑の実などが綺麗に噛み合い、一つの作品として成立しているのが見ていて何とも不思議な心地にさせられた…。(歴文2年Bさん)

…今回展示されていた花卉画はどれも写実的で、鮮やかな色彩と色々な種類の植物が一枚の画面に収められている様は、たしかに人目を惹く。展示解説によれば、リヒテンシュタイン侯フランツ一世は「花の皇帝」と呼ばれていたそうだ。昔の皇帝が現代人と同じく花卉画に魅了されていたと考えると、花卉画は流行に左右されない、普遍的な美しさを持つテーマの一つなのかもしれない。画家ごとに花卉画を見比べると、花・果実・動物の描き分けに秀でた者、葉の表現が肉厚な者、花を挿している磁器や金属の表現が細密な者、明暗の効果で大胆に花を魅せる者、とそれぞれの個性よく表されていて面白かった…。(歴文2年Cさん)

鑑賞風景2(撮影可能エリアにて)

昭和女子大学の歴史文化学科では、一年次より「博物館・美術館の見方」を徹底的に教え込んでおり、また最近ではテンプル大学との連携したグローバルな企画も積極的におこなわれております。そうした教育の成果か、芸術に作品に対して主体的かつ真摯な態度で向き合い、そこから多くの情報を読み取ろうとする学生が多い印象を受けました。西洋史に限らず歴史文化に関心があり、それを深く味わう方法を学びたいと考えている受験生の方がいましたら、ぜひ「昭和の歴文」を検討してみて欲しいと思います。

京都鉄道博物館にいってきました! [2020年01月03日(金)]

あけましておめでとうございます。松田忍(日本近現代史)です。

私は京都生まれでありまして、正月はだいたい京都で過ごします。せっかく京都に帰るのだからということで、1月2日にはとにかく京都を歩き倒して、いろいろなものを見倒すことを毎年の通例にしております。

今年もいろいろと回ったのですが、そのなかから京都鉄道博物館を紹介します。

京都の梅小路にはもともと蒸気機関車館があったのですが、2016年に京都鉄道博物館としてリニューアルオープンしました。鉄道の技術史や体験コーナーなども面白いのですが、大きな見どころは2つです。

1つ目は扇形車庫。

上の写真をみていただくと、線路が放射状に延びているのが分かるかと思います。写真の上部には機関車を収容する車庫が20箇所並んでいます。そして車庫からだした機関車を、中央のターンテーブルのようなもの(転車台)を利用して、任意の線路へとだすことができます。20台もの機関車を収容可能なわりには非常にコンパクトです。

扇形車庫は日本にも数カ所しか残ってないのですが、京都の梅小路では完全な形で保存されています。

2つ目は旧二条駅舎。

なかなか立派な駅舎でしょ!?この二条駅は私の実家の最寄り駅でもありまして、密かに子どもの頃の誇りでした笑 二条駅は京都御所に近いことから、行幸・行啓に利用されることもありました。そのため駅舎内には貴賓室もあります(一般公開されたこともあるみたいですね~)。山陰本線が高架化される時に駅舎としての使命を終えて撤去されましたが、文化遺産としての価値が惜しまれ、京都鉄道博物館の敷地内に移築されて、ミュージアムショップとして利用されています。

さてここ梅小路にはたくさんの蒸気機関車があり、動態保存(今も動く)されているものもあるのですが、B20形蒸気機関車を紹介してみます。

トーマス君に近い形をしていて、子ども達にも人気の機関車です。機関車というのは重さに比例して牽引できる貨物量も増える傾向があるのですが、このB20形はわずか20トン。戦争末期につくられたこともあり、無駄を省いた形状をしており、それが今となっては逆に可愛く見える原因なのかな~と思ってみたり。

京都に旅行する歴文生はかなり多いですが、京都に旅行して鉄道博物館にいくこともなかなか少ないかなと思いまして、あえて紹介してみました笑 琵琶湖疎水蹴上インクラインなどの産業遺産もオススメです。京都にお越しの際は是非!

