心理支援コミュニティ・サービスラーニング(以下、CSL)成果発表会が1月25日(火)に開催されました。
心理支援CSLは心理学科の時間割では火曜日の6限に設定されている通年科目ですが、公的機関を主とした心理支援現場での援助を実践することが授業の活動の中心となります。
どこでどのような活動を行うかは、大学のCSLセンターと連携しながら、受講生が主体的に決定していきます。
▶昭和女子大学|コミュニティサービスラーニングセンター
今年度、心理支援CSLを履修した5名の学生が、年度末の成果発表として、自身が行った心理支援の活動についてまとめ、どのようなことを学んだかについて報告をしました。それぞれが、学校での授業の補助、学校での部活動指導の支援、自治体の学習支援機関での不登校児童の遊びや学習の支援といった心理支援活動を実践しました。
どの履修者も、実際に児童生徒に接する機会はこれまでほとんどなかったため「どのくらいの距離感で子どもと接するか」、「子どもの話すことにどのように対応したら良いか」といったことに悩んだようでした。
そのような中でも長期間活動を継続したことで、支援としてどのようなことができるのかていねいに考える力が付き、自己の成長につながる経験となったことがうかがえました。「今時の子どもが思った以上に素直だった」というのも、体験したからこそわかる感想だったと思います。
発表会には、履修者以外に15名ほどの心理学科生のみなさんにもご参加いただきました。とても貴重な経験・学びができる科目ですので、ぜひ、来年度以降の履修を検討してください。
コロナウィルス感染症が流行する中での活動は様々な制約もあり、苦労したことと思います。履修者のみなさん、本当におつかれさまでした。
(心理支援CSL担当教員 野嵜・渡邊)
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