心理学科長、1年生クラスアドバイザー2名、新任教員2名で、学生寮の緑声舎にお邪魔しました。静かな住宅街の中にある学生寮「緑声舎」(2014年閉寮)は、想像するより大きい、5階建ての立派な建物でした。心理学科の寮生は1年生7名、3年生1名がいます。寮に着くと丁寧なお出迎えを受けました。寮生の案内で、モデルルームへ。寮生の部屋は2人部屋で、6か月毎に部屋替えがあるそうです。
「他学科の学生さんと同室です。大学で他学科の親しい友人ができるチャンスは少ないので、楽しいです。」
シャワールーム、大浴室、洗濯コーナーと生活場面の空間です。洗濯コーナーには布団をまるごと乾す機械もあり、便利だそうです。次にテレビ室、図書コーナー、ピアノ室へ。
「テレビ室もありますが、学生寮に入ってあまりテレビを観なくなりました。でも特に不便は感じません。ピアノ室ではサックスやギターを持って練習している人もいますよ。」
生活から勉強、レクリエーションまですべてがぎゅっと詰まった空間です。
寮内のサークル活動も盛んで、小原流華道、裏千家茶道、表千家茶道、筝曲部の活動があります。お華のコーナーにはたくさんの素敵な作品が並んでいました。心理学科4年生の活けたお華も、生き生き、そして、のびのびとしていました。アガパンサス、アジアンタムに芍薬、ユーカリ、ダリアに蒲。普段は何気なく目にしているお花も、組み合わせと空間・時間を工夫して、こんなに雰囲気のある素敵なオブジェになるのだと思いました。
出身地や高校時代のクラブ活動、大学での勉強や試験、話題は様々です。普段も、おいしい朝食と夕食を食べられるそうです。
食後には表千家茶道部の茶室にお邪魔しました🍵朝顔のお菓子と、おいしいお茶、流れるお手前に「喫茶去」の掛け軸。「お茶を飲みましょう、という意味なんですよ。」お茶の作法を教えてくれる寮生たちは、凛として大人っぽく、頼もしく見えました。
外の気温は35度、茶室の中はひんやりとして静寂、とても楽しいひとときでした。
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