2019年を写真と共に振り返る! [2019年12月30日(月)]

みなさまこんにちは。松田忍(日本近現代史)です。

今年もあと2日を残すのみとなりました。写真フォルダの整理ついでに、今年一年を振り返ってみたいと思います。

松田研究室で卒論の最後の追い込みをするゼミ生たち(2019年1月9日)

毎年の恒例行事。ここに写っているみなさんは卒業しましたが、来年早々はこうならないようにな!!頼むぞ、今の4年生!!笑

卒論集をつくって浮かれる旧4年生(2019年2月1日)

みたまんまです笑

新入生スクーリング(2019年2月14日)

新入生向けすクーリング。みなさん初顔合わせで、若干の緊張感はありましたがすぐ打ち解け、大いに盛り上がりました。入学準備教育の一環としてのグループワークのようす。

プロジェクト研究成果発表会(2019年2月15日)

リエゾンセンター直轄のプロジェクトが一堂に会して、研究成果を相互にパネル発表するイベント。プロジェクト1年目メンバーが来場してくださった先生に説明しているところ。本当に君らよく頑張ったよ!

OGとのお食事会(2019年2月24日)

卒業後1年経った2018年度ゼミ生とのお食事会!群馬や福島の方もいらっしゃるのですが、ほぼ全員が参加しました。この代は在学中はいろいろと激しかったのですが、卒業してからも猛烈な勢いで一緒に遊んでいるそうです。

卒業式(2019年3月16日)

みんな元気にしてるか~!?

新入生歓迎夕食会(2019年4月8日)

1年生のみなさまは最初から本当に落ち着いていらして、積極的に交流なさっていらっしゃいました。それから9ヵ月経った今ではもうすっかり歴文に馴染んだ様子です。

GWの新潟旅行(プライベート・2019年4月30日)

GWはこれまであまり行ったことがなかった新潟に旅行。弥彦山からの新潟平野の眺めは、一面に広がる水田と点在する市街地の雄大さが圧巻でした。写真は新潟憲政記念館の旧県会議事場のようす。ごはんもおいしゅうございました。

実践倫理でのプロジェクト紹介(2019年5月9日)

戦後史資料を後世に伝えるプロジェクトを代表して、4年生の吉村さんが1年必修授業「実践倫理」でプロジェクト紹介した時の写真。1500名以上の1年生を前に、すばらしいプレゼンでした!

写真同好会の撮影会@横浜(2019年5月19日)

顧問として写真同好会の撮影会へ参加したときの写真。山下公園やレンガ倉庫などを撮りました。背中が写っている3年生のTさんは1年のときから部長をつとめ、廃部寸前だった写真同好会を見事に立て直しました!本当におつかれ!

世田谷歴史散歩(2019年5月25日)

世田谷歴史散歩の写真。今年も歴文1年生がたくさん参加してくれました。初夏の日差しにあせばみながら、楽しく散歩!

OGと江戸博へ(2019年5月26日)

2013年度卒業のOGと一緒に江戸東京博物館に遊びに行った時の写真。しゃがみこんだみんなが何を見ているかは歴文生なら分かるかな?このあとは当然両国のちゃんこ!

基礎ゼミ懇親会(2019年6月1日)

基礎ゼミ懇親(歴史文化基礎)のためのお好み焼きイベントの写真。みんな全身に煙を浴びて超油くさくなりました笑

横浜美術館@東明学林学寮研修(2019年6月4日)

6月4日から7日までは歴文2年生を引率して東明学林での宿泊研修。メインは企業座談会であり、学生のみなさんが積極的に動きまくった最高の会となりました。それ以外で松田の記憶に残っているのが横浜美術館でみた、壁画アーティスト淺井裕介さんの作品。全体を見ても迫力があり、細かく見ても工夫がこらされていて、どれだけみても飽きない興味深い作品でした。なによりこの時しか見られず、展示会がおわったら消すってのがすごいよね。横浜美術館訪問を企画してくださった田中眞奈子先生&木下亮先生に感謝!

