2021年度より新規開講した「心理実習」の実習風景について,前期分をこれまで紹介してきました。
▶産業・労働分野:東京障害者職業センター
▶保健医療分野:心身障害児総合医療療育センター
▶福祉分野:NPO法人いろえんぴつ心理福祉コミュニティズ
▶教育分野:川崎市総合教育センター教育相談センター
実習当日に施設を見て終わり…となってしまっては,貴重な学びの機会を生かせません?
そのため実習生は,単なる見学で終わらないよう学内で“事前学習”を行っています?
具体的には,各分野の施設について,
- 設置根拠となる法律や関連する法律
- 設置理念
- 支援対象の範囲
- 連携する他職種(医師,看護師,精神保健福祉士,社会福祉士など…)や
- 連携機関
上記が分かるように,各施設や関連省庁のWebページ,参考図書をもとに,グループごとに調べた上で発表を行っています。
オンライン授業に対応できるように,当初からGoogleスライドによりオンライン上で協同作業を行っています。
自分が調べたことを,「分かりやすく相手に伝えるスキル」は,公認心理師にとって重要なスキルの1つです。馴染みのない施設についてはまとめるだけで大変だったかもしれませんが,少しずつスキルを磨いてもらえればと思います。
後期の授業では,前期及び夏季休暇中に行った実習をふり返っていきます。
その中で,それぞれが得た学びを深めることで,より実践的な学びの土台を作ってもらいます?
(「心理実習」担当教員)
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