早咲きの桜が満開を迎え、2022年3月16日、心理学科4年生が卒業の日を迎えました。
大学全体の卒業式は人見記念講堂で行われます。
卒業生は、黒いアカデミックガウンをまとい、キャップをかぶって式に臨みました。改装を終えたばかりの人見記念講堂では、パイプオルガンが流れる厳粛な雰囲気のなか、卒業生の学位記授与と学長賞の授与が行われ、学長から式辞が述べられました。
式の後は学科ごとに、卒業生に学位記が手渡されました。
学位記は、昭和女子大学心理学科での4年間の教育課程を修了したことの証です。
卒業生はみな、この学位記を受けるためにこの4年間頑張ってきました。心理学科の教職員全員が参加し、心からのお祝いを伝えました。
今年の卒業生は、3年生の4月から大学生活の半分をコロナ禍で送ることになりました。大学の授業がオンラインとなることも多く、友達とも会えずに、課題に追われる日々が続きました。
制約の多い環境のなか、卒業研究と卒業論文の執筆も成し遂げました。このような苦難を乗り越えての卒業です。卒業生からもたくさんの笑顔がこぼれました。
4月からはそれぞれに異なる人生を歩み出します。卒業生は学位記を手に、教職員やクラスメイトとたくさんの写真を撮りました。
これから、それぞれによい人生を歩み、そして幸せであることを心から願います。
(学科長・松澤正子)