宇佐八幡宮(2019年6月29日)

昭和女子大学の光葉同窓会に出張した際に、立ち寄った宇佐神宮(宇佐八幡)。宇佐では旧陸軍の航空基地跡などもたくさんまわりました。

基礎ゼミ補講(2019年7月11日)

これ基礎ゼミ(歴史文化基礎)の補講をやった時の写真だな。基礎ゼミでは全員パワポ報告をすることになっているのですが、みんなの準備が間に合わなくて急きょ補講。黒板の前に立っているのも学生です。パワポのスライド案を黒板に書いて説明してもらい、みんなで改善案を検討しているところ。

OGとのお食事会@新宿(2019年7月20日)

2016年度卒業のOGたちと一緒にお食事会!たいへん楽しゅうございました。

基礎ゼミ反省会という名の食事会(2019年7月31日)

1年生だけで大学での学び方を学ぶ基礎ゼミは毎年非常に楽しく、充実するのですが、今年もみなさんよく食らいついて勉強しました。ということでラストは食事会で打ち上げ。写真は、でてきたピザのあまりの巨大さに完食をあきらめる2人の様子(うち1人は食べきりました笑)

東京大学歌劇団公演@三鷹市公会堂(2019年8月4日)

一緒に写っているのは松田がクラスアドバイザーを務めるクラスのSさん。Sさんが所属する歌劇団のオペラに行ってまいりました。大学時代松田は劇団の照明スタッフをやっており、同じく劇団スタッフをつとめるSさんと話をしていて、お誘いを受けました。とはいえスタッフ兼役者だったそうでして、当日観ていると舞台に登場してびっくりなんてことも笑 公演の完成度の高さには舌を巻きました!!

世田谷キャンパス大工事の様子(2019年8月10日)

今年は正門からの道に並木が立ち並びました。これはその工事の様子。しばらく大学にいらしていないOGの方はぜひ一度遊びに来てください!キャンパスが本当にきれいにリニューアルしていますよ!

菅谷たたら山内@出雲旅行(プライベート・2019年8月26日)

8月下旬には島根をめぐる旅行にいきました。最初は石見銀山がメインだったのですが、天候の関係上出雲のたたら製鉄を学ぶたびに変更。これが大当たりでした。菅谷たたら山内など、たたら関連施設や博物館を一気に回り、本当に勉強になりました!たたら技術面白すぎる!写真はたたら製鉄の炉に砂鉄をいれる真似をしているところ。

ensemble LEMON定期演奏会(2019年8月31日)

松田がクラスアドバイザーを務めたクラスにいたKさん(現歴文3年生)が所属するensemble LEMON(アンサンブル・レモン)。昭和女子大学附属高校の合唱部のOGがつくった合唱団です。去年お誘いを受けていってみたらとても良かったので、今年も来訪!なじみのある歌や懐かしい歌など、Nコン系(?)の選曲が泣けます。今年も大満足。

とある日のプロジェクトミーティング(2019年9月12日)

とある日の戦後史プロジェクトミーティング風景。これはボストン研修組の2年生メンバーが帰ってきたときの回のミーティングだな。つねにガチで議論します笑

プロジェクト旅行@長崎(2019年9月15日)

2019年9月15日から17日にかけてはプロジェクト旅行として、長崎を訪問しました。ものすごくたくさんの場所を訪問したのですが、とりあえずは集合写真!

万定のカレーを食べる(プライベート写真・2019年9月23日)

この日は東京芸大の博物館を訪問したのですが、その前に、どうしても食べたくなって立ち寄った本郷の「万定(まんさだ)」さんのカレー。写真だと地味にみえるでしょ?コクがあって、それでいてしつこくなくて最高に好きです。本郷はカレー屋さんがいっぱいあるのですが、松田の一番推しです。

ゼミOGとのお食事会(2019年9月26日)

2012年度卒業生のOGたちと新宿でディナー。花束があるのはご結婚祝いです!メキシカンだったのですが、アボカドのサラダがうますぎて、もう「これだけでいいじゃん」となり、7~8回くらい同じメニューをお代わりました笑

キノコを干す(プライベート写真・2019年9月29日)

