2010年度 「コミュニティサービスラーニング(CSL):心理支援」

昭和女子大学では、大学のカリキュラムとして自らの学修を現実の社会の現実の体験の中で生かすとともに、そこでの体験を実践現場に還元してよりよい社会を作るために寄与していこうとする、コミュニティサービスラーニングというカリキュラムを実践しています。心理学科では、心理学概説既習の学生を対象に、「心理支援」という領域のサービスラーニングを開設しています。

本年度も大学のコミュニティサービスラーニングセンターの支援を受けながら、2年から4年までの54名の学生が参加し、各自治体の取り組みの中で、不登校支援、何らかの理由で学習についていけない子どもの学習支援、放課後遊びの支援などを行ってまいりました。

授業は、前期に各自治体の担当指導主事等の講義からその事業の趣旨を理解するとともに、必要な対人関係スキルを習得する授業を5回程度行い、その後実際の現場に出ながら必要に応じて指導を受け、前期の終りにそれぞれの体験をシェアリングする授業を行いました。また、関係者をお招きして、前期末に発表会も行いました。後期も体験学習を続け、後期の終りに全体シェアリングを行って終了しました。来年度以降もこの取り組みは続いていきます。


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