心理学科では、2023年度より新たに「キャリア準備プログラム」を開始します。
学科の特色である4領域(認知心理学、発達心理学、臨床心理学、社会心理学)の学びに加え、より将来のキャリア目標を意識した履修ができるプログラムのスタートです。
このたび、1年生を対象に、プログラムの詳細と各プログラムと関連する資格取得についてのガイダンスが実施されました。
キャリア準備プログラムとは
「心理支援基礎」プログラム
人間の適応と成長を心理学的に支援する人材を目指します。
将来のキャリア目標 心理支援専門職、心理系公務員、対人援助職、人事・研修 等
目指す資格例 公認心理師、臨床心理士 ※いずれも大学院修了後受験資格
「生涯発達とコミュニティ」プログラム
多様な個性をもつ人々が共生するコミュニティの創出に貢献できる人材を目指します。
将来のキャリア目標 教育・福祉関連、地域コミュニティ支援 等
目指す資格例 准学校心理士、社会福祉主事・児童指導員・児童福祉司(任用資格)
「消費行動と心理調査」プログラム
データから消費者や企業のニーズを分析するスキルを身につけ、商品やサービスの企画、消費者への効果的な提案ができる人材を目指します。
将来のキャリア目標 市場調査、広告・宣伝・広報、商品サービスの企画・開発、営業・販売サービス 等
目指す資格例 心理調査士、社会調査士
各プログラムの担当教員から説明を行いました💡
ガイダンスの内容
心理学科では、1年生は心理学の概論を学ぶ必修科目を中心に学びますが、2年生からはさまざまな各論科目が用意されており、自分の関心に基づき選択できる科目の幅が広がります。
その際に、将来のキャリア目標や目指す資格を意識しながら、履修計画を立てていくことが非常に重要となります。
ガイダンスでは、
- キャリア準備プログラムの詳細および履修方法
- 各プログラムの目指す職業に応じた履修モデル
- 各プログラム履修者が目指す資格例と取得方法
について詳細な説明を行いました。
なお,キャリア準備プログラムの詳細については大学案内にも掲載しておりますので,合わせてご覧ください。
▶キャリア準備プログラム|大学案内2023
ガイダンスを終えて
以下に、ガイダンス後の1年生からの感想を一部紹介します。
- 将来に向けて、今後の履修をどのように組めばいいのか分からなかったので、とても参考になった。今回のことを役立てて、履修計画を立てていきたい。
- 自分のキャリアについてよく考え、将来何をしたいのか、どのような形で社会に貢献していくのかを考えていきたいと思った。
- 自分が目指す資格のために、多くの科目を履修しなければならないと焦っていたのですが、各プログラムや資格取得の方法について詳しく説明していただけたので、安心しました。しっかりと自分で履修計画を立てたいと思いました。
1年生の皆さん、是非この春休みに、各自の目指すキャリアを改めて考えてみてください。そして、次年度以降の履修計画に繋げていきましょう!
(教務部委員)