松田の趣味は料理。秋には今年も干しキノコのナムルをつくりました。写真だとちょっと翳ってきていますが、天日に一昼夜干したキノコでつくるナムルは、松田家の季節のお味。

2019年11月9日

11月9日~10日に開催された秋桜祭ではプロジェクト展示を頑張りました。これは協働団体であるノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会のみなさんなどとの集合写真。

後期に入ってからはジェットコースターのように忙しい毎日でしたので、意外と写真はありませんでした。結構いろいろなことがあったのですが、写真撮る暇もなかった感じです笑 振り返ってみると、今年もたくさんの学生やOGの成長に立ち会うことができたことが再確認できました。教員冥利につきます。

来るべき2020年度もみなさんと充実した時間が過ごせるよう頑張ってまいります!どうぞよろしくお願いいたします。

西洋史系授業で映画鑑賞会をおこないました [2019年11月28日(木)]

西洋史の山本です。こんにちは。

「芸術・文化の秋」と言いますが、私のゼミ生の発案で、さる11月6日に映画上映会をおこないました。歴史文化学科のみならず、他学会の学生も含め、約60名が参加してくれました。

上映された映画は「顔のないヒトラーたち」(ドイツ2014年、日本公開2015年。原題は「嘘の迷宮のなかで」)という作品です。この作品は、第二次世界大戦後にナチスによるホロコーストをドイツ人自身が初めて裁いた「フランクフルト・アウシュヴィッツ裁判」(1963-65年)を題材としたものです。検事総長のフリッツ・バウアーや国際アウシュヴィッツ委員会の事務局長ヘルマン・ラングバインら実在の人物とともに、戦争を知らず正義感旺盛な若手検事のヨハン・ラドマン(架空の人物)が、様々な葛藤を抱きつつ裁判に向かっていく姿が描かれています。

映画「顔のないヒトラーたち」

上映に先立って、西洋史ゼミでナチス・ドイツを学んでいる大圖愛さんによるレクチャーがありました。戦後直後の西ドイツでは、ヒトラーの人気は決して低くはなく「偉大な政治家」と評価されていた点、またナチスの犯罪を告発する際の難しさなどについて説明がありました。その後、映画の上映となります。最近の若者は短時間の動画に慣れてしまい、2時間を超える映画の視聴は厳しいかなと思っておりましたが、ほとんどの学生は集中して映画を鑑賞しているようでした。

映画終了後は、Googleフォームを利用して、感想を記入してもらいました。映画を観て感じた様々な想いが、熱く語られていました。その一部をご紹介いたします。

映画を観る前に、ナチスについての説明をして下さったのでストーリーに入り込み易かったです。また、私は洋画を見ることがあまり無く、このようなイベントがあると普段観ないような映画に巡り会えるため、今回の上映会はとても良いものであったと思います。(歴文3年)

「ナチス」であることが罪なのか、「ナチス」であってもそれだけが罪ではなく、個人が罪になるのか、とても難しい問題だと思った。(歴文3年)

殺人以外の罪は全て時効を迎えている中で、収容所で一人一人の兵士が本当に人を殺したか、殺人幇助をしたのかは、明確な記録と証言がなければ出来ず、映画にはありませんが、その被害者が見ていないこと、他の被害者から伝え聞いたことには証言としての有効性もないと思いますし、だからこそ無罪の兵士が居た可能性があるので、難しい裁判だと思います。(歴文3年)

特定の誰かが「悪」なのではなく、全員が加害者だったときの気づきをラドマンを通して感じました。この「気づき」は私が「戦後史プロジェクト」で被爆者に関する史料を読んだ時にも感じました。同胞達を助けられなかった罪を抱えて生きてきた被爆者の心の声を史料で読み、戦争は人間に非人道的な行為を強制させるのだと思いました。…私達歴史家は過去に起きた「事実」を軸を持って整理しながらできる限り正確にに残す義務があると思いました。(歴文2年)

先輩の作ってくださったレジュメが見やすく、映画を見る上で参考になった。気になっていた映画だったので、先輩の話を聞けるこの機会に観れてよかった。(歴文1年)

