11月7-8日(土・日)10:00~16:00に開催された秋桜祭で,心理学科心理学研究会による体験展示を行いました。
秋桜(コスモス)祭は、毎年11月に開催される昭和女子大学の大学祭です。
▶秋桜祭|大学ホームページ
コンサートや演劇・ダンス、研究発表、作品展示などがあり、また各種模擬店やカフェも出て、キャンパス全体が盛り上がります。今年も心理学科では、学生有志による心理学の体験展示を行いました。
今年のテーマは「認知の不思議」でした。
認知とは、外界の様々な情報を認識するときの心の働きです。
普段、私たちは当たり前のように見たり、聞いたりしていますが、そのしくみを明らかにするのも心理学の役目です。
体験展示では、認知のしくみに関するさまざまな心理学実験を手軽に体験できるよう工夫しました。来場者の皆さんに実際に体験していただくことで、認知の不思議を実感してもらえたようです。
「錯視」図形も多く展示しました。錯視とは、ものを見るときに実際とは異なって知覚される現象をいいます。
錯視は色々なことが原因でおこります。例えば、周囲の色が異なると同じ黄色の色紙がオレンジ色に見えたり、ライムグリーンに見えたりします。
今年の主役は巨大なウシのオブジェでした。この牛の顔を見ながら移動すると、牛の首がグルっと回転するような感覚が生じます。これは、私たちの錯視のしくみを利用したダイナミックな展示で多くの注目を集めていました。
展示準備は5月から少しずつ行ってきました。ほとんど手作りのため時間はかかったものの、作業を通じてチームワークを深めることができたようです。
展示当日も多くの来訪者の方にお越しいただき誠にありがとうございました😊
(心理学科心理学研究会有志一同)