昭和女子大学では,各学科ごとに「学寮研修」と呼ばれる宿泊型の研修を行っています。
コロナ禍のため,昨年度に引き続き今年度もオンラインによる代替プログラムを行いました。
今回,学寮委員長の石井さん(心理学科3年生)に,プログラムの準備から当日の内容まで紹介するレポートを書いてもらいましたのでご紹介致します。
1Day日帰り研修からオンライン研修に
皆さんこんにちは!今年度の学寮委員長を務めました、心理学科3年・石井です。
「学寮研修」は、千葉県館山市にある望秀海浜学寮(1,3年次)と神奈川県足柄郡にある東明学林(2年次)、それぞれの研修施設に分かれて行う3泊4日の宿泊研修です。
今年度はコロナ禍のため、1Day日帰り研修として3学年合同で6月に行う予定でした。
3年生の学寮委員が中心となり、各学年の学寮委員からも意見を募りながら、コロナ禍でも安全に行うことができ、かつ楽しく充実した企画になるよう、心理学クイズ大会とウォークラリーを企画していました。
しかしながら、4月の緊急事態宣言発令およびその後の延長に伴い、急遽中止となってしまいました…。
ギリギリまで「実行できるのではないか……!?」「実施するなら忙しくなるぞ……!」と意気込んでいたのもあり、中止が決定したときは少し心が折れかけました……。
「学寮研修」を伝えていくために
しかし、いつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。
まずは、日程を延期して日帰り研修として実施するか、オンラインでの代替プログラムを行うか検討しました。
話し合いの結果、今年度は全員が安心して参加できるオンラインでのプログラムを行うことになりました。
そして、プログラムを検討しはじめましたが、そもそも「学寮研修」は1~3年生(4年生は希望者)が対象となるため、今年度もオンラインとなると、来年度からはいずれの施設も知らない学生が企画運営しなければならないことに気がつきました。
これまでは、先輩方が主体的に企画運営する様子を直に見ることで、翌年度に活かすことができました。
しかし、「学寮研修」を直接体験している私たち3年生が進級することでそれが難しくなります。
そこで、学寮が「どのような場所」で「どのようなことを行ってきたのか」について、1・2年生に「伝える」プログラムにしよう!ということになりました。
また、従来の学寮研修を見直すチャンスと考え、『新しい学寮研修』を考えるプログラムをテーマに、学寮委員長・副委員長および各学年クラス委員が中心となり、会議を重ねていきました。
その結果、第1部:学寮研修を伝える、第2部:新しい学寮のプログラムを考える、の2部編成で行うことが決まりました。
さらに、1Day日帰り研修のプログラムの企画にあった異学年交流プログラムも活かすことにしました。
(学寮研修委員長 心理学科3年生・石井)
当日の内容については後編をご覧ください😊
▶2021年度 学寮代替研修プログラム実施報告・後編