このような映画観賞会をまた開催してほしい。私たちの知らない、歴史上のことを描いた映画がまだ沢山あると思うので、ぜひまたやってほしい。今回の映画はとても考えさせられる良い映画だった。(他学科1年)

上映会を企画し、事前説明をやってくれました大圖さん、お疲れ様でした(卒論も頑張ってください)。昭和女子大学歴史文化学科では、こうした「学生主体」の魅力的な企画が数多くおこなわれています。大学で歴史・文化を真剣に学び、その成果をクローバル化する社会に役立てたいと考えている受験生の方は、ぜひ「歴文」の門を叩いていただきたいと思います。

 

秋桜祭にたくさんのOGがお見えになりました! [2019年11月12日(火)]

こんにちは!松田忍(日本近現代史)です。

11月9日、10日と秋桜祭が開催されました。両日とも天候に恵まれ、さわやかな気候のもと、学生たちはそれぞれの活動に充実した笑顔を見せていました!

私は顧問をつとめる戦後史史料を後世に伝えるプロジェクトの展示室にいる時間が長かったのですが、キャンパス内も何度か回り、歴文生OGのホームカミング企画である「歴文サロン」をはじめ、キャンパスのあちこちで、懐かしいOGのみなさんとお会いすることができました。学祭のときに、再びキャンパスに戻ってくる流れがしっかりあって、本当に嬉しく思います。金子朝子学長がいつもおっしゃっている「母校(母港)への寄港」、そして補給ですね!笑

まずはそんなOGたちの写真を紹介します。ここにあげた以外にも、すれ違った方はたくさんいらっしゃいましたよ!

まずは鶴岡ゼミのみなさんが企画した「歴文サロン」!OGが落ち着く場所になっていました。OG同士だけではなく、現役歴文生とOGの間でもたくさんの交流があったみたいですよ!

そして戦後史史料を後世に伝えるプロジェクトの展示室にお越し下さったみなさま!なかには学生時代に被団協文書整理会を引っ張って下さった方や史料保管庫を立ち上げるときに本棚の組み立てなどの力仕事をやって下さった方もいらっしゃって、ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会の栗原さんとの再会も果たせていらしたようです!

展示室では、被爆者調査に関わる史料読解にチャレンジしてもらう企画も用意していたのですが,このお二方は元歴文生の本領を発揮して、ガチでやって下さいました笑

みんなの元気な顔を見られて幸せです!!それぞれの場所で、しっかりご活躍になって、また是非お会いしましょう!

2013年卒業生とのゼミ同窓会!! [2019年09月26日(木)]

こんにちは、松田忍(日本近現代史)です。

2013年卒業のゼミOGに誘われて、同窓会に出席してきました!

学生時代は渋谷の安い店で食事していましたが、みなさん立派な社会人となられて、東京・丸の内のおしゃれなレストランで会食!

卒業後ずっと1年に1回くらいは誰かが「会おう」と言い出して、食事しているのですが、この1年間にはご結婚なさった方が複数いらして、今日はお祝いムード。

美味しいメキシコ料理を食べながら、学生当時のことや近況などたくさんのことを話しました。

こうした同窓会以外でも、一緒に旅行しているメンバーもいたりしまして、「歴史好き→どこに旅行しても歴史がある→人生をずっと楽しめる」の法則は健在だなと思いました。

また学生時代から20代前半にかけては、それぞれ色々と悩み深き頃があったみなさんですが、今となっては人生を楽しめるステージに入ってきて、落ち着いてきたなぁとも思いました。

「現役学生よ!今の深い悩みはきっと乗り越えられるときが来るぞ!今は目の前の課題に一生懸命取り組んで、せいぜい悩みたまえ!」なんていう偉そうなこともいってみたくなりますね笑

2013年卒の同期のみなさんもこのブログを見ることもあるかと思いますが、写真のとおり、みんな元気にやっていますよ!またみなさんの近況もお聞かせ下さいませ。

ではでは!

