心理学科では,1年次の「心理学実験」や2年次の「心理学研究法」などの方法論科目を通して,直接目ることができない「心」を解き明かすための実験法や調査法などを学びます。
今回,方法論科目のうち2年次必修の「データ解析Ⅰ」について,2年生のクラス委員・渡辺さんに授業紹介レポートを書いてもらいました✍
「データ解析Ⅰ」ではどんなことを学んでいますか?
心理学研究では目に見えない「心」をさまざまな方法でデータとして集めます。そして、集めたデータを集計し分析する作業を通じて、知りたいことを明らかにしていきます。
この授業では、データ分析用ソフトウェア「SPSS」の使い方を一から学びながら、研究結果をまとめたり解釈するために必要な統計知識や分析方法を学びます📈
参考になったこと,印象に残っていることを教えてください。
統計のソフトウェアを使ったことがないという学生がほとんどだと思います。
調べたいことに合わせて分析方法はさまざまあり、
- t 検定
- 分散分析
- 回帰分析
など名前だけ聞いてもなんのことかさっぱりで、理解できるのか不安に思うかもしれまません😅
しかし、このような難しそうな分析でも、決められた手順を守ってソフトウェアを操作することで、誰でも同じ分析結果が出すことができます。
パソコン上で実際にデータを扱い分析結果を自分で出すプロセスが面白くて楽しいです!
中学、高校でパソコンの授業が好きだった学生には特に楽しく感じるかなと思います😊
心理学科を目指す受験生に一言お願いします!
心理学科は目には見えない「心」という難しいテーマを研究するために、データを集めたり統計分析を行ったり…など、理系に近いこともするので
「大変そう、難しそう😥」、「パソコン得意じゃないし…😫」と感じて不安に思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし実際は、私も含めて皆、データ分析の方法には慣れていませんし、授業もできないことを前提に優しく分かりやすく教えてくれます!
なにより、心理学は人の心理を研究していく学問ですが、日常生活でも応用できるような面白い内容がたくさんあります!
ぜひ受験勉強を頑張って、受験生の皆さんにも心理学の面白さを知ってもらいたいと思います!お待ちしております✨
(2A・渡辺)
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