昭和女子大学の心理学科では,○○心理学コースなどコース制を設けず,心理学の主要4分野を広く学べるカリキュラムを用意しています。
1年次は概論科目を通じて,4分野を学んでいく土台となる基礎知識を身に着けていきます。このうち,「臨床心理学概論」,「社会心理学概論」は既に学科ブログでもご紹介していました。
▶2021年度 1年次必修「臨床心理学概論」~生活に役立つ臨床心理学~
▶2021年度 1年次必修「社会心理学概論」~対人関係における心のしくみ~
今回は同じ概論科目である「発達心理学」を,1年生のクラス委員に紹介してもらいましたので是非ご覧ください。
1年生では主に幼児期の発達について学びます。具体的には、幼児は何が理解できて、できないのか、また何が認識できるのかなどについて学ぶことができます。
「言語の発達」の授業では幼児の言語発達には時間がかかり、1か月の内に5~6語ほどしか覚えられないことを知り驚きました。このような知識は将来のためにも知って損はないと思います。
また「自己と感情の発達」では、他者と関わるなかで自分らしさを発揮するには、自己主張・自己抑制の両方の側面をバランスよく発達させることが重要だということを学びました。このような幼児期をテーマにした授業にも、今の自分との連続性を感じるテーマがあり興味深いです。
授業で学ぶ内容はどれも、「今は当たり前に出来ていることでも、どのような発達を通して出来るようになったのか」を知ることができるものばかりとても面白いです✨
先生は学生に合わせて丁寧に教えてくれるので、理解が追いつかなくなることはないので安心です。
入学したての頃は、まだ心理学の何を学びたいのか、そもそも心理学ってどんなことやるのかわからないという人も多いと思います。
昭和女子大学の心理学科ではさまざまな分野の心理学をまずは学んでいくので、選択肢が広げられ自分の興味のある分野を見つけていくことができます。
(1B 中野)
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