【授業紹介】伝統芸能実習が行われました!(1日目) [2019年08月16日(金)]

 

8月1日から8月3日の3日間で、夏季集中講義「伝統芸能実習」が行われました。

相模人形芝居下中座の方々のご指導を受け、学生オリジナルのシナリオを作成し3日目に上演を行います。

 

1日目の午前中は、下中座の方々から人形についての基礎知識、人形の持ち方や動作を学びました。

ここでは、1日目を終えた学生のコメントを紹介します。

想像以上に人形が重くて大苦労!ペアの2人との息の合わせ方、チームワークが大切だということを身にしみて感じた。良い台本ができたので、人形のクオリティを上げて先生たちを驚かせたい!(Sさん)

想像以上に人形が重く、動かすのが大変でした。上手くスムーズに動かせるよう頑張りたいです。(Tさん)

人形浄瑠璃は思っている以上に動かすのが大変だけど、それ以上にできたときの達成感があった。また、手の動きや服・髪型にも意味があり、興味深いものなんだと思った。(Tさん)

人形を動かすのは初めてで楽しかったが、見た目以上に体力を使うので大変だった。(Yさん)

人形に表情が見えるようになると一気に愛着がわきます。しのぶちゃんがかわいいです。(Nさん)

初めて人形に触れ、動かしたのですが、予想以上に重く、扱うのも難しかったです。また、3人で息を合わせて1つの動きを完成させることが大変でした。しかし、やりがいがあって面白いです。(Aさん)

普段の何気ない動作(立つ、座るなど)でも人形でやるのはとても大変だった。また、右手と左手を操る人が異なるため、手を合わせたりお辞儀の動作など左右対称の動作は特に難しいと感じた。(Fさん)

本日は、実体験初日でした。やはり映像背見るのと、実際にやってみるのでは印象が違いました。左うでや肩、腰に負担が大きく、初体験ではそれに耐えるのに必死で上手く扱えませんでしたし、とても繊細なんだと実感しました。明日からは台本から振りを決めて本格的に稽古に入るので、今日覚えた感覚を忘れず頑張りたいです。(Dさん)

想像していた以上に人形に重みがあって、動かしづらかった。どのポジションも簡単なものはなく、人間と同じように動きを入れるのが難しかった。(Kさん)

人形が想像より重くてびっくりした。主使いは右手で人形の右手、左手で首を操らなければならなかったので同時進行が大変であった。(Eさん)

 

世田谷キャンパスがさらに生まれ変わります! [2019年08月11日(日)]

こんにちは、松田忍(日本近現代史)です。

今年の夏休みも世田谷キャンパスの工事がはじまりました!

正門からキャンパス内までアスファルトの道路が続いていた本学の景観ですが、2020年度の100周年をめざして大きな工事がなされています。昨年度の工事では学園本部館前にロータリーができました。工事直後はまだ根づいていなかった芝生も今ではしっかりと根づき、青々と茂っています。またベンチでも、学生や生徒、こども園のこどもたちが語らっている姿もよくみられ、すっかりキャンパスの一部として溶け込みんでいますね!

さて今年は白い石畳(?)をさらに正門に向かって拡張する工事をしています。去年の工事の延長ですね。

また8号館の学生ホールも夏休み中には全面改修の予定。おしゃれな内装を設計したのはなんと本学OGの建築デザイナーさんだそうですよ!学生のみなさんは是非完成をたのしみにしていてくださいね!

日本近現代史ゼミの日常風景 [2019年08月05日(月)]

こんにちは!松田忍(日本近現代史)です。

2019年7月26日は前期の日本近現代史ゼミ最終回でした。ゼミ開始前には卒業アルバム用のゼミ写真の撮影をしました。

卒アル写真はこんな感じ!

で、せっかくカメラをゼミに持ちこんだので、この機会にゼミ開始前の日常風景を写真に収めようとパシャパシャと撮影しました!

この日は最終日と言うこともあり、みんな自分の報告分担が終わって、かなりのリラックスムード(報告者以外)。

で、ゼミの授業時間が始まると報告者のレジュメを配って……

研究報告スタート!

報告後の質疑応答ではいつも通り激しく議論も飛び交いました。

卒論まっただなかの4年生は夏ゼミも開催予定です。みなさんまだまだこれから史料収集と解読を進めていかねばならない身なので、この夏を有効にね!

ではでは!

歴文1年生から受験生のみなさまへのメッセージ [2019年08月05日(月)]

こんにちは、松田忍(日本近現代史)です。1年生に「前期を終えての歴文1年生」のアンケートを取るときに、歴文ブログに掲載したら受験生もたくさんみてくれるよといったところ、受験生へのメッセージを書いて下さった方もいました!

ここで紹介します。

【歴文1年生から受験生へのメッセージ】

受験生の皆さんは、今は本当にしんどいと思うけど、大学に入ってしまえば、とても楽しい毎日です。心折れずに、やっていってください!一緒に大学生活を楽しみましょう!(レポート、テストとは難しいし、出欠席は他大学に比べてめちゃめちゃ厳しいですが……)(舞台ずき)

夏は一番だらける時期だと思う。時間だけ長く使うんじゃなくて、短時間でも集中して勉強しよう。あとは早めに赤本を解いてみて今の自分に足りないことをリスト化して、受験当日から逆算して間に合うように計画を立てることが大事!過去問演習が何より大切で、実際に私は過去問をたくさん解いた大学だけ合格しました(逆に言えば……)。昭和女子は15年分を5回ずつ解きました。

あと秋や冬は模試の結果をみて、受験校を妥協せざるを得なくなるかも知れない。でも学部(自分の勉強したい事)だけは絶対に折り曲げちゃダメ!その後入学したときに後悔します。私は「歴史学を学びたい」を貫いて本当に良かったと思う。歴文生、毎日楽しい!(シナモン)

第1志望でもそうじゃなくても、やりたいことがはっきりしていれば、充実した大学生活が送れると思います。今は目の前のことに向かってがんばって下さい!(C.N.)

公募制推薦を目指す人へ!課題図書はしっかり読んで準備しよう。そこから自分の考えや意見を持っておくのも重要。図にまとめてみると頭に入るよ。(うなぎ食べたい)

(受験生に対して)受験勉強は今は大変だと思いますが、終わったら虫かごからでられた蝶、檻から出られたライオンの方な開放感が待ってます。頑張れ!(Mentori. M)

受験勉強も大学での学びも勉強する意味を見出せたら、辛くとも楽しくなります!(埼玉のアーミー)

受験生のみなさんへ 悔いの残らないようがむしゃらに頑張ってください!!本当でここで頑張るか頑張らないかで将来が変わってくると思います。受験生の時に身につけた知識や忍耐力は絶対に役立ちます!息抜きはほどほどにして自分の限界を超えてきて下さい!心から応援しています!!(ありさ)

この写真は2019年2月14日に開催された歴文でのスクーリングの写真です。写っているのは歴文1年生の半年前の姿です。いま充実した生活を送っている歴文1年生たちもかつては制服に身を包んだ高校生たちでした。

受験については高校や塾の先生、先輩やご家族などからいろいろなアドバイスがあるかと思いますし、考え方はそれぞれです。でも私は、上のコメントで、シナモンさんやC.N.さんがおっしゃっているように、「学部(学びたい分野)で妥協しないこと」が一番大事だと思います。

もしかしたら、なかには「歴史を学んでも何の意味があるの?」のことばに苦しめられている受験生もいるかも知れません。

そういった受験生は、こちらをもう一度読みなおして気持ちを強く持とう。人類が文字をもつに至って以来、歴史は、生きていくための叡智と未来を展望する勇気を人々に与え続けてきました。なんでも貪欲に吸収できる青春の4年間を歴史にかけることは、あなたのこれからの長い人生の最高の土台となると確信しています。

オープンキャンパスにいらした受験生たちに私が必ずかける言葉があります。

「たくさんの大学を受けることと思いますので、他大学に進学する可能性の方が高いかもしれない。でもどこの大学で学ぶにせよ、歴史に興味があって歴文のブースにいらしたあなたには、是非歴史学を選択して欲しい!そしてもしご縁があって昭和女子大学にいらしたら、一緒に頑張っていこう!」